三井大臣閣議後記者会見概要

H24.12.25(火) 10:33 ~ 10:41 省内会見室

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。今日の閣議は特にございません。

質疑

記者:
今日投票が行われます民主党の代表選挙についてなんですけれども、海江田さんと馬淵さんの一騎打ちの構図になりますが、どちらが大臣は望ましいとお考えになるのかということも含め、この構図についての受け止めと、それから選挙後に民主党がどのように立て直しを図っていくべきかという点について改めてお考えをお聞かせいただけますでしょうか。
大臣:
両候補とも私は大変親しくさせていただいておりますし、どちらかといった場合、経験豊富なということで申し上げればやはり海江田さんなのかなと。ただ、いずれにしてもどなたが代表になったとしても、しっかり党をまとめる、そしてやはりこれからのですね、そういう意味ではリーダーシップを大いに発揮していただきたいと思っています。
記者:
先週末なんですけれども、年金局と厚労省の所管のRFO(独立行政法人年金・健康保険福祉施設整理機構)の方が、社会保険病院の四つの病院で決算の時点で5億円の使途不明金について特別損失として計上したという事案を中間報告を発表したんですけれども、この件について厚労省としての対応をお聞かせいただけますか。
大臣:
いずれにしましても不適正な会計処理が明らかになったということは大変遺憾だと思いますし、またこの複数の社会保険病院でこの全国社会保険協会連合会に対しまして徹底的な原因究明と、組織体制を含めて総点検を行いますように厳正に指導しているところです。
記者:
関連で2点。まず、2005年に厚労省の方から外部監査を導入するように指導しましたが、その後も外部監査が導入されずに今回のようなずさんな経理につながったと思われるのですが、この点についての受け止めと、それから使途不明金が少なくとも5億円ということでかなり額が大きいと思うのですが、現時点のところ事件に発展するようなものはあるというふうに考えておられるのでしょうか。
大臣:
まず1点目ですけれども、国の責任ですけれども、病院ごとに外部審査を導入して指導してきました。また全社連の取組のフォローアップは十分に行うべきだったという反省点があると思います。今後社会保険病院の外部監査の導入など厳正に指導していきたいと思っております。それから、2番目の質問ですけれども、まだ断定できるものはございませんので、これから調査をよくしてですね、それからまずは調査をしていくということですね。
記者:
定例の閣議、今日最後だったと思うんですけれども、今日の最後の閣議について御感想とか、御所見があればお聞かせください。
大臣:
まあ、寂しい気もしますよね。いずれにしても、今日でお話ししますけれども87日間というのは短かったような気もしますし、そういう意味では今日の閣議もほとんど何もございませんでしたし、そういうことでは、まあ、ということです。
記者:
韓国では禁止されている幹細胞治療が日本では大量に大規模に行われているということが報じられて、韓国政府がこの件で調査に乗り出すというふうに報じられているんですけれども、厚労省としての対応を。
大臣:
今回この事実関係というのは関係自治体とも連携して事実関係の把握に努めていくことが必要な対応だと思っています。
記者:
先週の閣議の時間って田中大臣からお葬式のような雰囲気だったというような発言があったんですが、今日の最後の閣議はどんな雰囲気だったんでしょうか。
大臣:
個人の感想ですからね。どんな感想というのかな。まあ、静かでしたね。確かに。特に発言は何もありませんでした。
記者:
先週宮崎県の方でノロウイルスの集団感染がありましたが、前掛けが品薄で足りなかったというような、そういう衛生管理体制の感染防止で厚生労働省として考えていることはありますか。前掛け不足とか衛生管理の面で後押しするような動きというのは何か考えられていますでしょうか。
大臣:
いずれにしましても、しっかりした原因がですね。はっきりした原因がよく分かりませんので、いずれにしてもどういう感染経路なのかも含めてよく調査をしていきたいと思っています。あと詳しいことについては事務方の方から聞いてください。
記者:
先週もちょっと言及があったんですけれども、大臣は民主党で必ず必要とされる人材というか立場だと思うんですけれども、今後の政治活動というか、今後の選挙を含めて、身の振り方というか、現時点でどのようにお考えでしょうか。
大臣:
ショックが大きくてまだそこまで何も考えてはいません。

(了)