小宮山大臣閣議後記者会見概要

H23.09.09(金)10:06~10:11 省内会見室

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
私の方から、今日特に閣議の内容についてご報告することはありません。

質疑

記者:
今日三次補正の要求の締め切りだと思うのですけれども、厚労省としてはどういった方針、規模で要求をされていくのでしょうか。
大臣:
平成23年度第三次補正予算の要求につきましては、本日9日までに行うこととされています。厚生労働省では一次、二次の補正予算を通じまして、被災地の復旧の支援などに努めてきました。そして、雇用の面などで前からお話しているように、第三次補正予算につきましては、復旧支援はまだ必要な所はしっかりと行うとともに、政府の復興の基本方針を踏まえまして、被災地の本格的な復興が図られるように必要な予算を要求するようにしています。具体的には、東日本大震災にかかる復興支援としまして、医療や介護などの、地域における暮らしの再生支援、食品の安全確保等の原子力災害への対策、医療施設等の防災対策等の今後の災害への備え、こうしたことに取り組むとともに、復興と合わせまして円高対応も含めた雇用対策、こうしたことにしっかり力を入れて取り組んでいきたいと考えています。本日夕刻には財務省に要求を提出する予定ですので、要求内容の詳細については、要求を行った後速やかに、事務方から説明をすることにしていますので、それまでお待ちいただきたいと思います。 以上です。
記者:
その三次補正の中で、B型肝炎の和解金支払いのための基金も積まれると思うのですが、こちらは今現在どういった方針や規模ですか。
大臣:
金額については、財務省へ要求をする時まで待っていただきたいと思います。
記者:
昨日サッカーのなでしこジャパンが引き分けでしたけれども、ロンドン五輪決定についてのご感想をお願いします。
大臣:
大変よかったと思っています。震災があって日本全体がなかなか元気になれないところに大きな元気を運んでくれたのが、なでしこジャパンの先日来の活躍だと思っていますので、今回は日程的にもきついし、やはり昨日の対戦相手などは若いチームだったので、非常に日本としては苦しい試合だっと思いますけれども、結果がとにかく伴ってきているので、またしっかりと練習を重ねて、オリンピックでも、きっと良い活躍をしてくれるものと期待しています。
記者:
B型肝炎訴訟の関係なんですが、金額はまだ後ということでしたけれども、基本方針で遊休資産の売却ですとか基金の剰余金の活用ということを決めてらしたと思うのですが、具体的にどういったものを充てるというのは。
大臣:
そうですね。B型肝炎訴訟については夕方にしっかりと確実なところをお話したいと思っています。ただ、B型肝炎訴訟についてしっかりと財源をここで確保するということは税調の中でも確認をとっておりますので、しっかりとした金額は充てられると思っています。
記者:
昨日総理も被災地の方に初めて行かれ、いろいろな情報とか現地の声など聞いてこられたと思うのですが、閣議で特に厚労省に関することで新たな指示ですとかはありましたでしょうか。
大臣:
いえ、具体的な指示はありませんでした。ただ、昨日も皆さまの前でも総理から申し上げたように、福島の復興なくして日本の復興はないということで、決意を持って取り組んでほしいというお話はありました。

(了)