加藤大臣会見概要(大塚眼科クリニック視察後)

(令和5年7月24日(月)14:12~14:18 大塚眼科クリニック(川崎市))

広報室

会見の詳細

発言要旨

大臣:
 今日はマイナンバーカードを健康保険証として積極的に利用していただいております大塚眼科クリニックを視察させていただきました。短時間ですが院長先生と患者さんとも色々とお話を聞かせていただきました。実際に受付からの流れを見まして私も初めて使ったのですが、非常にスムーズ。初診であれば私のカルテの名前などが出来上がっているわけですから、そういったことも含めて事務の負担の軽減にもなっているのではないかと思いますし、また院長先生からお話がありましたが、今回のところで使っておられる薬がよく分かるということですから、より適切な診療、それからここは電子処方箋も入れておられるということで、より一層そういった意味でのチェックがしっかりとなされているということだと思います。まさにこういう形でこの仕組みがちゃんと出来上がって、そして信頼される中で、さらに処方箋をはじめこれからいろんな情報が繋がっていく、より一層そうした濃い診療をしていただけるし、それから今お話があったように診療時間も目の前でデータが出てくれば短縮化できる、待ち時間も少なくなったというお話も聞かせていただいたところであります。患者さんから見てもいくつか行っているときは、このカード1枚でするというメリットもあるということでした。こちらは診察券を発行せずにマイナンバーカードそのもので処理しているということですから、久しぶりに行くと診察券を探すのが大変だったりといった手間もないですし、他のみなさんもやられてた診察券を発行しなくて済むといったメリットもあります。さらにはそうしたことを通じて受付の方もより簡便になって、こちらはさらにキャッシュレスもやっておられるということですから、よりここでチェックをすれば基本的には処方箋をもらって薬局に行って処方してもらうという、非常にスピーディーな運営にも繋がっていくし、そういったことは病院にもプラスだと思いますし、待つ時間が短くなったりといったメリットがあるということを改めて聞かせていただいたところです。もちろん今ある様々な課題に対してしっかりと対応していくと同時に、こうしたメリットというものを多くの方に理解していただいて、そして活用いただけるということが非常に大事だと思っております。

質疑

記者:
さきほど患者様からも便利との話がありましたが、マイナ保険証の別人の情報の紐付けのミスが相次ぐ中、今後どのようにマイナ保険証のメリットなどをアピールしていきたいと思いますか。
大臣:
それに関してはすでに着手しておりますが、新たな登録についてはミスが生じないようなダブルチェックの仕組みをしていく、それからすでに紐付けがなされているものについても全体をチェックするという2つを走らせることによって、そういったものが無いようにしていきたいと思います。
記者:
こういったマイナの数々の問題が取り沙汰される中で、このタイミングで大臣が視察をされる意義・狙いについてお願いします。
大臣:
メリットがよく見えないというお話もありましたので、そのメリットもよく理解していただいた上で、そういうような方々が判断していただくということが大事なのだろうと。実際色々なところでお話をしていただいたところ、自分のマイナポータルを見たことがある人が非常に少ないです。ですからどういう情報が自分のマイナンバーから見ることができるのか、またその上で例えば医療機関ではどういう形で今申し上げた様々なメリットが出てきている、実際使ってみていただけるように、まずは信頼をしっかりと取り戻すべく努力をしていきたいと思います。
記者:
先ほど初めて使ったとおっしゃったのですが、それは診察券としてマイナ保険証を使ったのが初めてということでしょうか。マイナ保険証を使ったのが初めてということでしょうか。
大臣:
私はここで診察はしていないですから、マイナンバーカードで受診したのは初めてです。
記者:
先ほど実際使ってみていただけるようにというお話がありました。やはりPRもあると思うのですが多くの国民の皆さんに使って欲しいというお気持ちはやはりあるということでしょうか。
大臣:
使って欲しいというよりも、これだけのいろんなメリットがあってご本人の診療にもプラスになりますし、それから医療機関にとっても効率化され、さらに言えば待ち時間の短縮化にも繋がっていく訳でありますから、そういったメリットを皆さんに享受してもらえる社会を作っていくということが大事だと思っています。

(了)