加藤大臣会見概要
H29.11.29(水)8:42 ~ 8:45 ぶら下がり
広報室
会見の詳細
閣議等について
- 大臣:
- おはようございます。私からは特にございません。
質疑
- 記者:
- インフルエンザについて、民間の医療機関ではワクチンが不足するといった声が上がっています。これについての大臣の受け止めと今後の対策をお聞かせください。
- 大臣:
- 私の耳にもなかなか接種してもらえなかったといった声が届いておりますので、これにはしっかり対応していかなければならないと認識しております。今年度のインフルエンザワクチンの供給は、当初の株の選定の段階でワクチン株を切り替えた影響があって、供給が少し遅れているということもあり、今申し上げた状況になっております。また併せて、ワクチンの使用の仕方としては、13歳以上の方は、中には念のためということで2回受ける方もいるわけですけれども、原則1回としていただく、あるいは、医療機関において必要量以上に購入することがないよう適正に購入していただくといったことを申し上げるとともに、なかなかワクチンが行き渡っていないという声があるので、供給関係者にしっかり出荷を前倒しにするとか、偏在がないようにしてほしいということを、9月15日、11月14日、21日と数次に亘って申し上げているところです。今年の製造予定量は2634万本であるのに対して、昨年度の使用量は2642万本で、若干少なめに聞こえますが、今申し上げた接種を1回にしていただくことにより行き渡っていけると考えておりまして、いずれにしても需給状況をしっかり見ながら、インフルエンザワクチンが供給され、皆さんに接種をしていただき、インフルエンザに備えていただけるような環境作りに全力で取り組んでいきます。
- 記者:
- 先ほど北朝鮮からミサイルが発射されたという情報がありますけれども、拉致担当大臣としてのお受け止めがあればお願いいたします。
- 大臣:
- 総理から、また官房長官からもお話があったとおりでありますが、こうしたことに対して日本として断じて容認できないと強く抗議をするということでありますし、またこの問題、核・ミサイルというのはもちろんありますけれども、拉致問題の解決につきましても引き続きしっかりと対応させていただいて、すべての拉致被害者の方々の1日も早い帰国の実現、これに向けて本当に一刻の猶予もないんだというこの切迫感を共有して、しっかりと取り組ませていただきたいと思います。
(了)