塩崎大臣会見概要

H29.4.21(金)8:51 ~ 8:54ぶらさがり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。私からは特にございません。

質疑

記者:
バイエル薬品をめぐる問題で、医者の名義で発表された論文が実は、会社側が代筆したものだと疑いが出ておりますが、大臣の御所感と製薬業界全体に対するすべきことなどのお考えをお聞かせ下さい。
大臣:
これは委員会でも取り上げられておりますけれども、バイエル社の事案は現在、バイエル社が外部の専門家により事実関係を調査をしております。患者の信頼を得ながら事業を行うべき製薬メーカーが、不適切なアンケート調査をやっていたということは極めて遺憾なことでございます。厚生労働省としては、今回の事案を徹底的に調査をすることが基本でありまして、法令遵守の面でどのような改善点が必要なのかということを明らかにして、分かった段階で製薬業界に対して必要な指導を行っていきたいと考えております。
記者:
靖国神社の春の例大祭が行われておりますが、大臣は参拝の御意志はありますでしょうか。
大臣:
これは閣僚として、適切に判断をしてまいりたいと思います。
記者:
今朝の一部報道で、一昨日大臣がアメリカのロス米商務長官とお会いになり、ロス米商務長官から新薬の引き下げについては慎重に検討するようにとの要求があったという報道がありますが、事実関係の確認をお願いします。
大臣:
私は実は旧知の仲でありまして一緒によく金融の会議に出ておりました。従って幅広く、短時間ではありましたけれど色んなことを議論いたしました。特に投資と貿易の拡大、そしてイノベーションの重要性ということでありました。当然医薬品の問題も厚労省ですから話題には上がりましたけれども、私のほうからイノベーションの推進と国民皆保険の堅持というような我が国の基本的な立場をまず説明して、当然医薬品の問題も含めて議論はオープンにやっていきましょうということでありますが、薬価制度の個別の要求があったということではございません。

(了)