塩崎大臣閣議後記者会見概要

H27.8.28(金)8:48 ~ 8:51 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。私の方から2件ございます。まず、子どもの貧困対策会議につきまして、本日閣議に先立ちまして、子どもの貧困対策会議が開催をされまして、ひとり親家庭等に対する支援の充実策、児童虐待防止対策の強化の方向性について報告がございました。全ての困っている子どもたちが輝く未来を実現するためには、ひとり親家庭等の支援や児童虐待防止に向けたあらゆる取組を強めていくことが大変大事であります。厚生労働省としては、今回取りまとめられた方向性に沿って、年末にかけて更に議論を深めてまいりたいと思っておりますし、児童福祉法の改正についても今日はご報告をさせていただきました。それから、7月の完全失業率は前月と比べ0.1ポイント低下して3.3パーセントとなり、有効求人倍率は0.02ポイント上昇をいたしまして1.21倍となりまして、現在の雇用情勢は着実に改善が進んでいるという認識をしております。平成28年度概算要求に必要な雇用対策を盛り込み、雇用情勢の一層の改善に全力で取り組んでまいりたいというふうに思っております。

質疑

記者:
日本年金機構の情報流出の問題なんですが、大臣以前この問題に関して、(日本年金)機構も厚労省もけじめを付けないといけないというふうにおっしゃいました。このけじめについてなんですが、具体的にいつ頃けじめを付けるというお考えなんでしょうか。
大臣:
先般、三つの報告書が出てまいりました。一つは、NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)、サイバーセキュリティの本部ですね、それから(日本年金)機構自身、そして最後に、第三者検証委員会(日本年金機構における不正アクセスによる情報流出事案検証委員会)、甲斐中委員会から出てまいりました。今それぞれ中身をよく精査をして、改めてこの事案とその後の経緯、対応などについて点検をしておりまして、そういうことを踏まえて前々から申し上げているように、けじめを付けたいと思いますし、また役所に関しても、そして(日本年金)機構に関しても、それなりの処分というものが出てくるんじゃないかというふうに思いますので、それにつきまして今慎重に検討を重ねているところでございます。

(了)