塩崎大臣閣議後記者会見概要

H27.7.14(火)8:44 ~ 8:48 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
おはようございます。私からはありません。

質疑

記者:
年金情報の流出問題に関連してなのですが、昨日、日本年金機構の理事長が謝罪の会見を行いました。このタイミングで会見を行ったことについての受け止めと、先日、厚生労働省の有識者検証委員会が、8月中旬にも中間的な報告をまとめるということを明らかにしました。この時期についての受け止めと、厚生労働省として検証して再発防止策等を打ち出すことにしていると思いますけれども、このタイミング、8月中旬というものと比較してどのようなタイミングを考えていたのかよろしくお願いいたします。
大臣:
昨日、日本年金機構の方から情報が流出していたにも関わらず、流出していなかったというふうに御案内をしてしまったケースについての報告とお詫びがあったというふうに聞いております。この件についても、私どもの方にその発覚と同時にすぐに報告がなかったということは極めて遺憾でありますし、またこのような間違いが起きたということは、年金を受け取る皆様方、あるいは加入者の皆様方には大変申し訳ない限りで、監督者としてもお詫びを申し上げたいと思います。対象になった方々にはきっちりと説明と、そしてお詫びを一人一人戸別訪問して行うということで、残り少なくなってきたといえども、これを一日も早くやるということが最も大事だというふうに思いますし、私どもとしては(日本年金)機構と厚労省との間、年金局との間がより緊密な連絡・報告体制ができるように、そして監督の体制を私どもとしても更に強めていかなければならないと思っているところでございます。それから、中間報告が検証委員会から出されるということが発表になりました。これは、甲斐中委員長がそれなりに総合判断をした上で、お決めになったことというふうに理解をしておりますので、それはそれとして厳粛に受け止めてまいりたいと思います。厚労省自身の検証については、できることから実行に移すということが基本でありますので、自らの反省の下で出てきた結論については、検証委員会の結果を待たずとも厚労省として実行に移していく。いずれにしても最後は検証委員会の結果も踏まえた上で、更に何をすべきか考えるべきだと思います。
記者:
安保法制がいよいよ採決をされます。安倍内閣の一員として議論をされ尽くされたのか、また国民の理解が得られると考えてらっしゃいますでしょうか。
大臣:
いろんな世論調査などを見てみると、説明が十分だという理解はまだ進んでいないというふうに思いますので、これは与党として提案をしている限りは、そして、私たち内閣の一員としても国民に対する説明責任は引き続き果たしていくべきだというふうに思っています。より深い理解の下で国の安全保障は考えられるべきというのが基本だと思います。一方で、国会審議は国会でお決めになることでありますので、この御判断は国会の方で、委員会の方で適切に判断されるのではないかというふうに思います。

(了)