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平成25年6月28日 医薬食品局食品安全部監視安全課 道野(2495) 今西(2455) (電話代表) 03(5253)1111 (電話直通) 03(3595)2337 |
フランス産牛肉及び子牛肉の混載事例に関するフランス政府の調査報告書の提出
本年4月26日に公表したフランス産子牛肉(頭肉)及び5月20日に公表したフランス産牛肉(舌)の混載事例について、フランス政府から調査報告書が提出されました。
本調査報告書について内容を精査したところ、再発防止に必要な改善措置がとられたことを確認しましたので、本日付けで対日輸出施設5施設からの輸入停止措置を解除することとしました。
1.経緯
本年4月26日に確認されたフランス産子牛肉(頭肉)及び5月20日に確認されたフランス産牛肉(舌)の混載事例について、6月27日、フランス政府から別添(仮訳、英文)の原因及び改善措置に関する調査報告書が提出されました。
本調査報告書について内容を精査したところ、再発防止に必要な改善措置がとられたことを確認しましたので、本日(6月28日)、対日輸出施設5施設からの輸入停止措置を解除することとしました。
(参考)事案の概要
検疫所の現場検査において、下表の貨物について輸入条件である扁桃の除去が不十分であることを確認。
<貨物1>
公表日 :4月26日
処理施設 :ETABLISSEMENTS JEAN CHAPIN
輸入品 :子牛頭肉(2箱・10kg)
<貨物2>
公表日 :4月26日
処理施設 :TENDRIADE-COLLET-TENDRIADE COLLET CHATEAUBOURG
輸入品 :子牛頭肉(2箱・15kg)
<貨物3>
公表日 :5月20日
処理施設 :と畜場 ETABLISSEMENTS PUIGRENIER(FR 03.185.002 CE)、カット施設 ETABLISSEMENTS PUIGRENIER(FR 03.185.005 CE)
輸入品 :牛舌(4箱・78kg)
<貨物4>
公表日 :5月20日
処理施設 :GROUPE BIGARD
輸入品 :牛舌(2箱・14kg)
2.調査報告書概要
1)原因
関係者における牛舌からの扁桃除去方法に関する情報が不足していた。
2)改善措置
(1) 日本で実施されている牛舌からの扁桃除去方法を、公的機関及び当該施設に周知した。
(2)扁桃除去方法について、当該施設は日本で実施されている方法に合致するように修正した。
(3) フランス当局は、当該施設における修正方法が日本で実施されている方法に合致していること及び効果的に実施されていることを確認した。
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