ホーム> 報道・広報> 報道発表資料> 2011年12月> 在宅酸素療法を実施している患者居宅で発生した火災による死亡事例について(3例追加公表)



平成23年12月22日

医薬食品局安全対策課安全使用推進室

 (担当・内線)室長補佐 渕岡(2751)

 (代表電話)03-5253-1111

 (夜間直通)03-3595-2435

 (FAX番号)03-3508-4364

報道関係者各位


在宅酸素療法を実施している患者居宅で発生した火災による死亡事例について(3例追加公表)


 本日、一般社団法人日本産業・医療ガス協会より、在宅酸素療法を実施している患者居宅で発生した火災による死亡事例が3例追加公表されましたので、お知らせします。
 在宅酸素療法とは、慢性呼吸不全の患者が、酸素濃縮装置(酸素を患者に送るためのチューブを含む)、液化酸素及び酸素ボンベ(以下、「酸素濃縮装置等」)を用いて自宅で高濃度の酸素吸入をする治療法です。
 酸素濃縮装置等は、適切に使用すれば安全な装置ですが、酸素は燃焼を助ける性質が強いガスですので、酸素濃縮装置等には火気を近づけてはならない旨、添付文書や取扱説明書に記載されています。
 しかし、在宅酸素療法を受けている患者が、喫煙などが原因と考えられる火災により死亡するなどの事故が繰り返し発生しています。
 これまでも注意を呼びかけていますが、在宅酸素療法を受けている患者やその家族等は、酸素吸入時にはたばこを吸わないで下さい。また、酸素濃縮装置等の周辺でのストーブ等の火気の取扱いについては改めて十分にご注意下さい。

                (参考)追加事例

発生年月 場所 年齢(性別) 被害状況 原因(推定含)
平成23年4月 長野県 70代(女) 死亡(焼死) 煙草の不始末
平成23年4月 岡山県 60代(男) 死亡(焼死) 煙草の不始末
平成23年9月 和歌山県 70代(男) 死亡(焼死) (不明:ローソクか)

ホーム> 報道・広報> 報道発表資料> 2011年12月> 在宅酸素療法を実施している患者居宅で発生した火災による死亡事例について(3例追加公表)

ページの先頭へ戻る