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フィリピンでの遺骨収集事業を再開します

~フィリピン政府との遺骨収集に係る協力覚書に署名しました~


フィリピンでの遺骨収集事業は、平成22年10月以降中断していましたが、今般、加藤厚生労働大臣とフィリピン共和国カエタノ外務大臣が遺骨収集に係る協力覚書に署名しました。

今後は、この協力覚書に基づき、厚生労働省とフィリピン政府関係機関とで構成される計画会議で調整のうえ、遺骨収集事業を再開します。


1.署名日 平成30年5月8日(火)

2.署名者 加藤勝信 日本国厚生労働大臣 

アラン・ピーター・カエタノ フィリピン共和国外務大臣

3.覚書作成の経緯

○ 平成22年10月、フィリピンでの遺骨収集事業について、収容された遺骨にフィリピン人の遺骨が混入しているのではないかとの報道があったため、遺骨収集事業を中断しました。

○ その後、事実関係を含め検証を行い、平成23年10月に公表した検証結果では、これまで帰還した遺骨にフィリピン人のものが混入している事実は認められませんでした。
○ その後、疑惑を持たれることのないよう事業の見直しを行い、これまでフィリピン政府と協議を進めてきましたが、今般、合意に達したことから、両国が覚書に署名し、遺骨収集事業を再開することとなりました。

4.覚書の概要
覚書には、遺骨収集は、フィリピン政府の承認を受け、フィリピン国立博物館立ち会いの下でのみ実施できること。遺骨の鑑定は、フィリピン側専門家と日本から派遣した職員が合同で実施することなどが盛り込まれています。詳細は別添をご覧ください。

別添[258KB]