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平成27年12月28日 【照会先】 医薬・生活衛生局監視指導・麻薬対策課 (指定薬物関係) 課長補佐 上田 達生 (2795) (無承認無許可医薬品関係) 専門官 青柳 ゆみ子 (2767) (代表電話) 03(5253)1111 (直通電話) 03(3595)2436 |
報道関係者各位
平成25年度「インターネット販売製品の買上調査」の結果を公表します
~購入したいわゆる健康食品の半数以上から医薬品成分を検出、危険ドラッグはすべて指定薬物又は麻薬を含有~
インターネット上で広告され販売されていたいわゆる健康食品及び危険ドラッグを購入し、国立医薬品食品衛生研究所で分析を行った結果、購入したいわゆる健康食品81製品中、49製品から医薬品成分が検出され、危険ドラッグ52製品すべてから指定薬物又は麻薬が検出されたのでお知らせします。
1.結果概要
(1)強壮効果を目的として使用される製品(強壮用健康食品)
50
製品中33製品から、シルデナフィル等の12種の医薬品成分を検出
(2)痩身効果を目的として使用される製品(痩身用健康食品)
31
製品中16製品から、シブトラミン等の7種の医薬品成分等を検出
(3)危険ドラッグ
平成26年1月~3月に買上を実施し、52 製品中52製品から、19種の指定薬物(うち1種は平成26年8月から麻薬に指定されたもの)を検出
(a)
3製品から買上以前より指定薬物に指定されていた成分を3種検出。うち1製品に含有されていた1種は平成26年8月から麻薬として規制。
(b) 51
製品から買上以降に指定薬物として指定された成分を16種検出
2.国民の皆様への注意喚起
医薬品成分等が検出された製品は、当該医薬品成分等に起因する頭痛、動悸、胸痛、ほてりなどの健康被害を起こす可能性があるので、個人輸入しないよう注意してください。また、これらの製品をお持ちの方は直ちに使用を中止して、健康被害が疑われる場合には医療機関を受診してください。
また、インターネット等で、違法であることが疑われる医薬品のサイトを発見した場合には、直ちに、厚生労働省・地方公共団体の通報窓口(※1)、又は、「あやしいヤクブツ連絡ネット」(※2)に通報してください。
(※1) https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/topics/tp131111-01.html
(※2)
http://www.yakubutsu.com/
3.監視・取締等の対応
医薬品成分等が検出された製品の販売サイトに対しては、その所在地が国外にある又は所在地を明らかにしていないため、警告メールの送信や、対応するレジストラへの削除要請などを行い、製品の販売及び広告が中止されるよう、指導・取締りを行っています。危険ドラッグ販売サイトについては、全て閉鎖されています。
今後も買上調査を継続し、流通実態の把握と指導・取締りを徹底していきます。
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