ホーム> 報道・広報> 報道発表資料> 2015年3月> 平成27年度 輸入食品監視指導計画を策定しました



平成27年3月30日

医薬食品局食品安全部監視安全課 

         輸入食品安全対策室 

室      長    三木 朗

室 長 補 佐    今川 正紀

監視調整係長    吉原 尚喜

(電話代表) 03(5253)1111(内線2498)

(電話直通) 03(3595)2337

報道関係者各位


平成27年度 輸入食品監視指導計画を策定しました

厚生労働省ではこのほど、平成27年度「輸入食品監視指導計画」を策定しましたので、公表します。

輸入食品監視指導計画は、日本に輸入される食品をはじめ、添加物、容器包装、おもちゃなどの一層の安全性を確保するため、輸出国での生産から輸入時までのそれぞれの段階で、厚生労働本省及び検疫所が取るべき対応について、毎年度、定めるものです。平成27年度計画の適用期間は平成27年4月1日から平成28年3月31日までで、主な内容は次のとおりです。

【主な内容】

○ 輸出国の衛生対策を推進するため、輸出国政府との二国間協議や計画的な現地調査、技術協力などを行う。また、関係行政機関と連携して海外情報などに基づく緊急対応を実施する。

○ 検疫所においては、以下を重点項目として監視指導を実施する。

・輸入届出時の審査で食品衛生法違反(法違反)の有無を確認

・法違反の可能性が低い食品などに関し、モニタリング検査を計画的に実施

(平成26年度計画件数:約9万4千件平成27年度計画件数:約9万5千件)

・法違反の可能性が高いと見込まれる食品などについては、輸入者に「検査命令」を発動(平成27年2月現在:全輸出国の17品目および31カ国1地域の76品目)

○ 検疫所においては、輸入者の自主的な 衛生管理を推進するため、輸入前指導を行うほか、初回輸入時および定期的な自主検査を実施するよう指導する。また、食品衛生に関する知識習得の啓発などを行う。

○ 輸入時や国内流通時の検査で違反が発見された場合には、回収などの対応が適切に行われるよう、厚生労働本省、検疫所、都道府県などが連携して対応する。

 

<平成27年度の主な新規掲載事項>

○ 冷凍加工食品等の成分規格違反の状況等を踏まえた加工食品の成分規格(大腸菌群等) に係るモニタリング検査を強化するとともに、その結果を踏まえ、輸入者に対し、製造 者等における衛生管理体制の徹底を指導。

○ 「輸入加工食品の自主管理に関する指針(ガイドライン)(平成20年6月5日付け食安 発第0605001号)」に基づき、輸入者に対し、チェックリストを用いた輸出国段階におけ る自主的な安全管理の徹底を指導。

本計画は、厚生労働省ホームページ内「輸入食品監視業務」のページにも掲載しています。

サイト内リンク https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000078865.html


PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。Adobe Readerは無料で配布されていますので、左記のアイコンをクリックしてダウンロードしてください。

ホーム> 報道・広報> 報道発表資料> 2015年3月> 平成27年度 輸入食品監視指導計画を策定しました

ページの先頭へ戻る