閣議後記者会見概要

H21.06.02(火)09:50~09:53 ぶら下がり

広報室

会見の詳細

閣議等ついて

大臣:
閣議については別に連絡することはありません。

質疑

記者:
郵便不正制度事件ですけれども、現局長や元部長の関与が捜査対象となっているのですが省内の調査はどのようになっていますでしょうか。
大臣:
今、省内調査をやっております。まだもちろん結果は出ていません。これは捜査当局にも全面的に協力をして、一日も早く事実が明らかになるようにしたいと思っております。
記者:
延長国会の会期が事実上決まりましたが、解散総選挙の時期もだいぶ絞られてきたと思いますが、一連の国会論戦等を通じて民主党との対立図がどのようにあると大臣はお考えでしょうか。
大臣:
様々な点があると思いますが、私の立場から言えば、きちんと仕事をして、最終的に国民の御判断を仰ぐということです。特に様々な施策について、年金を含めて、財源をどうするのかと何度も申し上げていますが、お金が天から降ってくるわけではありません。したがって、消費税を含めて税制の問題、様々な財源論争は、やはりやるべきだと思っております。
記者:
原爆症ですけれども、近く弁護団と会われるということですが、どういったお話を。
大臣:
今のところ、6月11日に今回の東京高裁の判決を受けて上告するかどうかの判断をしないといけません。まずこれが第一段階。それを決めた上で、今後長期的なことを含めてどうするかということなので、国会日程もありますが、そういう日程をにらみながら、原告の皆さん方の御意見も聴取し、政府部内で決めていきたいと思っております。
記者:
今週中にお会いできるのではないかと思っているみたいですが、それは考えてない。
大臣:
国会の日程もありますが、私の今の気持ちとしては、6月11日の法的な問題の処理、上告するかどうかも含めて検討して政府としてまずその第一段階を決め、その上でじっくりお話をした方が、2つの問題が一緒になるよりはより生産的であろうし、政治的な決断を下さないといけないとすれば、法的な問題と離した方が良いような気がします。私の今の気持ちは、6月11日が終わった後にじっくりお話を聞いて、何らかの方針を決めたいと思っております。もちろんそれまでの間に様々な御意見があれば、私ではなくても副大臣がおりますから、そういうルートもあります。そんなことで真摯にこの問題には対応していきたいと思っております。

(了)