閣議後記者会見概要

H20.08.01(金)10:40~10:46 省内会見場

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
閣議については特別ありませんが、13時30分から臨時閣議ということです。後は甘利大臣と若林大臣のWTOの苦労話をお伺い致しました。私の方からは以上です。

質疑

記者:
今日内閣改造ということですが、就任から11ヶ月を振り返っての今のご心境をお伺いしたいのですが。
大臣:
年金、医療、介護、労働問題まで、それから、途中で餃子の問題も出てきたりで国民生活に緊密に関係のある分野ですから、問題山積ですのでそれを一つ一つ全力を挙げて解決に努力してきたということに尽きると思います。
記者:
総理から改造に向けて何かお話はあったでしょうか。
大臣:
全くありません。
記者:
「安心と希望の介護ビジョン」や「安心と希望の医療確保ビジョン」とか「厚生労働行政在り方懇談会(仮称)」とか大きなものに手をつけ始めたばかりということに対する思いなどはありませんか。
大臣:
改造がいつあるとか、そういうことを想定していたら何もできませんし、しかも、今日のことだけをやるというわけにはいきませんので、すべての問題はいつまでの計画で行うということで、計画を立ててやらなければいけません。基本的には予算編成に向けて、私だけではなくてすべての大臣が、いろいろな政策をやっていっているわけですから、改造とか政局とかそちらに合わせて政策はやるわけではありません。ですから、粛々とそれは行ってきましたので、特別な思いもなければやらないといけないことは、きちんとやってきたということに尽きます。
記者:
やり残した感や、あるいは自分が変わったら動きが止まってしまうのではないかという思いは。
大臣:
自民党、公明党の中にも優秀な人材がたくさんいますから、そういう意味ではどなたがおやりになってもやるべき改革はやらないといけないと思いますので、それはどの閣僚にしても同じだと思います。
記者:
では留任への思いは特にないと。
大臣:
特別にございません。要するに、最後の瞬間までというか、どの時点においても全力を挙げてきましたし、その姿勢に変わりはありません。
記者:
年金記録問題の最後の一人までという思いも大臣が交替したら、後任の誰かが引き継いでくれるのかどうかについては。
大臣:
これは政府・与党の約束ですから、昨年の7月5日の約束どおりにきちんとやってますので、それは新しい内閣になって方針を転換すれば別ですが、7月5日の政府・与党の決めたことにしっかりと従っていけば、方向は同じだと思っております。
記者:
新しい内閣にはどういうことを期待されますか。
大臣:
それはやはり非常に今国民の生活に対する不安や何かがありますから、やはり不安の解消をして、若者が希望を持てる「安心と希望」という言葉に尽きると思います。それを実現する事だと思います。
記者:
新大臣に対しては。今日、とりあえず留任もあるかもしれないですけれども、新しい大臣に対して期待することは。
大臣:
それはやはり「5つの安心プラン」というのを作っておりますから、これは、厚生労働省だけのプランだけではなくて、福田内閣のプランでありまして、福田さんが総理である以上は、これをきちんとおやりになるわけですから、それは次の方もしっかりやっていただきたいと思っております。
記者:
先程の閣議又は閣僚懇談会の中で総理から内閣改造に関して総理から何かお話やメッセージ等はなかったということなのでしょうか。
大臣:
全くありません。ただ官房長官から「13時半に臨時閣議を開く。」それだけです。
記者:
今日午後3時からある、「厚生労働行政在り方懇談会(仮称)」は、とりまとめの後でも出席されるということでよろしいでしょうか。
大臣:
今ちょっとこういう状況になりましたから、最初は、夕方6時とかいう話がありましたのですけれども、今の段階では、午後1時半臨時閣議ですと、やるのが非常に難しくなったかなという感じがしております。今最終的にどうするかの詰めを、奥田さんが座長なので、相談しているということです。
記者:
肝炎の会議は思い入れがあると思うのですけれども、こちらの方には出席されますか。
大臣:
これは午後1時からですから、冒頭のご挨拶をすることだけでも必ず出たいと思っております。
記者:
今日、生活保護の自立支援プログラムについて、総務大臣から勧告があったかと思うのですが、それについてコメントいただけますか。
大臣:
これは、先程閣議の前に総務大臣から改善策をいただきましたので、これについてはきちんと検討した上で必要な改善策を講じたいと思っております。

(了)