閣議後記者会見概要
H20.04.08(火)09:18~09:23 ぶら下がり
広報室
会見の詳細
閣議等について
- 大臣:
- 閣議前に男女共同参画推進本部がありまして、女性の参画加速プログラムこれを作成するので厚生労働省もしっかりやると。あと閣議は特別何もありません。
質疑
- 記者:
- 一部報道でねんきん特別便といいますか、これからのお知らせにもしも、何か宙に浮いた記録が見つかった場合、宙に浮いた記録を書いてですね、ねんきん特別便といいますか、お知らせを送るというような報道が出ているんですが、そういう検討されていらっしゃいますでしょうか。
- 大臣:
- まだ何も決まってません。いろいろなご意見が国会の場でもありますし、いろろいろなことの検討はやりますけども、まだ今の点について具体的なことは何も決まってませんし、私も何も決定していません。
- 記者:
- 検討はされているんですか
- 大臣:
- 昨日の委員会でも答えましたように、いろいろな意見がありますから、そういう意見もあるということでこれは検討するということですけど、まだ具体的にどうこうするというようなことではなくて、これは作業委員会とか特別チームがありますから、こういうところにも諮らないといけませんし。それから今、ねんきん特別便を9500万人の方にお送りし始めていますから、そういう反応を見たりしてしないといけないので、常にいろいろなことは検討しています。そして問題が大きければ途中でねんきん特別便の最初の案を、もう少しわかりやすく変えましたね。そういう努力はやっています。そういう意味でのいろいろな検討はしますけれども、一部の報道にあったような形の具体的な検討というのは、まだ何も入っておりません。
- 記者:
- 原爆症認定ですけれども、新基準での審査が始まって、63人が認定されましたけれども、受け止めをお願いいたします。
- 大臣:
- これは、新基準が当てはまれば即認定すると。ですから、これで今までの10倍の1800人くらいを認定できると思いますし、その新しい基準にそのまま当てはまらなくても、個別総合的に判断してやるということで、お年も召されているし、なるべく前向きに積極的に一人でも多くの方を支援するという姿勢で今後ともやっていきたいと思います。
- 記者:
- 最初の認定の中に集団訴訟の原告16人が含まれて認定されましたけれども、これまで控訴している、まだ係争中であるということからすると矛盾するのではないかという指摘もありますけれども、その点いかがでしょうか。
- 大臣:
- これはもう、専門家の方々が認定基準に基づいて個別のものも具体的に判断してやった結果ですから、司法判断とこちらとはまた別の話なので、着々と新しい基準に基づいて救える人を救う。この方針で何も問題ないと思います。
- 記者:
- 除草剤入りのお茶がまた見つかったということですけれども、何かご対応をお考えでしょうか。
- 大臣:
- 今朝4時半に岸田大臣の下に関係の部局を集めてこの対応を考えました。ちょっと朝のニュースまでにまだ間に合いませんでしたけれども、二つの種類の、いわゆるペットボトルのお茶にそういうものが入っていたということで、これは国民の皆さん方に注意喚起をするしかありません。いろいろ私達も対応をとりますけれども、スーパーマーケット等で人の目につかないところでパッと開けて、除草剤を入れる、でまた閉めるということがある。ですから、是非これは、国民の皆さんがお買い求めになる時に、ボトルの蓋が緩んでいないかどうか、そういうことがあればすぐにお店の方に言っていただく。お店の方は、保健所に届けていただく、ないし警察に届けていただくということで。こういうことを買い物する時に注意するというのは本当に嫌なのですけれども、残念なことにこういう悪事を働く人がいるわけですから、ご購入の際に是非注意していただきたい。厚生労働省としても食の安全という観点からいろんな手を打ちたいと思います。
- 記者:
- 食の安全に関連して、例のギョウザ問題から2ヶ月余りたちますけれども、振り返られてみて改めて今のお考えをお聞かせ下さい。
- 大臣:
- まだこれは真相究明というのは中国側と今警察当局等で進んでいますし、我々も厚生労働省の係官を北京に既に派遣をして常駐させております。いろんな体制を整えていますけれども、まずはやはり真相究明ということをやらないといけないので、これは外務当局を通じ、また警察を通じてお願いしているし、現にまだ捜査の段階だと思います。ただ、もう一つは、やはり私達の食というのが相当中国の食品に依存している面がありますから、これが全て駄目だということになれば、これは日本の食生活に大きな影響を与えますから、一日も早くこの真相究明して中国側にも相当努力していただいて、安心していろんな物が食べられることができるようにしたいと思います。それから、検疫体制を強化したり、いろんな食品の審査基準を厳しくしておりますので、ポジティブリストの問題であるとか、保健所の届け出体制をもっと迅速にして、亡くなった方が出なくても、重篤な方が出ればすぐ知らせて下さいと、いろんな手を打っておりますので、今後ともきちんとこういうことをやっていきたいと思います。
(了)