閣議後記者会見概要

H18.08.04(金)10:22~10:26 省内会見場

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今日は、厚生労働省関係の案件は、児童福祉法施行令及び社会福祉法施行令の一部を改正する政令の1件のみでございました。官房長官から、イラク人道復興支援特措法に基づく対応措置に関する基本計画の変更について、すなわち、イラクのサマーワにおいての人道復興支援活動、その活動目的を達成したと判断し、同地から撤収させることを発表しましたというご発言がございました。それを受けて、外務大臣臨時代理である安倍官房長官から、同じような発言がございました。防衛庁長官からも、同様の発言がございました。以上です。

質疑

記者:
安倍官房長官が官房長官就任後に靖国神社を参拝したことが明らかになりましたが、これについて、政治家としてのご所見をお伺いできますでしょうか。
大臣:
これは、総理の参拝も、安倍さんの参拝もそれぞれ自分の信条に基づいてのことでしょうから、私どもから何を言うということでもない。自分の信条に基づいて最適だと思うことを。ただ、自分だったらどうですかと聞かれたら、自分の考え方を述べるというのは政治家でしょうから。
記者:
今後のアジア外交への影響については、どのように考えますか。
大臣:
今後、安倍さんがどういう対応を取られるか聞いていませんので。総理になられた場合にどういうお考えをされるかというのは、またこれからの議論ではないですか。
記者:
安倍さんが総理になられたら、どうするかというのをまだはっきり言っていないですけれども、言うべきだと思いますか。
大臣:
これも個人の話だからね。ただ、全体のトーンとしては、明確にすべきだという議論が多くなるのではないだろうかなという思いはしますね。
記者:
理由は。
大臣:
総裁選挙という投票を入れる人に対して、明快にしておくという必要はあるかもしれないな。
記者:
改めてですが、この問題、総裁選の争点になるべきかどうかについてのお考えを聞かせていただけませんでしょうか。
大臣:
いろいろなことが、当然、争点になるはずで、外交の進め方について、今回の総裁選挙で大きなテーマになっていることは事実でしょう。そこは、一昨日ですか、安倍さん自身も日中関係というのは大事にしていきたいという発言もされたように聞いていますので、やはり外交というのは大きな切り口になるのではないでしょうか。内政問題とまさに車の両輪ですから、日本の政治の。

(了)