閣議後記者会見概要
H17.03.18(金)08:52~08:57 参議院議員食堂
広報室
会見の詳細
閣議について
- 大臣:
- 今朝の閣議でございますが、私から春闘情勢について報告をいたしました。これは後ほど改めてまた少し申し上げます。その次にエネルギー・環境閣僚円卓会合の結果について環境大臣から発言がございました。
閣僚懇談会について
- 大臣:
- 京都迎賓館開館披露式典の開催について内閣官房長官から、津波対策検討委員会の提言について国土交通大臣から発言がございました。
春闘情勢について
- 大臣:
- 春闘情勢につきましては、今春闘では3月16日以降民間主要組合に対して賃金、一時金等に関する回答が示されております。これまでの回答は、賃金については、ベース・アップを要求しなかった電機産業に代表されますように、ほとんどの企業においていわゆる定期昇給相当分を維持する内容となっております。また、一時金については、各産業・企業における業績を反映したものになっておりまして、自動車及び鉄鋼産業の業績好調な企業におきましては過去最高額となっております。そのような情勢を報告をしたところでございます。以上です。
質疑
- 記者:
- 本日官邸の方で社会保障の在り方に関する懇談会がありまして、医療費の抑制、どうやって抑制していくかということを厚生労働省の方から積極的に今までのような生活習慣病対策と病床規制の方ですね、どうやって進み、どのような効果があるかというのが示されると思うんですが、今一方で医療保険制度改革ということで政管健保を分離して新たな公法人を作って保険者の機能を果たすということになっていますが、今日そこら辺はどういうふうに組み合わせて説明されていくのでしょうか。
- 大臣:
- 今日、今大きくおっしゃいました二つのものをそう組み合わせてご説明申し上げることはありません。これはこれ、これはこれでご説明申し上げるということになります。
- 記者:
- 総合規制改革会議の方で、医師免許の更新について答申が盛り込まれる意向だということですが、これについては。
- 大臣:
- これは今後いろいろなご議論がありますから、議論を見守りたいと思います。
- 記者:
- これについては医師会は反対をしているわけですけれども、役所としてはどういうスタンスで臨まれるのでしょうか。
- 大臣:
- まだ厚生労働省として意見をまとめているものではありません。したがいまして、いろいろなご意見がこのことについてありますから、お聞きをいたしたいと思います。ただ大きくは「問題があった医師をどうするか」というのと「医師全体のレベルをどうやって上げるか」という二つのことがあるとは考えておりますが、それぞれについてまた私たちなりに考え方は示していきたいと思っております。
- 記者:
- 大臣の現状認識としてはどうなのでしょうか。このままでレベルを上げるということ、全体のレベルが上がるということと、問題のある医師のことをどうするのか、大きく二つですけれども、現状のままでいっていいのか、それとも何か変更していかなければいけないという考えがあるのかどうか。
- 大臣:
- 今そのことを含めて、変えるのか、どうするのか、このままでいいのかという両方のご意見がありますから、もう少しご意見を見守らせていただきたいと思います。
(了)