閣議後記者会見概要

H16.01.16(金)9:25~9:30 省内会見場

広報室

会見の詳細

閣議等について

大臣:
今日は閣議の方におきましては、食品安全基本法第二十一条第一項に規定する基本的事項について、これは内閣府の特命担当大臣の方からは発言がございました。それから、平成16年度の税制改正の要綱につきまして財務大臣から発言がございました。イラクの復興開発に対する緊急無償資金協力について外務大臣から、アメリカ、東南アジア訪問につきまして茂木国務大臣からの報告があり、中川経済産業大臣のアメリカ合衆国、ベトナム社会主義共和国及びカンボジア王国の歴訪につきまして報告があったと、以上でございます。

質疑

記者:
昨日から年金改革をめぐる与党の協議が再開いたしましたけれども、パートの適用拡大と在職老齢年金制度の70歳以上の拡大についても慎重論というか先送り論が強いのですけれども、この点をどうお感じでしょうか。
大臣:
まだ詳しくは聞いておりませんけれども、まだ話し合いスタートしたところでありますので、今月いっぱいかけましていろいろご議論いただけるものというふうに思ってます。いろいろのご意見あると思いますが、特にパートのところは私も方向性を示しながら一歩一歩行くようにしたいと、そう一挙にことをやろうと思いましてもこれはなかなか難しいのだろうというふうに思っておりますから、徐々に段階的にどう進めるかといったことをご相談を申し上げたいというふうに思ってます。
記者:
方向性というのをもうちょっと具体的に。
大臣:
これはもうお話をいろいろしていただいて、その中で結論出していただければというふうに思っております。
記者:
閣議の後に中川大臣と亀井大臣とBSEの件でお話をされたということなのですが、どのようなお話をされたのでしょうか。
大臣:
中川大臣がアメリカ訪問をされまして、向こうでいろいろの大臣とお会いになって出たお話を聞かせていただいたということであります。そこで何かことを決めるとか、そういうことではございません。向こうの、アメリカの状況をお聞きをしたということで。
記者:
厚生労働省の所管ではないことと認識していますが、公的年金の改革と並行して、その他の例えば共済年金ですとか、あるいは議員年金ですとか、そういったものの改革の度合いはどうなっているのか、あるいは不平等感があるのではないかといったような疑問の声が出ているように認識しているのですけれども、これについて大臣はどういうふうにお考えでしょうか。
大臣:
厚生年金の改革が進めば、それにあわせて共済年金等も私は改革されていくものというふうに思っております。これまでも厚生年金をどうするかということによって共済年金もそれに準じて変わってまいりましたし、やはりそうせざるを得ないというふうに思います。議員年金の方は、これは全く国会サイドの問題でございますので、私が言うわけにはいきませんけれども、もれ聞くところによりますと国会議員の年金についても国会の方でご議論をいただくというふうに聞いておりますから、それは結構なことだというふうに思っております。

(了)