閣議後記者会見概要
H14.07.12(金)9:28~9:30 ぶら下がり
広報室
会見の詳細
質疑
- 記者:
- 宮路副大臣の口利き問題なんですけれども、ご本人の進退についてと、この辺のご所見をいただければと思うんですけれども。
- 大臣:
- 昨日委員会での発言を聞いておりますと、後援者の皆さんからのご依頼があって、そしてそれを大学に問い合わせたということは事実のようでございます。しかし本人の話を聞いておりますと、問い合わせはしたけれども、それは合否の結果を知らせて欲しいということを言ったのであって、いわゆる裏口入学といったような問題ではないと、こういう発言だったというふうに思います。それで私はことの次第というものをご本人がもう少し詳しく、やはりご説明になる必要あるというふうに思っております。したがいまして、それが委員会の場なのか、どういう場なのか、一度そういう場を設けて、ちゃんと本人がご説明になるということがまず大事なことだというふうに思っております。
- 記者:
- 横に座っていて、大臣はかなり良いのかなというような表情をしていたようにも見受けられたんですけれども、ご見識を。
- 大臣:
- 昨日私もあの場で初めて聞きましたし、事実がどうであったかということがよく分からなかったわけでございますが、やりとりを聞いておりますと、先程申し上げたようなことが中心ではなかったかというふうに思います。昨日のやりとりだけでは十分に分かりづらいところもありましたから、これはご本人がもう少し説明をされる必要があるのではないかというふうに思っています。しかしいずれにいたしましても、李下に冠を正さずという言葉がありますが、やはりそういうことの、疑われることの無いようにやはりしなければならない、そういうふうに思っております。
- 記者:
- 辞任の必要は無いということなんでしょうか。
- 大臣:
- 今のところご本人がまず説明をされるということが大事で、それによって私はそういうことをする必要が無いということになりますし、やはり説明がまず大事というふうに思っております。
(了)