閣議後記者会見概要

H13.9.18(火)10:35~10:44 厚生労働記者会見場

広報室

会見の詳細

閣議について

大臣:
今日は大臣発言としましては、内閣官房長官から平成13年秋の全国交通安全運動の実施についてお話がありました。それから国家公安委員会の委員長からも交通事故防止対策の推進についてのお話がございました。それから外務大臣からマケドニアの難民に対する緊急援助についてのお話、大体今日はそれくらいであまりございませんでした。

閣僚懇について

大臣:
懇談会では農林水産大臣から狂牛病につきましてのお話がありました。大体以上でございます。

質疑

記者:
アメリカのテロ報復に関連しまして、対米協力で周辺事態法の話ですとか、それから物資支援等のための新法の制定の話などが政府与党内で出ているようなのですが、大臣はこれをどう考えますか。
大臣:
うちの範囲の話ではありませんから、担当の大臣のところでひとつおやりをいただく以外にありませんけれども、周辺整備法で地球の裏側まで行くということは難しいというのがあの時の議論でありまして、周辺整備法によってというのは少し難しいのではないかというふうに私は思っております。そうなりますといわゆる時限的な新法をどうするか、といったことになるのだろうと思いますが、これは少しその内容を検討しなければならないと思っております。関係者の方でご議論をいただけると思いますけれども。
記者:
大臣がこの間おっしゃった医療制度の話なのですけれども、ご自分でおっしゃっていました改革案がございまして、事務方と結局どういう形で摺り合わせて今月末どういうふうに出されるのかということをお聞かせいただきたいんですけれども。
大臣:
これからでございます。あくまでも私の私案として申し上げたわけでありますから、厚生労働省内だけではなくて与党の中でもご議論をいただかなければならないと思います。与党の中でいろいろご議論をいただいて、最終案にするということに多分なるだろうと思います。私は私の主張として先日申し上げましたことを詳しく説明するつもりでおりますけれども、厚生労働省の事務方の方で作っております案、私が主張いたします案、双方を俎上に載せながら党のこれから議論を多分していただくことになるのではないか。そうした議論の中で1つにまとまったものを作り上げる、そういうことにお願いをする以外にないのかなというふうに思っております。
記者:
与党で調整する場合に役所の事務方の出した案と大臣の出された案、両方出てくるというのは出される側としても扱いに困るんじゃないかと思うんですけれども。
大臣:
案はいろいろ多い方が扱いやすいと思います。
記者:
摺り合わせて1つのものを作るのではなくて、今から事務方と大臣の二つを並列で出すと、そういう方向なんでしょうか。
大臣:
まあ、摺り合わせも勿論やらなければならないというふうに思いますけれども、しかし大きな改革の話と、現状の制度の現状のままにしておいた上での改革の案、自ずから違いがあるのは当然でありますけれども、全体でこれからどうするか、与党の方も、もう少し構造改革に踏み切らないといけないという思いもあるわけでありまして、その辺のところをどうするかということは与党として独自にお考えをいただいていいのではないかと思っています。

(了)