感染症法に基づく医師及び獣医師の届出について
32 | 突発性発しん |
(1) | 定義 乳幼児がヒトヘルペスウイルス6、7型の感染による突然の高熱と解熱前後の発疹を来す疾患である。 | ||||||
(2) | 臨床的特徴 乳幼児期、特に6〜18か月の間に罹患することが多い。5歳以上はまれである。 突然、高熱で発症、不機嫌で大泉門の膨隆をみることがある。咽頭部の発赤、特に口蓋垂の両側に強い斑状発赤を認めることがある。軟便若しくは下痢を伴うものが多く、発熱は3〜4日持続した後に解熱する。 解熱に前後して小さな紅斑や紅色丘疹が出現し、散在性、時に斑状融合性に分布する。発疹は体幹から始まり上肢、頚部の順に広がるが、顔面、下肢には少ない。発疹は1〜2日で消失する。脳炎を合併することがある。 | ||||||
(3) | 届出基準
| ||||||
(4) | 届出のために必要な臨床症状(2つすべてを満たすもの)
|
届出票(PDF:100KB)
PDFファイルを見るためには、Adobe Readerというソフトが必要です。
Adobe Readerは無料で配布されています。(次のアイコンをクリックしてください。) Get Adobe Reader