(1) | 掘削作業 |
| イ | 発破による掘削作業 |
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| (イ) | せん孔作業
くり粉を圧力水により孔から排出する湿式型の削岩機(発泡によりくり粉の発散を防止するものを含む。)を使用すること又はこれと同等以上の措置を講じること。 |
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| (ロ) | 発破作業
発破後は、安全が確認されたのち、粉じん濃度が低減するまで、立ち入らないこと。 |
| ロ | 機械による掘削作業(シールド工法及び推進工法による掘削作業を除く。) |
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| 次に掲げるいずれかの措置又はこれと同等以上の措置を講じること。 |
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| (イ) | 湿式型の機械装置を設置すること。 |
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| (ロ) | 土石又は岩石を湿潤な状態に保つための設備を設置すること。 |
| ハ | シールド工法及び推進工法による掘削作業 |
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| 次に掲げるいずれかの措置又はこれと同等以上の措置を講じること。 |
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| (イ) | 湿式型の機械装置を設置すること。 |
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| (ロ) | 密閉型のシールド掘削機等切羽の部分が密閉されている機械装置を設置すること。 |
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| (ハ) | 土石又は岩石を湿潤な状態に保つための設備を設置すること。 |
(2) | ずり積み等作業 |
| イ | 破砕・粉砕・ふるいわけ作業 |
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| 次に掲げるいずれかの措置又はこれと同等以上の措置を講じること。 |
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| (イ) | 密閉する設備を設置すること。 |
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| (ロ) | 土石又は岩石を湿潤な状態に保つための設備を設置すること。 |
| ロ | ずり積み及びずり運搬作業
土石を湿潤な状態に保つための設備を設置すること又はこれと同等以上の措置を講じること。 |
(3) | ロックボルトの取付け等のせん孔作業及びコンクリート等の吹付け作業 |
| イ | せん孔作業 |
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| くり粉を圧力水により孔から排出する湿式型の削岩機(発泡によりくり粉の発散を防止するものを含む。)を使用すること又はこれと同等以上の措置を講じること。 |
| ロ | コンクリート等の吹付け作業 |
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| 次に掲げる措置を講じること。 |
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| (イ) | 湿式型の吹付け機械装置を使用すること又はこれと同等以上の措置を講じること。 |
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| (ロ) | 必要に応じ、コンクリートの原材料に粉じん抑制剤等を入れること。 |
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| (ハ) | 吹付けノズルと吹付け面との距離、吹付け角度、吹付け圧等に関する作業標準を定め、労働者に当該作業標準に従って作業させること。 |
(4) | その他 |
| イ | たい積粉じんの発散を防止するため、坑内に設置した機械設備、電気設備等にたい積した粉じんを定期的に清掃すること。 |
| ロ | 建設機械等の走行によるたい積粉じんの発散を少なくするため、次の事項の実施に努めること。 |
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| (イ) | 走行路に散水すること、走行路を仮舗装すること等粉じんの発散を防止すること。 |
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| (ロ) | 走行速度を抑制すること |
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| (ハ) | 過積載をしないこと。 |
| ハ | 必要に応じ、エアカーテン等、切羽等の粉じん発生源において発散した粉じんが坑内に拡散しないようにするための方法の採用に努めること。 |
| ニ | 坑内で常時使用する建設機械については、排出ガスの黒煙を浄化する装置を装着した機械を使用することに努めること。
なお、レディミキストコンクリート車等外部から坑内に入ってくる車両については、排気ガスの排出を抑制する運転方法に努めること。
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