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別添2


 高年齢者のミスマッチ解消のための職場のバリアフリー化推進事業の概要


1 目的

  先進的モデルとして高年齢者に配慮した職場のバリアフリー化に総合的に取り組
 む事業主に対して高年齢者職場バリアフリー助成金を支給するとともに、その取組
 事例を広く普及啓発することにより、高年齢者のための職場のバリアフリーを推進
 し、高年齢者の雇用・就業機会の維持又は拡大を図る。


2 事業の概要
  
 (1) 職場のバリアフリー化への助成

    高年齢者に配慮した職場のバリアフリー化を推進するための総合的な計画
   (トータル・プラン)を作成し、高年齢者の雇用と職場環境整備に取り組む事
   業主に対する助成をモデル的に行う。

   イ 支給対象事業主

     以下のいずれにも該当する事業主であること。

     (イ) 61歳以上の定年又は継続雇用制度を有するか、その制度の導入を計
       画し、助成金申請時までにその導入を図ったこと。

     (ロ) トータル・プランの活用による高年齢者雇用増の計画(以下「雇用
       増計画」という。)を(財)高年齢者雇用開発協会に提出し、認定を受
       けた上、助成金申請時までに、上記(イ)の継続雇用制度等の導入によ
       って継続雇用の適用対象者が生じること又は新たに55歳以上の者を雇
       い入れること。

     (ハ) 以下の内容を盛り込んだトータル・プラン及びそのうちの本助成金
       による改善計画を(財)高年齢者雇用開発協会に提出し、その認定を受
       けた上、当該計画に沿って環境整備を実施したこと。

       a 作業現場における作業環境の整備
       b 事業所全体の安全等を図るための環境の整備
       c 健康の維持・管理等を図るための環境の整備
       d その他高年齢者のための職場のバリアフリー化に係る施設、機
        械・設備の改善、環境改善等

   ロ 支給額


     (イ) 高年齢者のための職場のバリアフリー化を行った事業主に対し、そ
       の改善に要した費用の2/3(中小企業3/4)を助成する。

     (ロ) 上限額は、3,000万円とする。

 (2) 高年齢者に配慮した職場のバリアフリー化の普及啓発

    助成金により改善を行った事業所におけるトータル・プラン作成事例及び改
   善事例の事例集を作成し、その事例集の関係機関等への配布を通して、事業主
   に対し、高年齢者に配慮した職場のバリアフリー化の普及啓発を促進する。


3 実施機関

  (財)高年齢者雇用開発協会において行う。


4 予算額

  3,278,269千円

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