タイトル:平成12年度全国安全週間(第73回)の実施について 発 表:平成12年5月26日(金) 担 当:労働省労働基準局安全衛生部安全課 電 話 03-3593-1211(内線5481)
本週間 7月1日〜7月7日 準備期間 6月1日〜6月30日 労働省におきましては、「産業界における自主的な労働災害防止活動を推進する とともに、広く一般の安全意識の高揚と安全活動の定着を図ること」を目的として、 毎年、全国安全週間を展開することとしており、本年も、6月1日から6月30日 までを準備期間、7月1日から7月7日までを本週間として、実施することとしま した。 全国安全週間は、昭和3年に初めて実施されて以来、戦中戦後の混乱期も含めて 一度の中断もなく続けられ、本年で73回を迎えます。 昨年、核燃料加工施設における臨界事故等の社会的関心を集める重大な事故災害 が発生したことから、政府においては、関係省庁で構成される「事故災害防止安全 対策会議」を設置し、我が国全体の問題として、「安全文化」の創造、すなわち、 組織と個人が「安全」を最優先にする気風や気質を育てていくことが重要であると の提言をまとめたところです。 労働省においても、いまなお年間60万人近い労働者が労働災害により被災し、 年間ほぼ2,000人の労働者が亡くなっている状況を踏まえ、安全を最優先する 安全文化の創造に向けて、対策の一層の推進を図ることとしています。 このような観点から、平成12年度の全国安全週間は、 災害ゼロから危険ゼロへ みんなで築こう新しい安全文化 をスローガンとして、別添の実施要綱に基づき実施することとしています。