平成12年版厚生白書の概要

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第3章 21世紀に向けた医療制度改革

第1節 医療制度をめぐる状況

 経済が低迷する中、老人医療費を始めとする医療費の増加により、医療保険財政も厳しい状況が続いていることについて説明する。
 また、医療制度の抜本改革をめぐる状況を紹介する。

第2節 医療保険制度の抜本改革

 薬価制度の見直し、診療報酬体系の見直し、高齢者医療制度の見直し、医療提供体制の見直しという、医療制度の抜本改革の4つの主要課題について、これまで総合的に検討を進めている状況等を紹介する。また、抜本改革の第一歩として、2000(平成12)年度に講じようとする施策の概要を説明する。

第3節 新しい時代の医療サービス

 良質で効率的な医療提供体制の実現を図るための制度改正案の概要を説明する。
 また、良質な医療サービスを担う人材の確保と資質の向上のための施策、医療事故への対応、救急医療対策、へき地医療対策、医療の質の評価、診療録の電子化についての取組みを紹介する。

第4節 政策医療を担う国立病院・療養所

 政策医療を担う国立病院・療養所の最近の活動、経営改善の実行状況、再編成の推進状況、独立行政法人に向けた準備について、説明する。


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