入院外の投薬における薬剤種類数別件数の構成割合を一般医療−老人医療別にみると、いずれも「１〜２種類」の割合が最も多く、一般医療では51.8％と過半数を占めており、老人医療でも37.6％と３分の１強を占めている。
　１件当たり薬剤種類数をみると、一般医療では3.00、老人医療では3.93となっており、約１種類老人医療の方が多い。 （表３、図３）

表３　一般医療-老人医療別にみた薬剤種類数別件数の構成割合，１件当たり薬剤種類数（入院外・投薬）
（単位：％）	各年６月審査分

		総　数	１種類	２種類	３種類	４種類	５種類	６種類	７種類	８種類	９種類	10種類 以上		１件当たり 薬剤種類数
総　　数	９年	100.0	23.8	23.9	17.2	12.2	7.9	5.5	3.6	2.2	1.4	2.3		3.27
	８年	100.0	23.4	23.7	17.1	11.7	8.1	5.5	3.9	2.4	1.5	2.7		3.34
一般医療	９年	100.0	26.8	25.0	17.6	11.9	7.2	4.5	2.8	1.6	1.0	1.6		3.00
	８年	100.0	26.3	25.2	17.4	11.4	7.3	4.8	3.1	1.8	1.0	1.8		3.06
0〜14歳	９年	100.0	26.2	25.6	18.6	11.6	6.9	4.3	2.8	1.5	0.9	1.7		2.99
	８年	100.0	27.9	26.1	17.1	10.7	6.7	4.5	3.0	1.5	1.0	1.4		2.93
15〜39歳	９年	100.0	28.3	24.5	18.1	12.3	7.3	3.9	2.2	1.4	0.9	1.0		2.88
	８年	100.0	27.4	25.0	17.1	11.9	7.6	4.4	2.8	1.5	1.0	1.3		2.96
40〜69歳	９年	100.0	26.5	25.0	17.3	11.8	7.2	4.8	3.0	1.7	1.0	1.7		3.05
	８年	100.0	25.6	25.0	17.6	11.4	7.3	5.0	3.2	1.9	1.0	2.0		3.11
老人医療	９年	100.0	16.5	21.0	16.2	13.1	9.8	7.7	5.4	3.7	2.5	4.2		3.93
	８年	100.0	16.0	19.9	16.3	12.6	10.1	7.5	5.9	4.0	2.7	4.9		4.08
70〜79歳	９年	100.0	17.5	21.4	16.5	13.1	9.7	7.3	5.0	3.4	2.2	3.8		3.82
	８年	100.0	16.9	20.3	16.6	12.5	10.1	7.2	5.5	3.7	2.5	4.6		3.98
80歳以上	９年	100.0	14.3	20.1	15.4	13.2	9.9	8.5	6.2	4.3	3.1	5.0		4.19
	８年	100.0	14.1	18.8	15.4	12.9	10.2	8.2	7.0	4.7	3.2	5.6		4.32

注：　「投薬」の薬剤が出現する明細書（ただし、「処方せん料」が算定されている明細書、若しくは薬剤が包括される診療行為点数が算定されている明細書は除く。）を集計の対象としている。