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 痴呆の状況

 痴呆の状況をみると、痴呆のある者は77.4%であり、うち「非常に高度」が15.2%となっている。
 また、年齢階級別にみると、年齢階級が高くなるにつれて痴呆のある者の占める割合が多くなってい  る。(表15、図10)

  表15 年齢階級別にみた痴呆の状況
  総   数 痴呆あり 痴呆なし
軽 度 中等度 高 度 非常に高度
総    数

 69歳以下
 70〜74
 75〜79
 80〜84
 85〜89
 90歳以上
 (再掲)
 80歳未満
 80歳以上
100.0

100.0
100.0
100.0
100.0
100.0
100.0

100.0
100.0
77.4

64.0
68.4
75.7
78.5
81.3
84.3

70.7
81.1
20.9

21.6
21.4
22.1
21.5
20.4
18.9

21.8
20.4
22.6

17.7
19.7
21.6
23.8
23.2
25.1

20.1
23.9
18.8

13.1
14.8
17.2
18.7
21.4
22.0

15.5
20.6
15.2

11.6
12.5
14.7
14.6
16.3
18.3

13.3
16.2
22.0

35.4
30.5
23.5
20.8
18.3
15.2

28.4
18.4
注:1)  痴呆の有無等の判断は、医師又は直接処遇職員(寮母、生活指導員、看護婦)が行ったものある。
  2)  総数には痴呆の状況の不詳を含む。

図10 痴呆の状況
(単位:%)
平成7年
図10
軽度
日常会話や理解は大体可能だが、内容に乏しく、あるいは不完全
社会的な出来事への興味や関心の低下
生活指導、ときに介助を必要とする程度の知識減退
軽度
簡単な日常会話がどうやら可能
なれない環境での一時的失見当
しばしば介助が必要、金銭の管理、投薬の管理が必用なことが多い
高度
簡単な日常会話すら困難
施設内での失見当、さっき食事したことすら忘れる
常時手助けが必用
非常に高度
自分の名前すら忘れる
寸前のことも忘れる
自分の部屋がわからない
身近な家族のこともわからない



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