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参考 生命表諸関数の定義



死亡率 nqx ちょうどnqx歳に達した者がx+n歳に達しないで死亡する確率を、年齢階級[x ,x+n)における死亡率という。特にnqxnqx歳の死亡率といい、これをqxで表す。
生存数 x 生命表上で一定の出生者が、上記の死亡率に従って死亡減少していくと考えた場合、nqx歳に達するまで生き残ると期待される者の数をnqx歳における生存数といこれをlxで表す。
死亡数 ndx nqx歳における生存数 lx人のうち、x+n歳に達しないで死亡すると期待される者の数を年齢階級[x , x+n)における死亡数という。特に1lxnqx歳における死亡数といい、これを1lxで表す。
定常人口 nlx及びtx nqx歳における生存数lx人について、これらの各々がnqx歳からx+n歳に達するまでの間に生存する年数の和、又は、常に一定の出生があって、これらの者が上記の死亡率に従って死亡すると仮定すると究極において一定の人口集団が得られるが、その集団のnqx歳以上x+n歳未満の人口を、年齢階級[x , x+n)における定常人口という。特に1lxnqx歳における定常人口といい、これをlxで表す。更に、nqx歳における生存数lx人について、これらの各々がnqx歳以後死亡に至るまでの間に生存する年数の和、又は上記の人口集団のnqx歳以上の人口を、nqx歳以上の定常人口総数といい、これをtxで表す。nlxtx
nlx-eqtx-eq
により与えられる。
平均余命 ex nqx歳における生存数lx人について、これらの者がnqx歳以後に生存する年数の平均をnqx歳における平均余命といい、これをexで表す。
nqx歳の平均余命は
extxlx
により与えられる。また、0歳の平均余命exを平均寿命という。



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