HOME 目次へ戻る 前ページ 次ページ

5 療養型病床群

(1) 療養型病床群の施設数・病床数(医療施設調査)

 療養型病床群を有する病院は717施設で、前年に比べ223施設(対前年45.1%)増加し、病床数は56,522床で、前年に比べ18,650床(同49.2%)増加した。
 平成4年7月の制度開始以来、増加が著しい。
 1施設当たり病床数は、78.8床である。
(参考)
統計表1  施設の種類別にみた施設数・病床数及び人口10万対施設数・病床数の年次推移


療養型病床群の施設数・病床数の年次推移

表18 療養型病床群の設置状況
                                各年10月1日現在
 
 
平成9年
('97)
平成8年
('96)
増 減 数
 
増 減 率
(%)
療養型病床群を有する病院数 717  494  223  45.1
  1〜 49床 246  170  76  44.7
50〜 99 303  212  91  42.9
100〜299 158  107  51  47.7
300床以上 10  5  5  100.0
病   床   数 56 522  37 872  18 650  49.2
  1〜 49床 9 320  6 468  2 852  44.1
50〜 99 20 026  14 059  5 967  42.4
100〜299 23 000  15 528  7 472  48.1
300床以上 4 176  1 817  2 359  129.8
1施設当たり病床数 78.8 76.7 2.1 2.7
65歳以上人口10万対施設数 3.6 2.6 1.0 38.5
65歳以上人口10万対病床数 286.1 199.1 87.0 43.7
                                  (医療施設調査)

注:病床規模は、療養型病床群の病床規模である。


(2) 都道府県別にみた65歳以上人口10万対療養型病床群の病床数(医療施設調査)

 65歳以上人口10万対療養型病床群の病床数を都道府県別にみると、高知県(1,346.1)が最も多く、次いで徳島県(931.0)、熊本県(809.3)などである。
(参考)
統計表8 都道府県別にみた療養型病床群を有する病院数・病床数及び65歳以上人口10万対療養型病床群の病床数


都道府県別にみた65歳以上人口10万対療養型病床群の病床数


(3) 療養型病床群の患者数(病院報告)

 1日平均在院患者数は48,517人で前年に比べ18,603人増加し、平均在院日数(1年間すべて療養型病床群のみの病院で算出)は、212.5日である。
(参考)
統計表13 年間患者数,病院の種類−病床の種類別にみた1日平均患者数の年次推移
統計表15 人口10万対1日平均患者数・病床の種類別にみた病床利用率・6月末の病床数・平均在院日数の年次推移


表19 療養型病床群の利用状況
                  各年間
 
 
平成9年
('97)
平成8年
('96)
増 減 数
 
増 減 率
(%)
在院患者延数 17 708 534  10 948 646  6 759 888  61.7
(再掲)療養型病床群のみ 5 375 924  2 596 492  2 779 432  107.0
新入院患者数 66 319  45 133  21 186  46.9
(再掲)療養型病床群のみ 25 442  16 989  8 453  49.8
退院患者数 79 777  52 175  27 602  52.9
(再掲)療養型病床群のみ 25 153  17 031  8 122  47.7
1日平均在院患者数 48 517  29 914  18 603  62.2
年平均病床利用率(%) 91.0 91.7 △0.7 △0.8
平均在院日数(日) 212.5 152.6 59.9 39.3
                (病院報告)


注:1 「年平均病床利用率」は、「月末病床利用率の1〜12月の合計÷12」で算出した。
  2 一つの病院の中で「療養型病床群の病床」とそれ以外の病床との相互移動(転床)が「新入院患者」・「退院患者」として計上されないため、「平均在院日数」は転床のない1年間すべて療養型病床群のみの病院(平成9年:150施設、平成8年:84施設)で算出した。



HOME 目次へ戻る 前ページ 次ページ