７ 世帯構造別所得再分配状況（表７）

(1) 世帯構造別にみると、平均当初所得が最も高いのは三世代世帯（８５０．１万円）で、次いで夫婦と未婚の子のみの世帯（７８０．２万円）、その他の世帯（６１９．８万円）の順となっている。

(2) 再分配所得についても、最も高いのは三世代世帯（９３１．８万円）で、次いでその他の世帯（７３３．９万円）、夫婦と未婚の子のみの世帯（７００．７万円）の順となっている。

(3) 再分配係数をみると、唯一のマイナスになっている世帯は、夫婦と未婚の子のみの世帯だけであり、したがって、夫婦と未婚の子のみの世帯から、他の世帯へ所得の再分配が行われているといえる。