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3 投薬における薬剤種類数の状況

 入院外の投薬における薬剤種類数別件数の構成割合を主な傷病別にみると、「急性鼻咽頭炎(かぜ)」、「皮膚炎及び湿疹」、「胃炎及び十二指腸炎」及び「高血圧性疾患」では「1〜2種類」の割合がそれぞれ72.0%、59.1%、58.5%、51.0%と5割を超えている。 (表7、図7)

表7 主な傷病別にみた薬剤種類数別件数の構成割合,1件当たり薬剤種類数(入院外・投薬)

(単位:%)                                                       (平成11年6月審査分)
  総数 1種類 2種類 3種類 4種類 5種類 6種類 7種類 8種類 9種類 10種類
以上

1件当たり
薬剤種類数
総  数 100.0 28.2 25.7 17.8 10.9 6.7 4.1 2.6 1.4 0.8 1.7 2.93
 胃の悪性新生物 100.0 26.0 21.8 19.2 10.0 5.8 3.9 3.1 7.0 0.5 2.6 3.38
 脳梗塞 100.0 15.6 17.6 15.2 16.9 11.1 7.3 6.8 3.7 2.2 3.7 4.03
 虚血性心疾患 100.0 12.0 14.7 20.2 14.0 12.9 9.2 5.8 4.4 2.5 4.2 4.23
 高血圧性疾患 100.0 28.4 22.6 18.6 12.2 7.2 4.6 2.8 1.6 0.6 1.4 2.97
 糖尿病 100.0 23.6 22.7 21.1 11.3 7.8 4.4 3.4 2.4 1.4 1.9 3.20
 胃炎及び
 十二指腸炎
100.0 31.3 27.2 17.2 9.5 5.9 2.8 3.0 1.1 0.6 1.4 2.74
 喘息 100.0 16.2 19.8 20.8 11.9 10.0 7.7 4.2 2.3 1.9 5.1 3.91
 腎不全 100.0 2.4 6.2 4.7 7.0 15.5 11.7 9.1 14.1 3.5 25.9 7.25
 皮膚炎及び湿疹 100.0 26.3 32.8 20.7 10.3 4.3 2.7 1.3 0.7 0.4 0.7 2.58
 急性鼻咽頭炎
 (かぜ)
100.0 35.3 36.7 12.3 6.1 4.2 1.7 2.7 0.4 0.2 0.4 2.30
注:「投薬」の出現する明細書(ただし「処方せん料」及び「薬剤を包括した診療行為」が算定されている明細書は除く。)を集計の対象としている。

図7 主な病床別にみた薬剤種類別件数の構成割合(入院外・投薬)


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