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4 投薬における薬価階級別薬剤点数の状況

 入院外の投薬における薬価階級別薬剤点数の構成割合をみると、薬剤名が記載されており、その薬価が「250円未満」の割合は、一般医療38.2%、老人医療40.1%であり、「250円以上」はそれぞれ12.3%、10. 2%となっている。また、「薬剤名無記載」(所定単位当たりの薬価が205円以下)は一般医療49.5%、老人医療49.7%となっており、薬価階級別薬剤点数は一般医療、老人医療とも同じような構成割合になっている。(表4、図4)

表4 一般医療-老人医療別にみた薬価階級別薬剤点数の構成割合(入院外・投薬)

(単位:%)                                                           (平成11年6月審査分)
  総 数 250円未満 250〜
499
500円
以上
薬剤名
無記載
総 数 50円未満 50〜99 100〜149 150〜199 200〜249
総数100.0 38.9 11.3 9.5 9.2 3.8 5.2 5.4 6.0 49.6
 一般医療 100.0 38.2 10.5 9.3 9.1 4.0 5.3 6.1 6.2 49.5
   0〜14歳 100.0 49.0 11.7 11.9 12.4 5.9 7.2 6.4 6.7 38.0
  15〜39歳 100.0 46.1 12.6 10.8 10.8 4.7 7.2 5.4 8.4 40.2
  40〜69歳 100.0 35.8 10.0 8.8 8.5 3.7 4.8 6.2 5.7 52.2
 老人医療 100.0 40.1 12.5 9.8 9.4 3.4 4.9 4.4 5.8 49.7
  70〜79歳 100.0 39.1 11.9 9.6 9.2 3.4 5.0 4.9 6.0 50.0
  80歳以上 100.0 42.4 14.0 10.4 9.7 3.4 4.9 3.1 5.3 49.2
注:1「投薬」の出現する明細書(ただし「処方せん料」及び「薬剤を包括した診療行為」が算定されている明細書は除く。)を集計の対象としている。
年齢階級の「70〜79歳」には、「65〜69歳」で老人保健法の適用を受ける者を含めている。

参考(政管健保・国保のみ)                                                    (各年6月審査分)
総数11年 100.0 38.6 11.5 9.4 9.1 3.6 5.1 5.4 5.8 50.1
10年 100.0 39.7 11.7 10.9 8.7 4.1 4.3 5.1 5.3 50.0
一般医療11年 100.0 37.5 10.7 9.0 8.9 3.7 5.3 6.2 5.8 50.5
10年 100.0 38.6 10.9 10.6 8.6 4.3 4.2 5.0 5.7 50.7
老人医療11年 100.0 40.1 12.5 9.8 9.4 3.4 5.0 4.5 5.9 49.5
10年 100.0 41.2 12.8 11.4 8.9 3.7 4.4 5.1 4.8 49.0

図4 一般医療ー老人医療別にみた薬価階級別薬剤点数の構成割合(入院外・投薬)


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