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4 市販薬を使用して身体に異常が出たときの対処方法

市販薬を使用している者で身体に「異常が出たことがあった」者は1割強(表5)

異常が出た時、「病院・診療所で診察してもらった」者は約6割(図4)

 この一年間に、市販薬を使って身体に「異常が出たことがあった」者は12.6%となっている。
 これを性・年齢階級別にみると「あった」者は男女とも年齢が高くなるにしたがい多くなり、「70歳以上」で2割以上となっている。(表5)
 身体に異常が出た者について、異常が出たときの行動をみると、「病院・診療所で診察してもらった」が58.9%で最も多く、次いで「自分の判断で薬を使うのをやめた」25.4%となっている。これを年齢階級別にみると、「病院・診療所で診察してもらった」は年齢が高くなるにしたがい多くなり、「自分の判断で薬を使うのをやめた」は若い世代で多くなっている(図4)。


表5 性・年齢階級別にみた「この一年間に市販薬を使っているか否か」と身体への異常の有無       

(単位:%)       
 

年齢階級
 
 総  数
使っている  使っていない
 
 
異常が出たこと
があった
なかった
 
わからない
 
総      数 100.0 66.8(100.0) (12.6) (79.9) (7.5) 32.3
             
100.0 66.0(100.0) (11.2) (80.4) (8.4) 33.2
 20〜29歳 100.0 61.3(100.0) (5.0) (86.2) (8.8) 38.0
 30〜39 100.0 69.6(100.0) (8.1) (83.5) (8.3) 30.0
 40〜49 100.0 67.5(100.0) (9.2) (82.9) (7.9) 32.1
 50〜59 100.0 66.3(100.0) (11.4) (79.5) (9.1) 32.8
 60〜69 100.0 66.9(100.0) (15.6) (76.5) (7.9) 31.8
 70歳以上 100.0 63.9(100.0) (24.1) (67.2) (8.6) 34.2
 (再掲)            
 65歳以上 100.0 65.2(100.0) (20.1) (71.1) (8.2) 33.3
             
100.0 67.5(100.0) (13.9) (79.5) (6.6) 31.4
 20〜29歳 100.0 67.4(100.0) (9.5) (83.1) (7.4) 32.1
 30〜39 100.0 73.0(100.0) (9.8) (84.8) (5.3) 26.5
 40〜49 100.0 68.5(100.0) (11.7) (82.5) (5.8) 30.9
 50〜59 100.0 67.0(100.0) (15.4) (79.0) (5.6) 31.7
 60〜69 100.0 66.8(100.0) (17.7) (75.7) (6.6) 31.3
 70歳以上 100.0 61.7(100.0) (21.9) (68.7) (9.4) 36.4
 (再掲)            
 65歳以上 100.0 63.2(100.0) (20.4) (70.7) (8.9) 34.8

注:総数には、「この一年間に市販薬を使っているか否か」の不詳を含む。      

図4 年齢階級別にみたこの一年間に市販薬を使って身体に異常が出た者の対処方法


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