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平成12年8月23日

平成12年度食生活改善普及運動の実施について

 食生活改善普及運動は、国民一人ひとりの食生活改善に対する自覚を高め、日常生活での実践を促すことを目的に昭和24年から実施しており、毎年10月1日から10月31日の1ヶ月を食生活改善普及月間としてこの運動を展開しています。
 本年度においても、来る10月1日(日)から同月31日(火)までの1か月間、別添実施要綱に基づき、平成12年度食生活改善普及運動を実施いたします。


別添

平成12年度食生活改善普及運動実施要綱

1 名称

 平成12年度食生活改善普及運動

2 趣旨

 近年、がん、心臓病、脳卒中、糖尿病などの生活習慣病の増加が大きな健康課題となっていることから、生活習慣病の一次予防に重点を置いた「21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」を推進しているところである。特に食生活は、多くの生活習慣病の発症との関連が深いものであり、子どもの頃から正しい食生活の理解と望ましい習慣を身につけることが重要であることから、本年3月には、文部省、厚生省及び農林水産省において、新たな「食生活指針」を定めたところでもある。
 このような状況を踏まえ、食生活指針の普及啓発を図るとともに、国民一人ひとりの食生活改善に対する自覚を高め、日常生活での実践を促進するために、平成12年10月1日(日)から同月31日(火)までの1か月間を食生活改善普及月間として、本運動を展開し、種々の事業等を全国的に実施するものである。

3 実施機関

 厚生省、都道府県、政令市、特別区及び市町村

4 実施期間

 平成12年10月1日(日)〜10月31日(火)

5 統一標語

 楽しく、健康への食卓。

6 実施方法

(1)厚生省

 本運動の全国的な推進を図るため、関係機関及び関係団体と密接な連携をとり、各団体等の協力を得て、広報の実施やポスターの作成等を行う。

(2)都道府県、政令市、特別区及び市町村

 住民の幅広い参加が得られるよう、関係団体等との連携を密にし、地域の実情に応じた実施計画を作成し、効果的な運動を展開する。なお、活動内容を例示すれば、次のとおりである。

 テレビ、ラジオ、新聞等報道機関の協力を得た広報
 都道府県及び市区町村の広報紙、関係機関及び関係団体等の機関紙、有線放送、インターネット等の活用による広報
 ポスター、リーフレット等による広報
 食生活改善に関する各種講演会、大会、シンポジウム、フォーラム等の開催
 地域別、年代別に応じた食生活改善のための行動目標、スローガン等の公募及び発表
 外食料理店や集団給食施設等によるヘルシーメニューコンクール等の開催
 食生活指針の実践度チェックなどを取り入れた参加的学習の場の提供
 住民主体のボランティアグループ等を通じた情報提供の推進

(参考) 食 生 活 指 針
☆食事を楽しみましょう。
☆1日の食事のリズムから、健やかな生活リズムを。
☆主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを。
☆ごはんなどの穀類をしっかりと。
☆野菜・果物、牛乳・乳製品、豆類、魚なども組み合わせて
☆食塩や脂肪は控えめに。
☆適正体重を知り、日々の活動に見合った食事量を。
☆食文化や地域の産物を活かし、ときには新しい料理も。
☆調理や保存を上手にして無駄や廃棄を少なく。
☆自分の食生活を見直してみましょう。
PDFファイル(256KB)でご覧になれます。

 PDFファイルを見るためには、アクロバットリーダーというソフトが必要です。アクロバットリーダーは無料で配布されています。
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連絡先
厚生省保健医療局地域保健・
健康増進栄養課生活習慣病対策室
河野、荒井
TEL [現在ご利用いただけません](内線2344)
FAX 03-3502-3099


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