医道審議会審議部会議事要旨

・医師・歯科医師の行政処分について

（１）本年４月９日に開催された審議部会において、本人の意見陳述手続を経て再度審議することとされた２１件について審議がなされ、医師１５名、歯科医師５名の行政処分を行い、残りの１件については行政処分を行わない旨の答申がなされた。

［処分の内訳］
（医　師）	１５件
医業停止　３年	…　２件（詐欺、診療報酬不正請求）
医業停止　１年６月	…　２件（覚せい剤取締法違反２件）
医業停止　１年４月	…　１件（覚せい剤取締法違反）
医業停止　６月	…　２件（法人税法違反、診療報酬不正請求）
医業停止　４月	…　３件（医師法違反、診療報酬不正請求２件）
医業停止　３月	…　４件（保健婦助産婦看護婦法違反、業務上過失致死２件、青少年健全育成条例違反）
医業停止　２月	…　１件（医師法違反）
（歯科医師）	５件
歯科医師免許取消	…　１件（殺人）
歯科医業停止　４月	…　１件（歯科医師法違反）
歯科医業停止　２月	…　１件（歯科医師法違反）
歯科医業停止　１月	…　２件（診療報酬不正請求２件）

（２）医師３１名、歯科医師５名の免許取消、業務の停止について諮問がなされ、これらの３６件については、本人の意見陳述手続を経て、次回以降再度審議することとされた。

（３）事務局から、行政処分の対象としなかった医師２名、歯科医師４名について、審議会に報告がなされた。

ア　富士見産婦人科病院損害賠償請求事件東京地方裁判所判決の概要、経過・経緯、事件の概要等について事務局から報告がなされた。

イ　同病院の医師の行為が医師法に定める処分事由に該当するか否かについて議論がなされた。

問い合わせ先：　厚生省健康政策局医事課
担当　　　　：　宮崎（内２５７６）
電話　　　　：(代)[現在ご利用いただけません]