1 会議の日時及び場所
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日 時:平成8年10月24日(木) 10:00~13:50
場 所:厚生省 特別第1会議室
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2 出席した委員の氏名(五十音順・敬称略)
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出 席 委 員 |
欠 席 委 員 |
青山 三千子 阿部 和行
今井 裕隆 遠藤 誠作 金子 佳代子
金子 利 兼重 一郎 |
紀谷 文樹 清澤 洋
滝沢 清治 藤田 賢二 真柄 泰基
松本 宏一郎 |
見城 美枝子 |
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13名 |
1名 |
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3 議題
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(1)中間取りまとめについて
(2)その他
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4 審議の概要
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(1)給水装置の構造及び材質の基準(案)について |
◎ |
事務局から、提出された資料について説明した後、これに関連した議論を行ったが、その概要は次のとおりである。
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- 「家屋の主配管の配管経路」についての基準は、維持管理上特に重要という側面もあるので、施工上のガイドラインにおいて定める方が適切ではないか。
- 「家屋の主配管の配管経路」についての基準は、現実に給水管上に空調設備等構造物が設置されることがあるため、給水装置工事に関係しない家庭設備工事事業者等にも認知させる必要がある。
- 実際に構造物下で漏水した場合に「家屋の主配管の配管経路」の基準が定められていないと、消費者は訴える手段がない。悪質な工事を防ぐためにも、法的根拠として明示すべきである。
- 水撃限界性能や負圧破壊性能の試験方法について、現在の案では、測定機器等に不十分なところがある。空気調和衛生工学会(HASS)規格にもこれらの性能の試験方法があるので、参考にしてほしい。
- 水質性能において管の判定基準が水道水質基準値となっているが、給水用具からの溶出を考慮するとより厳しい基準にする必要があるのではないか。
- 鉛管や鉛接合が多く用いられている古い家屋では、鉛の水道水質基準を超えるおそれがあるので、その給水装置の所有者に対しては、鉛管の敷設替え、飲用指導等、別途何らかの措置が必要である。
- 吐水口空間は汚水等の逆流防止のために極めて重要であること考慮すれば、大口径の吐水口空間の基準は安全サイドに立っているHASSの基準を使えばよい。
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(2)第三者認証・検査制度について |
◎ |
事務局から、提出された資料について説明した後、これに関連した議論を行ったが、その概要は次のとおりである。
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- ユニット製品について、部品それぞれの認証の組み合わせではなく、ユニット全体として認証を行うことも可能ではないか。
- 偽の認証マークが出回った場合等、問題が起きた場合には、民事裁判で解決するという方針を維持してもらいたい。
- 第三者認証機関が複数あり各々のマークが異なると、現場が混乱するおそれがあるので統一マークを作った方がいいのではないか。
- 認証機関は、基準適合の証明としてメーカーに証明書を渡すだけで、マーク貼付はメーカーの任意でも構わないのではないか。
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