審議会議事録等 | HOME |
議事次第
1.開会
2.挨拶
3.委員の紹介
4.検討会の設置について
5.座長の選出
6.議事
◎ダイオキシン類総合調査検討会委員名簿
有藤 平八郎 | 労働省産業医学総合研究所有害性評価研究部部長 | |
池田 正之 | 京都大学名誉教授 | |
池戸 重信 | 東京農林水産消費技術センター長 | |
井上 達 | 国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター毒性部長 | |
黒川 雄二 | 国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験研究センター長 | |
小山 次朗 | 中央水産研究所環境保全部水質化学研究室長 | |
清水 英佑 | 東京慈恵会医科大学教授 | |
清水 誠 | 日本大学生物資源科学部海洋生物資源学科教授 | |
鈴木 継美 | 前国立環境研究所所長 | |
高田 勗 | 中央労働災害防止協会労働衛生検査センター所長 | |
武谷 雄二 | 東京大学医学部教授 | |
武田 信生 | 京都大学大学院工学研究科教授 | |
多田 裕 | 東邦大学医学部小児科教授 | |
田中 勝 | 国立公衆衛生院廃棄物工学部長 | |
寺田 雅昭 | 国立がんセンター研究所所長 | |
遠山 千春 | 国立環境研究所環境健康部長 | |
富永 祐民 | 愛知がんセンター研究所長 | |
豊田 正武 | 国立医薬品食品衛生研究所 食品部長 | |
林 裕造 | 北里大学薬学部客員教授 | |
宮田 秀明 | 摂南大学教授 | |
森田 昌敏 | 国立環境研究所地域環境研究グループ統括研究官 | |
安田 峯生 | 広島大学医学部教授 | |
山本 出 | 東京農業大学農学部教授 | |
渡邊 昌 | 東京農業大学農学部教授 |
◎ダイオキシン類総合調査検討会設置要領
1 目的
2 構成
3 検討事項
4 座長
5 庶務
6 その他
本検討会の公開については、審議会等の透明化、見直し等について(平成7年9月29日閣議決定)等に倣い、以下のように取り扱うこととする。
I.ダイオキシン分析に係る外部精度管理手法及びその評価方法に関する研究
豊田正武 国立医薬品食品衛生研究所食品部長
1.研究目的
2.研究計画・方法
II.食品中のダイオキシン類濃度に関する調査研究
豊田正武 国立医薬品食品衛生研究所食品部長
1.研究目的
2.研究計画・方法
1)全国調査
(1)トータルダイエットスタディ: | 標準的な食事による人へのダイオキシン類暴露状況を把握するため、調理した14の食品群について 、それぞれのダイオキシン類の分析結果を集計することにより、通常の食事から摂取されるダイオ キシン類の量を推計する。 対象とする食品の採取は全国を7ブロック(北海道・東北・関東・中部・近畿・中四国・九州)に分け、ブロック毎の調査を行う。 |
1群 | 2群 | 3群 | 4群 | 5群 | 6群 | 7群 |
米・米加工品 | 穀類・種実類・芋 類 |
砂糖類・菓子類 | 油脂類 | 豆類 | 果実類 | 緑黄色野菜 |
8群 | 9群 | 10群 | 11群 | 12群 | 13群 | 14群 |
その他の野菜・茸 類海草類 |
調味・嗜好飲料 | 魚介類 | 肉類・卵類 | 乳類 | その他の食品 | 飲料水 |
(2)個別食品調査 : | 主要な17食品について、地域における個別の食品のダイオキシン汚染状況を把握する。食品はできる限り産地のものを対象として調査する。(下表は昨年度、今年度は検討中) |
穀類 | 芋類 | 豆類 | 果実類 | 緑黄色野菜 | その他の野菜 | その他 | 魚 | 肉 | 乳 |
1.米 | 2.芋類 | 3.(適宜) | 4.蜜柑 | 5.にんじん 6.ほうれん草 7.大根 |
8.タマネギ | 9.キャベツ 10.トマト |
11.サバ類 12.アジ類 13.ガザミ |
14.牛肉 15.豚肉 16.鶏肉 |
17.牛乳 |
2)定点調査
III.母乳中のダイオキシン類に関する研究
多田 裕 東邦大学医学部教授
1.研究目的
2.研究計画・方法
IV.ダイオキシン類の人体汚染に関する研究
渡邊 昌 東京農業大学農学部教授
1.研究目的
2.研究計画・方法
V.子宮内膜症に及ぼすダイオキシン類の評価に関する研究
菅野 純 国立医薬品食品衛生研究所毒性部第3室長
黒川雄二 国立医薬品食品衛生研究所安全性生物試験センター長
VI.検討課題
1)人体へのダイオキシン類暴露の経路について
1.研究の趣旨
ダイオキシン類は、有機塩素系化学物質の一種であり、平成9年2月、WHOのIARC(International Agency for Research on Cancer)による発がん性リスク評価において、ダイオキシン類の一種である2,3,7,8-tetrachlorodibenzo-p-dioxinはヒトに対する発がん性があると結論づける報告がなされた。
ダイオキシン類の発生は非意図的であり、廃棄物の焼却過程や有機塩素系化学物質の生産過程等、多岐にわたる発生源が報告されているが、ダイオキシン類は分解され難く、また脂溶性が高いことから、一般環境中に放出されたダイオキシン類は環境、食品中に残留し、食物連鎖を通じて長期的に人体中に摂取、濃縮されることとなるため、その汚染は世界的に大きな問題となっている。
こうしたことから、平成9年5月の環境サミットにおける子供の環境保健に関する宣言において、ダイオキシン類等についての研究や情報交換の推進がうたわれる等、国際的に早急な対応が望まれている。特に我が国においては、廃棄物の焼却施設が欧米諸国に比べて多いことから、ダイオキシン類による汚染が進んでいるといわれており、迅速な対応が求められている。また、本問題は、広く国民の健康に対して調査すべき問題であるとともに、関係行政機関相互の緊密な連携の下に、効果的かつ総合的な対策の推進を図ることが必要とされている。
しかし、現在、ダイオキシン類の測定・分析が行える施設は限られており、また、測定費用が高価なため、全国的な調査を実施するためには、測定・分析技術の改良・開発が望まれる。また、これまで食物や人体等における汚染状況の分析実績が乏しいことから、試料の採取・処理方法等の研究も必要であり、これら基礎的検討の実施が急務となっている。
本研究においては、こうした観点から、特定地域における環境、食物、人体のダイオキシン類の汚染状況とその相互関係の解明、及び、こうした研究の基礎となるダイオキシン類の測定・評価技術の高度化に関する研究を実施することにより、我が国における今後のダイオキシン類に係る総合的な対策の基礎的資料を得ることを目的とする。
2.研究の概要
2.1 ダイオキシン類の汚染に関する測定・分析手法の研究
人や環境等におけるダイオキシン類の汚染の態様の研究に資するため、ダイオキシン類を含む試料の調整、分析方法等の測定・分析手法に関する研究を行う。
2.2 ダイオキシン類による環境や生物の汚染の態様に関する研究
様々な試料について、ダイオキシン類を含む試料の採取方法及び測定・評価手法に関する研究を実施するとともに、環境や人体等の各媒体ごとの汚染の態様に関する研究を行う。また、それらの結果をもとに、各媒体における汚染状況の関連に関する研究を行う。
(1)人体中のダイオキシン類に関する研究
研究項目 | 9年度 | 研究機関(研究担当者) |
1.ダイオキシン類の汚染に関する測定・分析手法の研究 | 環境庁国立環境研究所 (森田 昌敏) |
|
2.ダイオキシン類による環境や人体等の汚染の態様に関する研究 | ||
(1)人体中のダイオキシン類に関する研究 | 東京農業大学 (渡辺 昌) |
|
(2)環境中のダイオキシン類に関する研究 | 環境庁国立環境研究所 (森田 昌敏) |
|
(3)食物中に含まれダイオキシン類に関する研究 | ||
(1)水産物におけるダイオキシン類に関する研究/TD> | 水産庁中央水産研究所 (小山 次郎) |
|
(2)農作物等におけるダイオキシン類に関する研究 | 農林水産省農業環境技術研究所 (上路 雅子) |
|
(3)食品におけるダイオキシン類に関する研究 | 厚生省国立医薬品食品衛生研究所 (豊田 正武) |
|
(4)労働環境におけるダイオキシン類の研究 | 中央労働災害防止協会 (高田 勗) |
|
3.研究推進 | 科学技術庁研究開発局 |
II.研究推進委員会
委 員 | 所 属 | |
○ | 鈴木 継美 | 前 環境庁国立環境研究所長 |
黒川 雄二 | 厚生省国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター長 | |
小山 次郎 | 水産庁中央水産研究所 環境保全部水質化学研究室長 | |
清水 誠 | 日本大学 生物資源科学部教授 | |
高田 勗 | 中央労働災害防止協会 労働衛生検査センター所長 | |
豊田 正武 | 厚生省国立医薬品食品衛生研究所 食品部長 | |
上路 雅子 | 農林水産省農業環境技術研究所 資材動態部農薬動態科長 | |
森田 昌敏 | 環境庁国立環境研究所 地域環境研究グループ統括研究官 | |
渡辺 昌 | 東京農業大学 農学部教授 |
問い合わせ先 厚生省生活衛生局企画課 担 当 馬場(内2418) 厚生省生活衛生局企画課生活化学安全対策室 担 当 山本(内2423) 電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
審議会議事録等 | HOME |