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「カルテ等の診療情報の活用に関する検討会」について

平成9年7月7日


1 趣旨
 医師等と患者の関係において、診療情報が有効に活用されることは、共同して疾患を克服する上で必要なことである。
 昨年11月に公表された国民医療総合政策会議中間報告『21世紀初頭における医療供給体制について』においては、「医療における情報提供の推進」の項の中で「患者本人に対する診療情報提供については、医師等が適切な説明を行い患者に理解を得るよう努めるとともに、患者へのレセプトによる情報の提供や、診療録(カルテ)に記載された内容の情報提供といった課題に取り組むことが必要である」とされている。
 また、昨年8月にまとめられた『医薬品による健康被害の再発防止対策について』の中でも、「カルテ等に記載された内容は、患者の診療内容等に関する重要な情報であり、患者の求めに応じたカルテ等の診療記録の開示の問題について、その際の条件、記録の保存方法及び保存期間の在り方等も含め、検討の場を設ける」こととされている。
 他方、近年では医療分野においても情報化が進展しつつあり、電子化された診療録(カルテ)をはじめとした電子化された医療情報の取扱いについても議論が行われている。
 本検討会は、このような状況に鑑み、カルテ等の診療情報を巡る諸問題について、広く検討を行うこととしたものである。

2 メンバー構成
 本検討会は、別紙メンバーにより組織する。

3 検討会の開催スケジュール
(1) 月1回程度検討会を開催し、平成9年度中に報告書をいただく。
(2) 第1回の検討会は、平成9年7月10日(木)10時から、KKR HOTEL TOKYO 「丹頂の間」(千代田区大手町1ー4ー1)において開催する。

4 その他
 本検討会は、原則公開とする。


(別紙)

「カルテ等の診療情報の活用に関する検討会」メンバー

                          (五十音順)


     岩 井 郁 子    聖路加看護大学教授      宇都木   伸    東海大学法学部教授      大 熊 由紀子    朝日新聞社論説委員      開 原 成 允    国立大蔵病院院長      木 村   明    日本診療録管理学会理事長                 新潟市民病院長      木 元 教 子    評 論 家      畔 柳 達 雄    弁 護 士      斉 藤 憲 彬    社団法人日本歯科医師会常務理事      高 橋 清 久    国立精神・神経センター武蔵病院長      武 田 文 和    埼玉県立がんセンター総長      樋 口 範 雄    東京大学法学部教授      宮 坂 雄 平    社団法人日本医師会常任理事      森 島 昭 夫    上智大学法学部教授


別紙様式

     カルテ等の診療情報の活用に関する検討会傍聴申込用紙


    第  回 カルテ等の診療情報の活用に関する検討会の傍聴を
   希望します。


  平成9年  月  日


     氏  名                      

     所  属                      

     住  所                      

     電話番号                      

     FAX                       







…………………………………………………………………………………………

 申込先:〒100−45
     厚生省健康政策局医事課 浅村、赤熊 宛
      F A X  03−3592−0710
      ダイヤルイン 03−3595−2196
 なお、会議室の席に限りがありますので、申込者多数の場合は抽選にさせていただくこともありますので御了承願います。傍聴をお断りする際には、御連絡させていただきます。
 問い合わせ先 厚生省健康政策局医事課
    担 当 石田、赤熊(内2564、2569)
    電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
        (直)03-3595-2196

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