平成9年1月20日(月)
11:00〜11:30
厚生省低層棟2階講堂
事 務 局 (遠藤疾病対策課長) |
それでは、ただ今から成人病難病対策部会を開催させていただきます。 本日は、ご多忙中のところ、御出席いただきましてありがとうございます。 私は、疾病対策課長の遠藤でございますが、部会長選出までの間、議事の進行を努めさせていただきますので、よろしくお願い申しあげます。 当部会は、現在20名の委員をもって構成されており、 本日は、13名の御出席をいただいております。 なお、当部会の委員の異動について、ご報告申し上げます。 大谷部会長、尾前委員、倉田委員、小坂委員、島委員、南委員が退任され、 金澤委員、近藤委員、杉本委員、寺山委員、奈良委員、古谷委員、山谷委員が新たに就任されました。 ここで、本日ご出席の委員の方をご紹介させていただきます。 (出席委員を五十音順に紹介) なお、町野委員、石井委員につきましては、他部会に出席されており、当部会は欠席となっております。 引き続きまして、当課の職員を紹介申し上げます。
|
||
事 務 局 (遠藤疾病対策課長) |
それでは、部会長の選出をお願いしたいと思います。 公衆衛生審議会令第5条第3項の規定によりますと、「部会長は、その部会に属する委員の互選によってこれを定める。」となっておりますので、どなたかご推薦をお願いいたします。 |
||
宮本委員 |
高久委員にお願いしてはいかがでしょうか。 |
||
事 務 局 (遠藤疾病対策課長) |
ただ今、宮本委員から、高久委員に部会長をお願いしては どうかとのご発言がございましたが、いかがでしょうか。 (賛成の声あり) それでは、高久委員に本部会の会長をお願いいたします。 以後の議事運営につきましては、高久部会長にお願いいたします。 (部会長席に移動) |
||
高久部会長 |
ただいまご推薦をいただきました高久でございます。 本部会の一層の推進を図っていきたいと思いますので委員の皆様方の御協力をお願いいたします。 議事に入りますまえに、会議の公開について決めさせていただきます。 先ほどの総会で了承されましたとおり、部会については、部会長の決するところにより、会議又は会議議事録を公開するものとなっておりますので、当部会といたしましては、会議議事録の公開といたします。 なお、議事録を後日事務局から各委員あて送付いたしますので、内容をご確認のうえ、事務局まで返送してください。 それでは、引き続き議事を進めさせていただきます。 公衆衛生審議会令第5条第5項の規定によって準用されます同令第3条第4項の規定によりますと、「部会長に事故あるときは、あらかじめ部会長の指名する委員が、その職務を代理する。」となっておりますので、部会長代理を高石委員にお願いしたいと思いますが、高石委員が本日、欠席でございますので、後日、私が了承をとらせていただきます。 |
||
高久部会長 |
これをもちまして、成人病難病対策部会の会長及び会長代理の選出は終了いたしましたが、本日、この後の部会の開催について、事務局よりご説明いたします。 |
||
事 務 局 (遠藤疾病対策課長) |
それでは、この後に開催いたします部会について、ご説明いたします。 |
||
事 務 局 (遠藤疾病対策課長) |
誠に恐縮ではございますが、この成人病難病対策部会は、ここで中断とさせていただき、この後すぐに、先ほどの総会で了承をいただきました、健康増進栄養部会・成人病難病対策部会合同部会を、この講堂内の第3会議室で開催させていただきます。 この合同部会の所要時間は、30分程度と考えており、その後、この場所で引き続き、成人病難病対策部会をお願いしたいと思います。 |
||
高久部会長 |
それでは、ここで部会を一旦中断いたします。 (中 断) |
||
高久部会長 |
引き続き議事を進めさせていたただきますが、事務局から配布資料の確認をお願いします。 |
||
事 務 局 (遠藤疾病対策課長) |
それでは、配布資料の確認をお願いします。 (資料1〜資料8について確認) |
||
高久部会長 |
それでは、クロイツフェルト・ヤコブ病等専門委員会(仮称)の設置について、事務局から説明をお願いします。 |
||
事 務 局 (遠藤疾病対策課長) |
クロイツフェルト・ヤコブ病等専門委員会(仮称)の設置について説明いたします。 資料2の「クロイツフェルト・ヤコブ病等専門委員会(仮称)の設置について(案)」のとおり、本年度、クロイツフェルト・ヤコブ病等に関する緊急研究を設置し、1986年〜1995年までの10年間の患者の発生状況等の調査を行いました。3ページに研究班の中間報告の概要が、そして4ページに研究班の班員名簿が掲載されております。 今後も発生状況を把握したいため、専門委員会を設置し、患者把握の方法、把握する情報の内容、患者動向の分析などを行っていただくものであります。 |
||
高久部会長 |
ただ今の事務局からの説明について質問等ございませんか。 (質疑応答) |
||
高久部会長 |
特段ご質問等もございませんので、「クロイツフェルト・ヤコブ病等専門委員会(仮称)の設置」については了解します。 なお、専門委員の選任につきましては、私に一任させていただきたいと存じますがよろしいでしょうか。 (異議なし) |
||
高久部会長 |
引き続き、次の議事に移らせていただきます。 それでは、臓器移植専門委員会(仮称)の設置について、事務局から説明をお願いします。 |
||
事 務 局 (貝谷臓器移植対策室長) |
臓器移植専門委員会の設置についてご説明いたします。 資料の3でございます。昨年、衆議院の解散に伴い臓器移植法案は、廃案となりましたが、昨年の暮れ再度、議員立法により法案が国会に提出されたところでございます。この法案におきましては、脳死の判定基準などが省令の委任事項となっており、これらにつきまして、できるだけ早期に案を示して議論を進めるべきとの要請が関係方面からなされております。このため、本部会に臓器移植専門委員会を設置し、臓器移植に関する諸問題を検討して頂くものでございます。 |
||
高久部会長 |
ただ今の事務局からの説明について質問等ございませんか。 (質疑応答) |
||
高久部会長 |
特段ご質問等もございませんので、「臓器移植専門委員会の設置について」は了解いたします。 なお、専門委員の選任につきましては、私に一任させていただきたいと存じますがよろしいでしょうか。 (異議なし) |
||
高久部会長 |
その他、事務局から何かありますか。 |
||
事 務 局 (貝谷臓器移植対策室長) |
それでは、説明させていただきます。 資料6でございます。「臓器の移植に関する法律案」につきましては、平成6年4月に議員立法により国会に提出され、衆議院本会議で趣旨説明とそれに対する質疑がなされた後、平成7年の11月に名古屋で、8年の6月には仙台、福岡の2ヶ所同時に地方公聴会が開催されました。その間、平成8年の6月には臓器移植法案に対する修正案が提出されました。その後、衆議院の解散に伴い法案は廃案となりましたが、昨年の暮れに再度、議員立法により提出され、現在も継続審議中となっております。現在審議中の法案は、昨年提出された修正案を盛り込んだものとなっており、当初の法案では、本人の意思が不明の場合、家族の同意によって臓器の摘出ができるとされていましたが、現在の法案では、本人が生前に臓器提供の意思を書面により表示しており、かつ、遺族が拒まない場合に限定されております。ただし、角膜と腎臓につきましては、これまで通り、遺族の同意によって心停止後の死体から摘出が可能とされており、また、施行後3年で検討を加えることとされております。 続きまして資料の7でございます。平成7年の4月から全国レベルの腎臓移植ネットワークが発足したところですが、平成元年をピークに腎臓移植の件数は、近年減少傾向にあり平成7年度における死体腎移植の件数は161件となっております。ただ、本年度につきましては、昨年に比較しますと若干増加する傾向にございます。 最後に骨髄移植についてでございますが、資料8を御覧下さい。骨髄移植は、平成3年12月に骨髄バンク事業開始して以来、昨年の12月で満5年を経過いたしました。 この間、骨髄バンク事業は概ね順調に発展して参りまして今年の1月末頃には、記念すべき移植件数1,000例を達成する見込みでございます。 また、昨年の暮れには、財団法人骨髄移植推進財団におきまして、日米の骨髄移植を望む患者の方々に移植の機会を多く提供するため、全米骨髄バンクと提携する方針を決め、現在、事務的な作業を行っておりまして、平成9年度早々には事業が開始される見込みとなっております。 |
||
事 務 局 (遠藤疾病対策課長) |
資料5に平成9年度主な組織改正の概要がございますが、13ぺージにありますとおり、疾病対策課にありました、成人病対策を地域保健・健康増進栄養課に移し、エイズと結核感染症対策が疾病対策課に移ることとなっております。細かい件につきましては、資料のとおりです。 |
||
高久部会長 |
それでは、次に報告事項について事務局から説明をお願いします。 |
||
事 務 局 (遠藤疾病対策課長) |
平成9年度の予算案につきましてはお時間の都合で省略いたしますが、ご覧いただきたいと存じます。 その他、特段ございません。 |
||
高久部会長 |
本日は、長時間にわたりご審議ありがとうございました。 |
問い合わせ先 厚生省保健医療局疾病対策課 担 当 加地(内2352) 電 話 (代)[現在ご利用いただけません]