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年金審議会議事概要
1 日時及び場所
・日時 平成8年6月7日(金)13:30〜15:30
・場所 厚生省共用第九会議室
2 出席委員
京極(純)会長、有賀委員、京極(高)委員、坂巻委員、野澤委員、坂東委員、
福岡委員、船後委員、八木委員、山根委員、吉原委員、渡邊委員、国広専門委員
3 議事概要
【全員懇談会】
1 開会の辞
2 委員出席状況報告
3 法案審議の状況について
○今国会に提出した3本の法案の審議状況について事務局より報告
・物価スライド特例法案
・一元化法案
・規制緩和一括法案
4 介護保険制度をめぐる状況について
○「介護保険制度を巡る状況について」事務局より報告
5 厚生年金基金制度について
○「厚生年金基金研究会の検討状況について」事務局より報告
6 国際年金通算について
○「国際年金通算を巡る状況について」事務局より報告
7 「最近の経済情勢等と年金財政」及び「社会保障の給付と負担をめぐる負担の状
況」について
○事務局より資料の説明
○各委員より以下のような意見が出された。
・国民のどのような人達がどこに負担感を抱いているかという調査をしてもらい
たい。その際、どれだけの給付があるかによって負担感も変わるものであり、
そうした両方の視点を含めてほしい。
・国民負担率についてもっと政府で研究する必要があるのではないか。
・21世紀福祉ビジョンでは、年金は前回改正を前提としていた。今回の見直し
では、年金について少し制度的な選択肢を盛り込んで推計を行うのか。
・制度審、経済審議会、財政審、税調の4つの審議会の合同会議のなかで、全体
の経済運営と社会保障の水準について議論してほしい。
・日本の企業の社会保険、税負担の高さが企業の空洞化の一因となっていないか
。
・フランスがなぜ出生率を引き上げることができたのかを見習ってもらいたい。
・公的年金と企業年金では運用利回り低下の影響がかなり異なるが、国民の中に
はよく分からないから不安感を持っている人も多いので厚生省はもっと積極的
に情報公開すべき。
・公的年金が影響を受けるのは金利より人口成長率の方である。人口の低位推計
も加味した複数の将来推計も出すべきではないか。
・年金受給者がどのくらい年金を使っているかよくわからない。
・年金を含めた社会保障をさらに向上させるためには、少子化の問題をもっと真
剣に考える必要がある。
・厚年基金と適格年金とでは所管している省が違っていて、縦割り行政の弊害が
生じている。両方一緒にやっていけるようにしてもらいたい。
8 閉会の辞
問い合わせ先 厚生省年金局企画課
担 当 鹿沼(内3318)
電 話 (代)[現在ご利用いただけません]
(直)3503-2090
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