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                       第二回給水装置専門委員会 議事要旨


1 会議の日時及び場所

  日 時:平成8年8月21日(水)  14:00〜16:30
    場 所:厚生省 特別第1会議室


2 出席した委員の氏名(五十音順・敬称略)
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   I         出 席 委 員          I         欠 席 委 員          I
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   I   青山 三千子 I  紀谷 文樹    I                 I                 I
   I   阿部 和行   I  清澤 洋      I                 I                 I
   I   今井 裕隆   I  見城 美枝子  I                 I                 I
   I   遠藤 誠作   I  滝沢 清治   I                 I                 I
   I   金子 佳代子 I  藤田 賢二    I                 I                 I
   I   金子 利     I  眞柄 泰基    I                 I                 I
   I   兼重 一郎   I  松本 宏一郎  I                 I                 I
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   I              14名              I                0名               I
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3 議題

  (1)給水器具の性能基準の基本的な考え方について
  (2)第三者認証・検査制度の基本的な考え方について
  (3)給水器具の基準適合情報について
  (4)その他

4 審議の概要

 (1)給水器具の性能基準の基本的な考え方について
 ◎事務局から、提出された資料について説明した後、これに関連した議論を行ったが
  、その概要は次のとおりである。

  ・  水撃圧の発生を防止するには、器具単体のみではなく、給水装置のシステム全
      体で対応する必要がある。
  ・  凍結防止にしても、水抜き以外にも様々な方法があるので、それらが否定され
      ないようにしてほしい。その際、装置全体の機能をどう確保するかが重要である
      。
  ・  性能基準項目としては、原案どおりでよいと思うが、現実問題として、水道事
      業体が基準不適合のため給水停止したという事は皆無であり、仮に竣工検査で問
      題を発見したときには即、修繕させている。
  ・ 消費者が求める快適性などの項目について基準化せず、給水停止の要件のみを
      性能基準とした検討経緯を残しておく必要がある。
  ・  消費者は、認証された蛇口は水が止まるものであると信用している。また、海
      外から入ってくる器具には日本で使用すると水の出が悪くなるものがある。止水
      、吐水性能を消費者が判断できるような選択の目安が望まれる。

 (2)第三者認証・検査制度の基本的な考え方について
◎事務局から、提出された資料について説明した後、これに関連した議論を行ったが、
その概要は次のとおりである。

  ・  第三者認証機関に、損害賠償機関的な被害者救済システムを組み込めないか。
    ・ 今回、WTO通報を行い日本の制度を海外に周知してもらうことで海外の基準
      との整合を図ることを考えているが、ただ海外の基準にあわせるのではなく、日
      本の実情に合った合理的な基準を作成すべきである。

 (3)給水器具の基準適合情報について
◎事務局から、提出された資料について説明した後、これに関連した議論を行ったが、
その概要は次のとおりである。

  ・  他の業界では、国の基準に適合していることは当たり前で、さらにどれだけよ
      いものを作っているかを競っている。最低限の基準に適合させるのは、自社の責
      任で行うのが当たり前である。時代の流れは自社認証・自社責任に移行しつつあ
      る。
  ・  海外では認証機関に認証されてもマークを貼るか否かはメーカーの判断であり
      、基本的にメーカーの責任に委ねられている。

    問い合わせ先 厚生省生活衛生局水道環境部水道整備課
     担 当 馬場(内4029)
          電 話 (代)[現在ご利用いただけません]


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