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平成12年12月5日

エイズ動向委員会の結果報告について

1 本日の委員会では、平成12年8月28日から10月29日までの感染症法に基づく患者・感染者報告並びに平成12年9月1日から10月31日までの任意報告を解析した。

2 平成12年8月28日から10月29日までの間に感染症法に基づき報告されたエイズ患者は62件、HIV感染者は88件であった。
 患者62件、感染者88件の内訳は、

(1)感染原因別では、異性間の性的接触による患者33件、感染者32件、同性間の性的接触による患者12件、感染者43件、静注薬物濫用による患者1件、感染者1件、母子感染による感染者1件、その他の原因による感染者1件、原因不明の患者16件、感染者10件であった。
(2)性別では男性患者55件、感染者79件、女性患者7件、感染者9件であった。
(3)年齢区分別では、患者は20代7件、30代16件、40代19件、50歳以上20件、感染者は10歳未満1件、20代32件、30代34件、40代12件、50歳以上9件であった。
(4)国籍別では日本人患者48件、感染者74件、外国人患者14件、感染者14件であった。
(5)感染地域別では、国内で感染した患者39件、感染者56件、海外で感染した患者8件、感染者11件、感染地域不明患者15件、感染者21件であった。

3 患者62件、感染者88件のうち

(1)異性間の性的接触による患者33件、感染者32件のうち日本人男性は、患者24件、感染者22件、日本人女性は、患者4件、感染者1件であった。また、外国人男性は、患者4件、感染者4件、外国人女性は、患者1件、感染者5件であった。
(2)日本人男性患者44件のうち20代2件、30代10件、40代14件、50歳以上18件、日本人男性感染者71件のうち、10歳未満1件、20代25件、30代26件、40代11件、50歳以上8件であった。また、日本人女性患者4件のうち40代3件、50歳以上1件、日本人女性感染者3件のうち20代2件、50歳以上1件であった。
(3)外国人男性患者11件のうち20代4件、30代4件、40代2件、50歳以上1件、外国人男性感染者8件のうち20代1件、30代6件、40代1件であった。また、外国人女性患者3件のうち20代1件、30代2件、外国人女性感染者6件のうち20代4件、30代2件であった。
(4)国内感染による患者39件のうち日本人男性が36件、日本人女性3件であった。また、国内感染による感染者56件のうち日本人男性が53件、日本人女性が1件、外国人男性が2件であった。
(5)海外感染による患者8件のうち日本人男性が3件、外国人男性が5件であった。また、海外感染による感染者11件のうち日本人男性が7件、外国人男性が2件、外国人女性が2件であった。

4 任意報告により

(1)キャリア等からエイズ患者になったとの報告は1件であった。
(2)患者・感染者の死亡4件のうちエイズが原因のものは3件、それ以外の原因のものは1件であった。
(3)死亡報告4件のうち20代1件、30代1件、40代2件であった。

5 今回4名の死亡報告があり、累積死亡報告数は1,200名となった。

6 平成12年1月から10月末日までの献血件数4,914,647件のうち、HIV抗体陽性件数は50件であった。


感染症法に基づくエイズ患者・感染者情報

〔平成12年8月28日〜10月29日〕


表1 HIV感染者及びAIDS患者の国籍別、性別、感染経路別、年齢別、感染地域別報告数

診断区分 項目 区分 日本国籍 外国国籍 合計
今回 前回 今回 前回 今回 前回 今回 前回 今回 前回 今回 前回 今回 前回 今回 前回 今回 前回
HIV感染者 合計 71 67 3 5 74 72 8 6 6 4 14 10 79 73 9 9 88 82
感染経路 異性間の性的接触 22 18 1 3 23 21 4 1 5 3 9 4 26 19 6 6 32 25
同性間の性的接触*1 42 41 0 0 42 41 1 0 0 0 1 0 43 41 0 0 43 41
静注薬物濫用 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0 1 0 0 0 1 0
母子感染 1 0 0 1 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 1 1
その他*2 1 1 0 0 1 1 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 1 1
不明 5 7 2 1 7 8 2 5 1 1 3 6 7 12 3 2 10 14
年齢 10歳未満 1 0 0 1 1 1 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 1 1
10〜19 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
20〜29 25 19 2 2 27 21 1 1 4 3 5 4 26 20 6 5 32 25
30〜39 26 23 0 2 26 25 6 5 2 1 8 6 32 28 2 3 34 31
40〜49 11 10 0 0 11 10 1 0 0 0 1 0 12 10 0 0 12 10
50歳以上 8 15 1 0 9 15 0 0 0 0 0 0 8 15 1 0 9 15
不明 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染地域 国内 53 52 1 2 54 54 2 0 0 1 2 1 55 52 1 3 56 55
海外 7 7 0 2 7 9 2 1 2 1 4 2 9 8 2 3 11 11
不明 11 8 2 1 13 9 4 5 4 2 8 7 15 13 6 3 21 16
AIDS患者 合計 44 45 4 4 48 49 11 8 3 6 14 14 55 53 7 10 62 63
感染経路 異性間の性的接触 24 24 4 3 28 27 4 3 1 2 5 5 28 27 5 5 33 32
同性間の性的接触*1 8 13 0 0 8 13 4 1 0 0 4 1 12 14 0 0 12 14
静注薬物濫用 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 0
母子感染 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
その他*2 0 0 0 0 0 0 0 1 0 2 0 3 0 1 0 2 0 3
不明 11 7 0 1 11 8 3 3 2 2 5 5 14 10 2 3 16 13
年齢 10歳未満 0 1 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1
10〜19 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
20〜29 2 4 0 1 2 5 4 1 1 3 5 4 6 5 1 4 7 9
30〜39 10 11 0 0 10 11 4 5 2 2 6 7 14 16 2 2 16 18
40〜49 14 14 3 0 17 14 2 1 0 0 2 1 16 15 3 0 19 15
50歳以上 18 15 1 3 19 18 1 1 0 1 1 2 19 16 1 4 20 20
不明 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
感染地域 国内 36 35 3 3 39 38 0 2 0 1 0 3 36 37 3 4 39 41
海外 3 5 0 0 3 5 5 4 0 2 5 6 8 9 0 2 8 11
不明 5 5 1 1 6 6 6 2 3 3 9 5 11 7 4 4 15 11
*1 両性間性的接触を含む。
*2 輸血などに伴う感染例や推定される感染経路が複数ある例を含む。


表2 平成12年10月29日現在のHIV感染者及びAIDS患者の国籍別、性別、感染経路別報告数の累計

診断区分 感染経路 日本国籍 外国国籍 合計
HIV感染者 異性間の性的接触 732 270 1002 166 562 728 898 832 1730
同性間の性的接触*1 963 0 963 110 0 110 1073 0 1073
静注薬物濫用 7 0 7 15 1 16 22 1 23
母子感染 10 6 16 2 7 9 12 13 25
その他*2 28 21 49 13 8 21 41 29 70
不明 231 29 260 184 429 613 415 458 873
小計 1971 326 2297 490 1007 1497 2461 1333 3794
凝固因子製剤*3 1415 17 1432 1415 17 1432
HIV合計 3386 343 3729 490 1007 1497 3876 1350 5226
AIDS患者 異性間の性的接触 593 66 659 120 80 200 713 146 859
同性間の性的接触*1 374 0 374 48 0 48 422 0 422
静注薬物濫用 5 0 5 10 0 10 15 0 15
母子感染 8 3 11 1 2 3 9 5 14
その他*2 20 7 27 8 7 15 28 14 42
不明 265 26 291 147 71 218 412 97 509
小計 1265 102 1367 334 160 494 1599 262 1861
凝固因子製剤*3 634 8 642 634 8 642
AIDS合計 1899 110 2009 334 160 494 2233 270 2503

*1 両性間性的接触を含む。
*2 輸血などに伴う感染例や推定される感染経路が複数ある例を含む。
*3 凝固因子製剤による感染者数は、1998年5月末現在における「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの最終報告数である。

*平成12年8月31日現在累積死亡者数     1,200名
(上記死亡者数には「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの累積死亡報告数502名が含まれる)


表3 エイズ予防法施行後のHIV感染者及びAIDS患者の性別、年齢別、感染地域別報告数
(凝固因子製剤による感染を除く)


診断区分 項目 区分 男性 女性 合計
国内 海外 不明 国内 海外 不明 国内 海外 不明
HIV感染者 合計 1467 488 437 2392 343 407 560 1310 1810 895 997 3702
年齢 10歳未満 11 2 0 13 8 4 1 13 19 6 1 26
10〜19 11 0 4 15 18 43 34 95 29 43 38 110
20〜29 504 119 113 736 175 292 401 868 679 411 514 1604
30〜39 443 195 162 800 78 52 110 240 521 247 272 1040
40〜49 289 108 86 483 23 11 10 44 312 119 96 527
50歳以上 209 63 70 342 41 1 3 45 250 64 73 387
不明 0 1 2 3 0 4 1 5 0 5 3 8
AIDS患者 合計 762 431 367 1560 71 89 94 254 833 520 461 1814
年齢 10歳未満 9 0 0 9 2 3 0 5 11 3 0 14
10〜19 0 0 0 0 2 0 1 3 2 0 1 3
20〜29 80 64 47 191 16 34 45 95 96 98 92 286
30〜39 193 154 113 460 19 40 30 89 212 194 143 549
40〜49 231 113 111 455 8 11 10 29 239 124 121 484
50歳以上 249 100 96 445 24 1 8 33 273 101 104 478
不明 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0


表4 HIV感染者及びAIDS患者の都道府県別累積報告状況

ブロック名 都道府県名 HIV感染者 AIDS患者
今回報告数 累積報告数 今回報告数 累積報告数
北海道 1 北海道 0 28 ( 0.7 %) 0 30 ( 1.6 %)
東北 2 青森県 0 6 ( 0.2 %) 0 7 ( 0.4 %)
3 岩手県 0 5 ( 0.1 %) 0 7 ( 0.4 %)
4 宮城県 0 15 ( 0.4 %) 0 15 ( 0.8 %)
5 秋田県 0 4 ( 0.1 %) 0 4 ( 0.2 %)
6 山形県 0 4 ( 0.1 %) 0 6 ( 0.3 %)
7 福島県 1 19 ( 0.5 %) 1 10 ( 0.5 %)
  ブロック計 1 53 ( 1.4 %) 1 49 ( 2.6 %)
関東・甲信越 8 茨城県 3 334 ( 8.8 %) 6 136 ( 7.3 %)
9 栃木県 1 85 ( 2.2 %) 2 62 ( 3.3 %)
10 群馬県 2 66 ( 1.7 %) 1 39 ( 2.1 %)
11 埼玉県 4 175 ( 4.6 %) 6 105 ( 5.6 %)
12 千葉県 6 296 ( 7.8 %) 10 163 ( 8.8 %)
13 東京都 41 1362 ( 35.9 %) 13 582 ( 31.3 %)
14 神奈川県 3 325 ( 8.6 %) 2 161 ( 8.7 %)
15 新潟県 0 39 ( 1.0 %) 2 21 ( 1.1 %)
16 山梨県 0 53 ( 1.4 %) 0 15 ( 0.8 %)
17 長野県 3 167 ( 4.4 %) 2 55 ( 3.0 %)
  ブロック計 63 2902 ( 76.5 %) 44 1,339 ( 72.0 %)
北陸 18 富山県 1 9 ( 0.2 %) 0 6 ( 0.3 %)
19 石川県 0 3 ( 0.1 %) 0 3 ( 0.2 %)
20 福井県 1 15 ( 0.4 %) 0 8 ( 0.4 %)
  ブロック計 2 27 ( 0.7 %) 0 17 ( 0.9 %)
東海 21 岐阜県 0 20 ( 0.5 %) 1 22 ( 1.2 %)
22 静岡県 1 86 ( 2.3 %) 2 57 ( 3.1 %)
23 愛知県 7 118 ( 3.1 %) 0 62 ( 3.3 %)
24 三重県 1 52 ( 1.4 %) 0 24 ( 1.3 %)
  ブロック計 9 276 ( 7.3 %) 3 165 ( 8.9 %)
近畿 25 滋賀県 0 8 ( 0.2 %) 0 7 ( 0.4 %)
26 京都府 1 43 ( 1.1 %) 1 23 ( 1.2 %)
27 大阪府 7 224 ( 5.9 %) 4 87 ( 4.7 %)
28 兵庫県 3 45 ( 1.2 %) 1 30 ( 1.6 %)
29 奈良県 0 21 ( 0.6 %) 1 7 ( 0.4 %)
30 和歌山県 0 10 ( 0.3 %) 3 10 ( 0.5 %)
  ブロック計 11 351 ( 9.3 %) 10 164 ( 8.8 %)
中国・四国 31 鳥取県 0 2 ( 0.1 %) 0 1 ( 0.1 %)
32 島根県 0 4 ( 0.1 %) 0 1 ( 0.1 %)
33 岡山県 0 5 ( 0.1 %) 1 4 ( 0.2 %)
34 広島県 0 18 ( 0.5 %) 0 8 ( 0.4 %)
35 山口県 0 6 ( 0.2 %) 0 5 ( 0.3 %)
36 徳島県 0 2 ( 0.1 %) 0 2 ( 0.1 %)
37 香川県 1 6 ( 0.2 %) 0 1 ( 0.1 %)
38 愛媛県 1 8 ( 0.2 %) 0 8 ( 0.4 %)
39 高知県 0 8 ( 0.2 %) 0 3 ( 0.2 %)
  ブロック計 2 59 ( 1.6 %) 1 33 ( 1.8 %)
九州・沖縄 40 福岡県 0 50 ( 1.3 %) 0 22 ( 1.2 %)
41 佐賀県 0 1 ( 0.0 %) 0 1 ( 0.1 %)
42 長崎県 0 10 ( 0.3 %) 0 6 ( 0.3 %)
43 熊本県 0 9 ( 0.2 %) 1 7 ( 0.4 %)
44 大分県 0 2 ( 0.1 %) 0 4 ( 0.2 %)
45 宮崎県 0 2 ( 0.1 %) 0 1 ( 0.1 %)
46 鹿児島県 0 11 ( 0.3 %) 0 8 ( 0.4 %)
47 沖縄県 0 13 ( 0.3 %) 2 15 ( 0.8 %)
  ブロック計 0 98 ( 2.6 %) 3 64 ( 3.4 %)
合計 88 3794 ( 100.0 %) 62 1,861 ( 100.0 %)



任意報告分

患者・感染者病変報告情報

〔平成12年9月1日〜10月末日〕

1 性別病変数

1−1 キャリア等→AIDS
  男   性 女   性 合   計
 総数 1 ( 0 ) 0 ( 0 ) 1 ( 0 )
内訳(年齢別)      
 10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 20〜29 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 30〜39 1 ( 0 ) 0 ( 0 ) 1 ( 0 )
 40〜49 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 50歳以上 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 1 ( 0 ) 0 ( 0 ) 1 ( 0 )


1−2 生存→死亡
  男   性 女   性 合   計
総数 4 ( 1 ) 0 ( 0 ) 4 ( 1 )
(内訳)  AIDSが原因 3 ( 0 ) 0 ( 0 ) 3 ( 0 )
それ以外の原因 1 ( 1 ) 0 ( 0 ) 1 ( 1 )
年齢区分      
 10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 20〜29 1 ( 0 ) 0 ( 0 ) 1 ( 0 )
 30〜39 1 ( 1 ) 0 ( 0 ) 1 ( 1 )
 40〜49 2 ( 0 ) 0 ( 0 ) 2 ( 0 )
 50歳以上 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 4 ( 1 ) 0 ( 0 ) 4 ( 1 )
注:( )内は外国人再掲数


2 性別病変数(累計)

2−1 キャリア等→AIDS
  男   性 女   性 合   計
 総数 14 ( 1 ) 6 ( 3 ) 20 ( 4 )
内訳(年齢別)      
 10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 20〜29 1 ( 1 ) 1 ( 1 ) 2 ( 2 )
 30〜39 5 ( 0 ) 3 ( 2 ) 8 ( 2 )
 40〜49 3 ( 0 ) 0 ( 0 ) 3 ( 0 )
 50歳以上 5 ( 0 ) 2 ( 0 ) 7 ( 0 )
 不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 14 ( 1 ) 6 ( 3 ) 20 ( 4 )


2−2 生存→死亡(累計)
  男   性 女   性 合   計
総数 69 ( 11 ) 9 ( 5 ) 78 ( 16 )
(内訳)  AIDSが原因 52 ( 9 ) 8 ( 4 ) 60 ( 13 )
それ以外の原因 17 ( 2 ) 1 ( 1 ) 18 ( 3 )
年齢区分      
 10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 20〜29 4 ( 1 ) 4 ( 3 ) 8 ( 4 )
 30〜39 13 ( 5 ) 2 ( 2 ) 15 ( 7 )
 40〜49 23 ( 3 ) 0 ( 0 ) 23 ( 3 )
 50歳以上 29 ( 2 ) 3 ( 0 ) 32 ( 2 )
 不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 69 ( 11 ) 9 ( 5 ) 78 ( 16 )
注:( )内は外国人再掲数


任意報告分

都道府県別累積病状変化報告状況


(平成12年10月末現在) 
都道府県名 報告件数
(件)
構成割合
(%)
ブロック別
報告件数
(件)
構成割合
(%)
1 北海道 0 ( 0 ) 0.0 0 0.0
2 青森県 0 ( 0 ) 0.0  
 
東北
 
 
5
 
 
 
 
 
5.1
3 岩手県 1 ( 1 ) 1.0
4 宮城県 2 ( 0 ) 2.0
5 秋田県 1 ( 0 ) 1.0
6 山形県 0 ( 0 ) 0.0
7 福島県 1 ( 0 ) 1.0
8 茨城県 6 ( 2 ) 6.1  
 
 
 
関東・甲信越
 
 
 
 
62
 
 
 
 
 
 
 
 
 
63.3
9 栃木県 0 ( 0 ) 0.0
10 群馬県 4 ( 0 ) 4.1
11 埼玉県 2 ( 0 ) 2.0
12 千葉県 8 ( 0 ) 8.2
13 東京都 24 ( 1 ) 24.5
14 神奈川県 9 ( 0 ) 9.2
15 新潟県 5 ( 0 ) 5.1
16 山梨県 0 ( 0 ) 0.0
17 長野県 4 ( 0 ) 4.1
18 富山県 1 ( 0 ) 1.0  
北陸
1
 
 
1.0
19 石川県 0 ( 0 ) 0.0
20 福井県 0 ( 0 ) 0.0
21 岐阜県 0 ( 0 ) 0.0  
東 海
 
11
 
 
 
11.2
22 静岡県 8 ( 0 ) 8.2
23 愛知県 3 ( 0 ) 3.1
24 三重県 0 ( 0 ) 0.0
25 滋賀県 0 ( 0 ) 0.0  
 
 
近 畿
 
10
 
 
 
 
 
10.2
26 京都府 1 ( 0 ) 1.0
27 大阪府 9 ( 0 ) 9.2
28 兵庫県 0 ( 0 ) 0.0
29 奈良県 0 ( 0 ) 0.0
30 和歌山県 0 ( 0 ) 0.0
31 鳥取県 0 ( 0 ) 0.0  
 
 
 
中国・四国
 
 
 
5
 
 
 
 
 
 
 
 
5.1
32 島根県 0 ( 0 ) 0.0
33 岡山県 2 ( 1 ) 2.0
34 広島県 2 ( 0 ) 2.0
35 山口県 0 ( 0 ) 0.0
36 徳島県 0 ( 0 ) 0.0
37 香川県 0 ( 0 ) 0.0
38 愛媛県 0 ( 0 ) 0.0
39 高知県 1 ( 0 ) 1.0
40 福岡県 3 ( 0 ) 3.1  
 
 
九州・沖縄
 
 
 
4
 
 
 
 
 
 
 
4.1
41 佐賀県 0 ( 0 ) 0.0
42 長崎県 0 ( 0 ) 0.0
43 熊本県 1 ( 0 ) 1.0
44 大分県 0 ( 0 ) 0.0
45 宮崎県 0 ( 0 ) 0.0
46 鹿児島県 0 ( 0 ) 0.0
47 沖縄県 0 ( 0 ) 0.0
合  計 98 ( 5 ) 100.0 98 100.0
( )内は今回報告件数(平成12年9月1日〜10月末までの報告分)である


平成12年12月5日

委員長コメント


1.今回の報告期間は平成12年8月28日より10月29日までの約2ヶ月であり、患者数は法定報告62件(前回63件)、任意報告1件(前回3件)、感染者数は88件(前回82件)である。

2.今回報告件数は前回報告と比較して、患者は1件の減、感染者は6件の増であった。
 このうち、HIV感染者では同性間性的接触によるものが43件、AIDS患者では異性間性的接触によるものが33件と、それぞれ約半数を占める。
 年齢別では前回同様、患者・感染者ともに各年齢層に分布しているものの、感染者では20代〜30代、患者では30代以上が占める割合が高い。

3.前述のとおり、依然として患者・感染者報告件数は増加傾向にある。2ヶ月ごとの数の合計としては今回、前回で歴代ワースト2、3を占める。そして感染経路、年齢層別の傾向もほぼ前回同様である。
 今後も引き続き、後天性免疫不全症候群に関する特定感染症予防指針に基づき、個別施策層(青少年、外国人、同性愛者、性風俗産業の従事者及び利用者)に対する普及啓発の充実が求められる。


平成12年12月 5日(火)

献 血 件 数 及 び HIV 抗 体 陽 性 件 数

献 血 件 数
( 検 査 実 施 数 )
陽性件数
( )内女性
10万人
当たり
 
1987年
(昭和62年)
8,217,340 11
( 1)
0.134
1988年
(昭和63年)
7,974,147
( 1)
0.113
1989年
(平成元年)
7,876,682 13
( 1)
0.165
1990年
(平成2年)
7,743,475 26
( 6)
0.336
1991年
(平成3年)
8,071,937 29
( 4)
0.359
1992年
(平成4年)
7,710,693 34
( 7)
0.441
1993年
(平成5年)
7,205,514 35
( 5)
0.486
1994年
(平成6年)
6,610,484 36
( 5)
0.545
1995年
(平成7年)
6,298,706 46
( 9)
0.730
1996年
(平成8年)
6,039,394 46
( 5)
0.762
1997年
(平成9年)
5,998,760 54
( 5)
0.900
1998年
(平成10年)
6,137,378 56
( 4)
0.912
1999年
(平成11年)
6,139,205 63
( 6)
1.026
2000年
(平成12年1月〜10月)
4,914,647
(速 報 値)
50
( 4)
1.017
(注)
・昭和61年は、年中途から実施したことなどから、3,146,940件、内陽性件数11件(女性0)となっている。
・平成12年の陽性件数には、NAT検査のみ陽性の2件が含まれる。
・抗体検査陽性の献血血液は、焼却されており、使用されていない。


照会先:医薬安全局血液対策課
担当者:西 田,石 井
TEL:[現在ご利用いただけません](内線)2905,2904
    03-3595-2395(直通)


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