報道発表資料 HOME

エイズ動向委員会の結果報告について

目  次
委員会の結果報告について

HIV感染者情報

委員長コメント

献血件数及びHIV抗体陽性件数


平成12年7月25日

エイズ動向委員会の結果報告について

1 本日の委員会では、平成12年5月1日から6月25日までの感染症法に基づく患者・感染者報告並びに平成12年5月1日から6月30日までの任意報告を解析した。

2 平成12年5月1日から6月25日までの間に感染症法に基づき報告されたエイズ患者は57件、HIV感染者は64件であった。
 患者57件、感染者64件の内訳は、

(1)感染原因別では、異性間の性的接触による患者25件、感染者19件、同性間の性的接触による患者11件、感染者30件、母子感染による感染者1件、その他の原因による患者4件、原因不明の患者17件、感染者14件であった。(表1−1表1−2
(2)性別では男性患者46件、感染者56件、女性患者11件、感染者8件であった。
(3)年齢区分別では、患者は20代5件、30代18件、40代17件、50歳以上17件、感染者は10歳未満1件、10代1件、20代21件、30代21件、40代6件、50歳以上14件であった。(表2−12−2
(4)国籍別では日本人患者46件、感染者47件、外国人患者11件、感染者17件である。
(5)感染地域別では、国内で感染した患者23件、感染者39件、海外で感染した患者16件、感染者10件、感染地域不明患者18件、感染者15件であった。(表3−13−2

3 患者57件、感染者64件のうち

(1)異性間の性的接触による患者25件、感染者19件のうち日本人男性は、患者16件、感染者12件、日本人女性は、患者3件、感染者1件であった。また、外国人男性は、患者1件、感染者3件、外国人女性は、患者5件、感染者3件であった。(表1−11−2
(2)日本人男性患者42件のうち20代3件、30代10件、40代13件、50歳以上16件、日本人男性感染者45件のうち、10歳未満1件、10代1件、20代15件、30代11件、40代4件、50歳以上13件であった。また、日本人女性患者4件のうち20代1件、30代1件、40代2件、日本人女性感染者2件のうち20代1件、30代1件であった。(表2−12−2
(3)外国人男性患者4件のうち30代3件、50歳以上1件、外国人男性感染者11件のうち20代3件、30代6件、40代1件、50歳以上1件であった。また、外国人女性患者7件のうち20代1件、30代4件、40代2件、外国人女性感染者6件のうち20代2件、30代3件、40代1件であった。(表2−12−2
(4)国内感染による患者23件のうち日本人男性が21件、日本人女性2件であった。また、国内感染による感染者39件のうち日本人男性が33件、外国人男性は4件、日本人女性が2件であった。(表3−13−2
(5)海外感染による患者16件のうち日本人男性が9件、外国人男性が2件、日本人女性が1件、外国人女性が4件であった。(表3−13−2
(6)海外感染による感染者10件のうち日本人男性が8件、外国人男性が1件、外国人女性が1件であった。

4 任意報告により

(1)キャリア等からエイズ患者になったとの報告は0件である。
(2)患者・感染者の死亡5件のうちエイズが原因のものは4件、それ以外の原因のは1件であった。
(3)死亡報告5件のうち30代2件、50歳以上3件であった。

5 今回5名の死亡及び「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告とあわせ累積死亡報告数は1,180名となった。

6 平成12年1月から6月末日までの献血件数2,932,165件のうち、HIV抗体陽性件数は31件であった。


データ取得 全表、データを.xls形式でダウンロードできます。(131KB)

感染症法に基づくエイズ患者・感染者情報

〔平成12年5月1日〜6月25日〕
法定報告分

1−1 性別・感染原因別患者数
  男   性 女   性 合   計
異性間の性的接触 17 ( 1 ) 8 ( 5 ) 25 ( 6 )
同性間の性的接触 11 ( 1 ) 0 ( 0 ) 11 ( 1 )
静注薬物濫用 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
母子感染 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
そ の 他 4 ( 0 ) 0 ( 0 ) 4 ( 0 )
不  明 14 ( 2 ) 3 ( 2 ) 17 ( 4 )
合   計 46 ( 4 ) 11 ( 7 ) 57 ( 11 )
注:( )内は外国人再掲数


2−1 性別・年齢別患者数
  男   性 女   性 合   計
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 3 ( 0 ) 2 ( 1 ) 5 ( 1 )
30〜39 13 ( 3 ) 5 ( 4 ) 18 ( 7 )
40〜49 13 ( 0 ) 4 ( 2 ) 17 ( 2 )
50歳以上 17 ( 1 ) 0 ( 0 ) 17 ( 1 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 46 ( 4 ) 11 ( 7 ) 57 ( 11 )
注:( )内は外国人再掲数


3−1 性別・感染地域別患者数
  男   性 女   性 合   計
国   内 21 ( 0 ) 2 ( 0 ) 23 ( 0 )
海   外 11 ( 2 ) 5 ( 4 ) 16 ( 6 )
不   明 14 ( 2 ) 4 ( 3 ) 18 ( 5 )
合   計 46 ( 4 ) 11 ( 7 ) 57 ( 11 )
注:( )内は外国人再掲数


1−2 性別・感染原因別感染者数
  男   性 女   性 合   計
異性間の性的接触 15 ( 3 ) 4 ( 3 ) 19 ( 6 )
同性間の性的接触 30 ( 3 ) 0 ( 0 ) 30 ( 3 )
静注薬物濫用 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
母子感染 1 ( 0 ) 0 ( 0 ) 1 ( 0 )
そ の 他 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
不  明 10 ( 5 ) 4 ( 3 ) 14 ( 8 )
合   計 56 ( 11 ) 8 ( 6 ) 64 ( 17 )
注:( )内は外国人再掲数


2−2 性別・年齢別感染者数
  男   性 女   性 合   計
10歳未満 1 ( 0 ) 0 ( 0 ) 1 ( 0 )
10〜19 1 ( 0 ) 0 ( 0 ) 1 ( 0 )
20〜29 18 ( 3 ) 3 ( 2 ) 21 ( 5 )
30〜39 17 ( 6 ) 4 ( 3 ) 21 ( 9 )
40〜49 5 ( 1 ) 1 ( 1 ) 6 ( 2 )
50歳以上 14 ( 1 ) 0 ( 0 ) 14 ( 1 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 56 ( 11 ) 8 ( 6 ) 64 ( 17 )
注:( )内は外国人再掲数


3−2 性別・感染地域別感染者数
  男   性 女   性 合   計
国   内 37 ( 4 ) 2 ( 0 ) 39 ( 4 )
海   外 9 ( 1 ) 1 ( 1 ) 10 ( 2 )
不   明 10 ( 6 ) 5 ( 5 ) 15 ( 11 )
合   計 56 ( 11 ) 8 ( 6 ) 64 ( 17 )
注:( )内は外国人再掲数


エイズ患者等の届出状況等

〔平成12年6月25日現在〕
法定報告分


1.日本のエイズ患者の届出状況     (単位:件)
  男  性 女  性 合  計
異性間の性的接触 658 ( 113 ) 136 ( 77 ) 794 ( 190 )
同性間の性的接触 *1 396 ( 43 ) 0 ( 0 ) 396 ( 43 )
静注薬物濫用 14 ( 10 ) 0 ( 0 ) 14 ( 10 )
母子感染 8 ( 1 ) 5 ( 2 ) 13 ( 3 )
そ の 他 27 ( 7 ) 12 ( 5 ) 39 ( 12 )
不   明 388 ( 141 ) 92 ( 67 ) 480 ( 208 )
小   計 1,491 ( 315 ) 245 ( 151 ) 1,736 ( 466 )
凝固因子製剤 *2 624 ( … ) 7 ( … ) 631 ( … )
患 者 合 計 2,115 ( 315 ) 252 ( 151 ) 2,367 ( 466 )
( )内は外国人再掲数

注: *1 男性両性愛者(33件)を含む。
*2 平成9年10月末現在における「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告による数字である。なお、「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」施行時(平成元年2月17日〜平成11年3月31日)、凝固因子製剤が原因とされている者は、報告の対象から除外されている。
3 「病状に変化を生じた事項に関する報告」(病変報告)数は、除く(以下同じ)。



2.HIV感染者の届出状況     (単位:件)
  男  性 女  性 合  計
異性間の性的接触 853 ( 161 ) 820 ( 554 ) 1,673 ( 715 )
同性間の性的接触 *1 989 ( 109 ) 0 ( 0 ) 989 ( 109 )
静注薬物濫用 21 ( 14 ) 1 ( 1 ) 22 ( 15 )
母子感染 11 ( 2 ) 12 ( 7 ) 23 ( 9 )
そ の 他 39 ( 13 ) 29 ( 8 ) 68 ( 21 )
不   明 396 ( 177 ) 453 ( 427 ) 849 ( 604 )
小   計 2,309 ( 476 ) 1,315 ( 997 ) 3,624 ( 1,473 )
凝固因子製剤 *2 1,417 ( … ) 17 ( … ) 1,434 ( … )*3
感 染 者 合 計 3,726 ( 476 ) 1,332 ( 997 ) 5,058 ( 1,473 )
( )内は外国人再掲数

注: *1 男性両性愛者(57件)を含む。
*2 平成9年10月末現在における「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告による数字である。なお、「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」施行時(平成元年2月17日〜平成11年3月31日)、凝固因子製剤が原因とされている者は、報告の対象から除外されている。
*3 患者631名を含む。


3.累積死亡者数    1,180名    〔平成12年6月30日現在〕
*1 上記死亡者数には「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの累積死亡報告数493名が含まれる。

(参考)

・エイズ予防法施行時の凝固因子製剤による感染を除く患者・感染者等の状況
 (上段:感染者、下段:患者)

・性別・年齢区分別・感染地域別患者・感染者数(エイズ予防法施行後)

(単位:件)
  男   性 女   性 合   計
国内 海外 不明 国内 海外 不明 国内 海外 不明
10歳未満 10 2 0 12 7 4 1 12 17 6 1 24
8 0 0 8 2 3 0 5 10 3 0 13
10〜19 11 0 4 15 18 43 34 95 29 43 38 110
0 0 0 0 2 0 1 3 2 0 1 3
20〜29 464 116 110 690 173 288 396 857 637 404 506 1,547
75 61 44 180 15 33 42 90 90 94 86 270
30〜39 405 188 147 740 77 51 107 235 482 239 254 975
175 146 109 430 19 39 27 85 194 185 136 515
40〜49 277 104 80 461 23 11 10 44 300 115 90 505
211 108 105 424 6 11 9 26 217 119 114 450
50歳以上 193 60 66 319 41 1 2 44 234 61 68 363
220 99 91 410 20 1 7 28 240 100 98 438
不  明 0 1 2 3 0 4 1 5 0 5 3 8
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合  計 1,360 471 409 2,240 339 402 551 1,292 1,699 873 960 3,532
689 414 349 1,452 64 87 86 237 753 501 435 1,689



(参考)世界のエイズ患者の状況(1999年11月15日現在、WHO報告)
地  域 患者発生状況 患 者 数 人   口
アフリカ地域 794,444 タンザニア 112,052 23,126 千人
ケニア 81,492 21,433
ジンバブエ 74,782 10,412
アメリカ地域 1,010,193 アメリカ合衆国 717,430 248,709
ブラジル 145,327 146,825
メキシコ 39,675 81,249
東地中海地域 7,917 スーダン 2,735 24,940
ジブチ 1,783 81
ヨーロッパ地域 224,404 スペイン 54,964 39,433
フランス 49,421 56,634
イタリア 44,516 59,103
南東アジア地域 140,246 タイ 128,606 54,532
インド 8,438 846,302
西太平洋地域 24,257 オーストラリア 8,140 16,850
日本 2,207 126,780
2,201,461      
注:※WHOの報告に伴い、地域の区分を変更した


都道府県別感染者累積報告状況

法定報告分

 
都道府県名
 
感染者
報告件数
(件)
 
構成割合
(%)
ブロック別
感染者
報告件数(件)
構成割合
(%)
1 北海道 27 ( 0 ) 0.7 27 0.7
2 青森県 6 ( 0 ) 0.2  
 
東北
 
 
52
 
 
 
 
 
1.4
3 岩手県 5 ( 0 ) 0.1
4 宮城県 15 ( 1 ) 0.4
5 秋田県 4 ( 0 ) 0.1
6 山形県 4 ( 0 ) 0.1
7 福島県 18 ( 1 ) 0.5
8 茨城県 328 ( 1 ) 9.1  
 
 
 
関東・甲信越
 
 
 
 
2,785
 
 
 
 
 
 
 
 
 
76.8
9 栃木県 83 ( 2 ) 2.3
10 群馬県 63 ( 1 ) 1.7
11 埼玉県 171 ( 1 ) 4.7
12 千葉県 289 ( 3 ) 8.0
13 東京都 1,280 ( 27 ) 35.3
14 神奈川県 317 ( 9 ) 8.7
15 新潟県 39 ( 0 ) 1.1
16 山梨県 52 ( 0 ) 1.4
17 長野県 163 ( 1 ) 4.5
18 富山県 8 ( 0 ) 0.2  
北陸
25
 
 
0.7
19 石川県 3 ( 0 ) 0.1
20 福井県 14 ( 1 ) 0.4
21 岐阜県 20 ( 0 ) 0.6  
東 海
 
260
 
 
 
7.2
22 静岡県 82 ( 1 ) 2.3
23 愛知県 109 ( 3 ) 3.0
24 三重県 49 ( 1 ) 1.4
25 滋賀県 8 ( 0 ) 0.2  
 
 
近 畿
 
326
 
 
 
 
 
9.0
26 京都府 41 ( 1 ) 1.1
27 大阪府 210 ( 7 ) 5.8
28 兵庫県 36 ( 1 ) 1.0
29 奈良県 21 ( 0 ) 0.6
30 和歌山県 10 ( 1 ) 0.3
31 鳥取県 2 ( 0 ) 0.1  
 
 
 
中国・四国
 
 
 
56
 
 
 
 
 
 
 
 
1.5
32 島根県 4 ( 0 ) 0.1
33 岡山県 5 ( 0 ) 0.1
34 広島県 18 ( 0 ) 0.5
35 山口県 6 ( 0 ) 0.2
36 徳島県 2 ( 0 ) 0.1
37 香川県 5 ( 0 ) 0.1
38 愛媛県 6 ( 0 ) 0.2
39 高知県 8 ( 0 ) 0.2
40 福岡県 48 ( 1 ) 1.3  
 
 
九州・沖縄
 
 
 
93
 
 
 
 
 
 
 
2.6
41 佐賀県 0 ( 0 ) 0.0
42 長崎県 10 ( 0 ) 0.3
43 熊本県 9 ( 0 ) 0.2
44 大分県 2 ( 0 ) 0.1
45 宮崎県 2 ( 0 ) 0.1
46 鹿児島県 9 ( 0 ) 0.2
47 沖縄県 13 ( 0 ) 0.4
合  計 3,624 ( 64 ) 100.0 3,624 100.0
(平成12年6月25日現在)

注: 1. 凝固因子製剤による患者は除く
2. ( )内は今回報告件数(平成12年5月1日〜6月25日分)である
3. 昨年3月末までは、患者・感染者の居住地を管轄する都道府県知事からの報告であったが、昨年4月以降は保健所を経由した報告となったため、保健所を管轄する都道府県知事からの報告である


都道府県別患者累積報告状況

法定報告分

 
都道府県名
 
患者
報告件数
(件)
 
構成割合
(%)
ブロック別
患者
報告件数(件)
構成割合
(%)
1 北海道 30 ( 1 ) 1.7 30 1.7
2 青森県 7 ( 0 ) 0.4  
 
東北
 
 
46
 
 
 
 
 
2.6
3 岩手県 6 ( 0 ) 0.3
4 宮城県 15 ( 1 ) 0.9
5 秋田県 4 ( 0 ) 0.2
6 山形県 5 ( 0 ) 0.3
7 福島県 9 ( 0 ) 0.5
8 茨城県 124 ( 2 ) 7.1  
 
 
 
関東・甲信越
 
 
 
 
1,250
 
 
 
 
 
 
 
 
 
72.0
9 栃木県 56 ( 2 ) 3.2
10 群馬県 38 ( 1 ) 2.2
11 埼玉県 97 ( 6 ) 5.6
12 千葉県 147 ( 5 ) 8.5
13 東京都 546 ( 21 ) 31.5
14 神奈川県 155 ( 2 ) 8.9
15 新潟県 19 ( 1 ) 1.1
16 山梨県 15 ( 1 ) 0.9
17 長野県 53 ( 1 ) 3.1
18 富山県 6 ( 0 ) 0.3  
北陸
17
 
 
1.0
19 石川県 3 ( 0 ) 0.2
20 福井県 8 ( 1 ) 0.5
21 岐阜県 19 ( 1 ) 1.1  
東 海
 
156
 
 
 
9.0
22 静岡県 54 ( 3 ) 3.1
23 愛知県 60 ( 0 ) 3.5
24 三重県 23 ( 2 ) 1.3
25 滋賀県 7 ( 0 ) 0.4  
 
 
近 畿
 
148
 
 
 
 
 
8.5
26 京都府 21 ( 0 ) 1.2
27 大阪府 79 ( 2 ) 4.6
28 兵庫県 29 ( 1 ) 1.7
29 奈良県 5 ( 0 ) 0.3
30 和歌山県 7 ( 0 ) 0.4
31 鳥取県 1 ( 0 ) 0.1  
 
 
 
中国・四国
 
 
 
31
 
 
 
 
 
 
 
 
1.8
32 島根県 1 ( 0 ) 0.1
33 岡山県 3 ( 1 ) 0.2
34 広島県 7 ( 0 ) 0.4
35 山口県 5 ( 0 ) 0.3
36 徳島県 2 ( 0 ) 0.1
37 香川県 1 ( 0 ) 0.1
38 愛媛県 8 ( 1 ) 0.5
39 高知県 3 ( 0 ) 0.2
40 福岡県 22 ( 1 ) 1.3  
 
 
九州・沖縄
 
 
 
58
 
 
 
 
 
 
 
3.3
41 佐賀県 1 ( 0 ) 0.1
42 長崎県 6 ( 0 ) 0.3
43 熊本県 6 ( 0 ) 0.3
44 大分県 2 ( 0 ) 0.1
45 宮崎県 1 ( 0 ) 0.1
46 鹿児島県 8 ( 0 ) 0.5
47 沖縄県 12 ( 0 ) 0.7
合  計 1,736 ( 57 ) 100.0 1,736 100.0
(平成12年6月25日現在)

注: 1. 凝固因子製剤による患者は除く
2. ( )内は今回報告件数(平成12年5月1日〜6月25日分)である
3. 昨年3月末までは、患者・感染者の居住地を管轄する都道府県知事からの報告であったが、昨年4月以降は保健所を経由した報告となったため、保健所を管轄する都道府県知事からの報告である


患者・感染者病変報告情報

〔平成12年5月1日〜6月末日〕
任意報告分

1 性別病変数

1−1 キャリア等→AIDS
  男   性 女   性 合   計
総数 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
 内訳(年齢別)      
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
30〜39 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
40〜49 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
50歳以上 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )


1−2 生存→死亡
  男   性 女   性 合   計
総数 3 ( 1 ) 2 ( 1 ) 5 ( 2 )
(内訳) AIDSが原因 2 ( 1 ) 2 ( 1 ) 4 ( 2 )
それ以外の原因 1 ( 0 ) 0 ( 0 ) 1 ( 0 )
 年齢区分      
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
30〜39 1 ( 1 ) 1 ( 1 ) 2 ( 2 )
40〜49 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
50歳以上 2 ( 0 ) 1 ( 0 ) 3 ( 0 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 3 ( 1 ) 2 ( 1 ) 5 ( 2 )
注:( )内は外国人再掲数


2 性別病変数(累計)

2−1 キャリア等→AIDS
  男   性 女   性 合   計
総数 10 ( 1 ) 6 ( 3 ) 16 ( 4 )
 内訳(年齢別)      
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 1 ( 1 ) 1 ( 1 ) 2 ( 2 )
30〜39 2 ( 0 ) 3 ( 2 ) 5 ( 2 )
40〜49 2 ( 0 ) 0 ( 0 ) 2 ( 0 )
50歳以上 5 ( 0 ) 2 ( 0 ) 7 ( 0 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 10 ( 1 ) 6 ( 3 ) 16 ( 4 )


2−2 生存→死亡(累計)
  男   性 女   性 合   計
総数 58 ( 9 ) 9 ( 5 ) 67 ( 14 )
(内訳) AIDSが原因 43 ( 8 ) 8 ( 4 ) 51 ( 12 )
それ以外の原因 15 ( 1 ) 1 ( 1 ) 16 ( 2 )
 年齢区分      
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 3 ( 1 ) 4 ( 3 ) 7 ( 4 )
30〜39 11 ( 4 ) 2 ( 2 ) 13 ( 6 )
40〜49 16 ( 2 ) 0 ( 0 ) 16 ( 2 )
50歳以上 28 ( 2 ) 3 ( 0 ) 31 ( 2 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 58 ( 9 ) 9 ( 5 ) 67 ( 14 )
注:( )内は外国人再掲数

任意報告分

都道府県別累積病状変化報告状況

(平成12年6月末現在)

 
都道府県名
 
患者
報告件数
(件)
 
構成割合
(%)
ブロック別
患者
報告件数(件)
構成割合
(%)
1 北海道 0 ( 0 ) 0.0 0 0.0
2 青森県 0 ( 0 ) 0.0  
 
東北
 
 
3
 
 
 
 
 
3.6
3 岩手県 0 ( 0 ) 0.0
4 宮城県 1 ( 0 ) 1.2
5 秋田県 1 ( 0 ) 1.2
6 山形県 0 ( 0 ) 0.0
7 福島県 1 ( 0 ) 1.2
8 茨城県 3 ( 0 ) 3.6  
 
 
 
関東・甲信越
 
 
 
 
54
 
 
 
 
 
 
 
 
 
65.1
9 栃木県 0 ( 0 ) 0.0
10 群馬県 4 ( 0 ) 4.8
11 埼玉県 1 ( 0 ) 1.2
12 千葉県 7 ( 2 ) 8.4
13 東京都 22 ( 1 ) 26.5
14 神奈川県 9 ( 1 ) 10.8
15 新潟県 4 ( 0 ) 4.8
16 山梨県 0 ( 0 ) 0.0
17 長野県 4 ( 0 ) 4.8
18 富山県 1 ( 0 ) 1.2  
北陸
1
 
 
1.2
19 石川県 0 ( 0 ) 0.0
20 福井県 0 ( 0 ) 0.0
21 岐阜県 0 ( 0 ) 0.0  
東 海
 
10
 
 
 
12.0
22 静岡県 7 ( 1 ) 8.4
23 愛知県 3 ( 0 ) 3.6
24 三重県 0 ( 0 ) 0.0
25 滋賀県 0 ( 0 ) 0.0  
 
 
近 畿
 
9
 
 
 
 
 
10.8
26 京都府 1 ( 0 ) 1.2
27 大阪府 8 ( 0 ) 9.6
28 兵庫県 0 ( 0 ) 0.0
29 奈良県 0 ( 0 ) 0.0
30 和歌山県 0 ( 0 ) 0.0
31 鳥取県 0 ( 0 ) 0.0  
 
 
 
中国・四国
 
 
 
2
 
 
 
 
 
 
 
 
2.4
32 島根県 0 ( 0 ) 0.0
33 岡山県 1 ( 0 ) 1.2
34 広島県 0 ( 0 ) 0.0
35 山口県 0 ( 0 ) 0.0
36 徳島県 0 ( 0 ) 0.0
37 香川県 0 ( 0 ) 0.0
38 愛媛県 0 ( 0 ) 0.0
39 高知県 1 ( 0 ) 1.2
40 福岡県 3 ( 0 ) 3.6  
 
 
九州・沖縄
 
 
 
4
 
 
 
 
 
 
 
4.8
41 佐賀県 0 ( 0 ) 0.0
42 長崎県 0 ( 0 ) 0.0
43 熊本県 1 ( 0 ) 1.2
44 大分県 0 ( 0 ) 0.0
45 宮崎県 0 ( 0 ) 0.0
46 鹿児島県 0 ( 0 ) 0.0
47 沖縄県 0 ( 0 ) 0.0
合  計 83 ( 5 ) 100.0 83 100.0
( )内は今回報告件数(平成12年5月1日〜6月末までの報告分)である


平成12年7月25日

委員長コメント

1.今回の報告期間は平成12年5月1日より6月25日までの約2ヶ月であり、患者数は法定報告57件(前回56件)、任意報告0件(前回4件)、感染者数は64件(前回75件)である。

2.今回報告の特徴は、

(1)前回同様、患者・感染者ともに異性間及び同性間性的接触によるものが大半を占めている。
(2)年齢別では患者・感染者ともに各年齢層に分布している。患者では30代40代、感染者では20代30代が占める割合が高い。とくに20代の日本人男性感染者は7件増加した。

3.前述のとおり、前回報告と比較すれば大きな変動はみられないものの、年単位の増加傾向はエイズ発生動向年報で指摘したとおりであり、今後一層エイズに関する普及啓発が必要である。


平成12年 7月25日(火)

献 血 件 数 及 び HIV 抗 体 陽 性 件 数

献 血 件 数
( 検 査 実 施 数 )
陽性者数
( )内女性
10万人
当たり
 
1987年
(昭和62年)
8,217,340 11
( 1)
0.134
1988年
(昭和63年)
7,974,147
( 1)
0.113
1989年
(平成元年)
7,876,682 13
( 1)
0.165
1990年
(平成2年)
7,743,475 26
( 6)
0.336
1991年
(平成3年)
8,071,937 29
( 4)
0.359
1992年
(平成4年)
7,710,693 34
( 7)
0.441
1993年
(平成5年)
7,205,514 35
( 5)
0.486
1994年
(平成6年)
6,610,484 36
( 5)
0.545
1995年
(平成7年)
6,298,706 46
( 9)
0.730
1996年
(平成8年)
6,039,394 46
( 5)
0.762
1997年
(平成9年)
5,998,760 54
( 5)
0.900
1998年
(平成10年)
6,137,378 56
( 4)
0.912
1999年
(平成11年)
6,139,205 63
( 6)
1.026
2000年
(平成12年1月〜6月)
2,932,165
(速 報 値)
31
( 3)
1.057

(注)

・昭和61年は、年中途から実施したことなどから、3,146,940件、内陽性件数11件(女性0)となっている。
・抗体検査陽性の献血血液は、焼却されており、使用されていない。


照会先:医薬安全局血液対策課
担当者:大 西,石 井
TEL:[現在ご利用いただけません](内線)2905,2904
    03-3595-2395(直通)


報道発表資料 HOME