○ 医療について

　１月１日２時時点の４７都道府県からの定時報告をまとめたところ、２２９２の重点医療機関の全てについて、異常なしとの報告（４：０５報告）があった。
　また、同時点の国立病院施設２２６施設についても、すべて異常なしとの報告（２：５５報告）があった。
　その他の医療施設についても、午前４時の時点で障害発生の報告は受けていない。
　なお、一部、障害発生と思われる情報があったが、確認したところいずれも２０００年問題とは関係ないことが判明している。（例えば、同じ医療機関にある２台の点滴装置のうち１台の点滴の量が０と表示されるべきところ、２と表示されるという情報があったが、確認したところこれは、前に使用した分量が表示されるモードにしてあることが判明。また、同じ医療機関内の８台の人工呼吸器について１台だけ表示機能に異常があったが、電池切れであったことが判明等。）

○ 水道について

　同時点の定時報告をまとめたところ、全国約１万の水道事業者において、異常なしとの報告があった。

○ 厚生省としては、引き続き警戒体制をとるとともに、次は５時５０分に内閣報告内容について報告をする予定です。

照会先：厚生省コンピュータ西暦2000年問題対策本部
　　　　TEL.03-3595-2159