報道発表資料 HOME

平 成 11 年 12 月 6 日

コンピュータ西暦2000年問題に関する
重点医療機関における対応状況について

1 取組状況

 全ての重点医療機関2,292施設(注1)においては、現時点までに、医療機器、医療情報システム及び一般・医療設備の修正・模擬テストを完了するとともに、危機管理計画の策定を全て完了した。

注1) 2000年問題が発生した場合に患者の生命・健康への危険性が高い医療機関
(救命救急センター、災害拠点病院、ICUを有する病院等)として都道府県が選定した医療機関。前回調査時(9月末現在)より11病院追加。
注2) 1病院については、11月末までに対応が完了しなかったが、12月3日に対応を完了したところ。

2 今後の対応

(1) 医療機関、都道府県、国の間の情報連絡体制を整備し、周知徹底を図るとともに、年末年始に内外で生じる障害の発生状況についての情報収集・提供等が迅速に行われるよう、情報連絡体制の確認訓練を実施する。

(2) 重点医療機関のうち災害拠点病院、救命救急センター等に対し、年末年始の患者受入体制の確保等について、都道府県を通じて所要の指導等を行い、各都道府県における二次医療圏単位での医療提供体制の確保を図る。
(3) 重点医療機関以外の医療機関についても 医療機器の修正等及び模擬テストの実施、危機管理計画の策定について早期に完了するよう都道府県等を通じて引き続き要請する。


照会先:コンピュータ西暦2000年問題対策室
    (大臣官房政策課内)
    中村課長補佐 (2259)宮崎課長補佐(2932)


  該 当 区 分 重点医療機関
合計病床数
重点医療
機関総数
災害拠点病院 救命救急センター
北海道 23 7 40,513 159
青森 8 2 7,599 28
岩手 11 3 6,353 16
宮城 11 3 9,731 31
秋田 12 1 10,188 31
山形 4 1 5,924 12
福島 8 3 14,990 42
茨城 8 3 17,845 103
栃木 9 3 8,419 27
群馬 12 2 8,662 35
埼玉 8 6 17,581 63
千葉 17 8 16,935 60
東京 60 19 51,231 119
神奈川 28 7 32,048 104
新潟 14 3 10,874 31
富山 5 2 7,874 22
石川 8 1 11,360 50
福井 7 1 4,876 17
山梨 9 1 4,330 14
長野 10 3 10,613 28
岐阜 6 4 11,690 38
静岡 17 4 15,583 39
愛知 14 8 26,887 66
三重 6 2 9,839 32
滋賀 6 3 7,254 21
京都 8 3 14,380 49
大阪 17 9 40,787 127
兵庫 12 4 44,649 240
奈良 4 2 5,570 21
和歌山 8 1 4,991 18
鳥取 4 1 5,655 27
島根 7 1 5,578 15
岡山 7 2 9,198 25
広島 14 3 14,354 56
山口 10 3 11,899 50
徳島 7 1 4,962 14
香川 6 1 7,457 24
愛媛 7 3 7,035 17
高知 5 1 9,779 70
福岡 15 6 26,373 90
佐賀 7 1 3,637 19
長崎 11 1 4,753 13
熊本 12 1 13,908 67
大分 11 1 7,285 33
宮崎 10 2 6,823 36
鹿児島 11 1 11,416 60
沖縄 6 1 7,740 33
合計 520 149 637,428 2,292
注) 全ての災害拠点病院、救命救急センターが、重点医療機関に指定されている


報道発表資料 HOME