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エイズ動向委員会の結果報告について

目  次
委員会の結果報告について

HIV感染者情報

委員長コメント

献血件数及びHIV抗体陽性件数


平成11年11月30日

エイズ動向委員会の結果報告について

1.本日の委員会では、8月30日より10月31日までの感染症新法に基づく患者・感染者報告並びに9月1日より10月31日までの任意報告を解析するとともに、今後の委員会の運営方針等を協議した。

2.平成11年8月30日から10月31日までの間に感染症新法に基づき報告されたエイズ患者は50件、HIV感染者は76件であった。
 患者50件、感染者76件の内訳は、

(1)感染原因では、異性間の性的接触による患者29件、感染者30件、同性間の性的接触による患者12件、感染者27件、その他の原因の感染者4件、原因不明の患者9件、感染者15件であった。(表1−11−2
(2)性別では男性患者44件、感染者61件、女性患者6件、感染者15件であった。 (3)年齢区分別では、患者は20代4件、30代15件、40代19件、50歳以上12件、感染者は10代2件、20代27件、30代23件、40代13件、50歳以上11件であった。(表2−12−2
(4)国籍では日本人患者39件、感染者66件、外国人患者11件、感染者10件である。
(5)感染地域では、国内で感染した患者32件、感染者53件、海外で感染した患者10件、感染者8件、感染地域不明患者8件、感染者15件であった。(表3−13−2

3.患者50件、感染者76件のうち

(1)異性間の性的接触による患者29件、感染者30件のうち日本人男性は、患者19件、感染者17件、日本人女性は患者2件、感染者8件であった。また、外国人男性は、患者4件、感染者1件、外国人女性は、患者4件、感染者は4件であった。(表1−11−2
(2)日本人男性患者37件のうち30代11件、40代14件、50歳以上12件、日本人男性感染者56件のうち20代16件、30代19件、40代13件、50歳以上8件であった。また、日本人女性患者2件のうち20代1件、40代1件、日本人女性感染者10件のうち10代2件、20代6件、50代2件であった。(表2−12−2
(3)外国人男性患者7件のうち20代2件、30代3件、40代2件、外国人男性感染者5件のうち20代1件、30代3件、50代1件であった。また、外国人女性患者4件のうち20代1件、30代1件、40代2件、外国人女性感染者5件のうち20代4件、30代1件であった。(表2−12−2
(4)国内感染による患者32件のうち日本人男性が29件、日本人女性は1件であった。また、国内感染による感染者53件のうち日本人男性が44件、日本人女性が7件であった。(表3−13−2
(5)海外感染による患者10件の内訳は、日本人男性3件、外国人男性5件、日本人女性1件、外国人女性1件であった。また、海外感染による感染者8件のうち日本人男性4件、外国人男性1件、日本人女性1件、外国人女性2件であった。(表3−13−2

4.任意報告により

(1)キャリア等からエイズ患者になったとの報告は3件、この内訳は日本人女性1件、外国人女性が2件である。
(2)患者・感染者の死亡9件のうちエイズが原因のものは8件、それ以外の原因は1件であった。
(3)死亡報告の9件のうち30代2件、40代2件、50歳以上5件であった。
5.今回9名の死亡及び「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告とあわせ累積死亡報告数は1,149名となった。

6.平成11年1月から10月末日までの献血件数5,154,822件のうち、HIV抗体陽性件数は47件であった。


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感染症新法に基づくエイズ患者・感染者情報

〔平成11年8月30日〜10月31日〕


1−1 性別・感染原因別患者数
  男   性 女   性 合   計
異性間の性的接触 23 (4) 6 (4) 29 (8)
同性間の性的接触 12 (0) 0 (0) 12 (0)
静注薬物濫用 0 (0) 0 (0) 0 (0)
母子感染 0 (0) 0 (0) 0 (0)
そ の 他 0 (0) 0 (0) 0 (0)
不  明 9 (3) 0 (0) 9 (3)
合   計 44 (7) 6 (4) 50 (11)
注:( )内は外国人再掲数

2−1 性別・年齢別患者数
  男   性 女   性 合   計
10歳未満 0 (0) 0 (0) 0 (0)
10〜19 0 (0) 0 (0) 0 (0)
20〜29 2 (2) 2 (1) 4 (3)
30〜39 14 (3) 1 (1) 15 (4)
40〜49 16 (2) 3 (2) 19 (4)
50歳以上 12 (0) 0 (0) 12 (0)
不   明 0 (0) 0 (0) 0 (0)
合   計 44 (7) 6 (4) 50 (11)
注:( )内は外国人再掲数

3−1 性別・感染地域別患者数
  男   性 女   性 合   計
国   内 30 (1) 2 (1) 32 (2)
海   外 8 (5) 2 (1) 10 (6)
不   明 6 (1) 2 (2) 8 (3)
合   計 44 (7) 6 (4) 50 (11)
注:( )内は外国人再掲数


法定報告分

1−2 性別・感染原因別感染者数
  男   性 女   性 合   計
異性間の性的接触 18 (1) 12 (4) 30 (5)
同性間の性的接触 27 (0) 0 (0) 27 (0)
静注薬物濫用 0 (0) 0 (0) 0 (0)
母子感染 0 (0) 0 (0) 0 (0)
そ の 他 3 (0) 1 (0) 4 (0)
不  明 13 (4) 2 (1) 15 (5)
合   計 61 (5) 15 (5) 76 (10)
注:( )内は外国人再掲数

2−2 性別・年齢別感染者数 
  男   性 女   性 合   計
10歳未満 0 (0) 0 (0) 0 (0)
10〜19 0 (0) 2 (0) 2 (0)
20〜29 17 (1) 10 (4) 27 (5)
30〜39 22 (3) 1 (1) 23 (4)
40〜49 13 (0) 0 (0) 13 (0)
50歳以上 9 (1) 2 (0) 11 (1)
不   明 0 (0) 0 (0) 0 (0)
合   計 61 (5) 15 (5) 76 (10)
注:( )内は外国人再掲数

3−2 性別・感染地域別感染者数 
  男   性 女   性 合   計
国   内 46 (2) 7 (0) 53 (2)
海   外 5 (1) 3 (2) 8 (3)
不   明 10 (2) 5 (3) 15 (5)
合   計 61 (5) 15 (5) 76 (10)
注:( )内は外国人再掲数


エイズ患者等の届出状況等

〔平成11年10月31日現在〕

1.日本のエイズ患者の届出状況

(単位:件)
  男  性 女  性 合  計
異性間の性的接触 581 ( 106 ) 115 ( 63 ) 696 ( 169 )
同性間の性的接触 *1 356 ( 41 ) 0 ( 0 ) 356 ( 41 )
静注薬物濫用 14 ( 10 ) 0 ( 0 ) 14 ( 10 )
母子感染 8 ( 1 ) 4 ( 1 ) 12 ( 2 )
そ の 他 21 ( 6 ) 9 ( 3 ) 30 ( 9 )
不   明 344 ( 131 ) 82 ( 60 ) 426 ( 191 )
小   計 1,324 ( 295 ) 210 ( 127 ) 1,534 ( 422 )
凝固因子製剤 *2 624 ( … ) 7 ( … ) 631 ( … )
患 者 合 計 1,948 ( 295 ) 217 ( 127 ) 2,165 ( 422 )
( )内は外国人再掲数

注: *1 男性両性愛者(28件)を含む。
*2 平成9年10月末現在における「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告による数字である。なお、「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」施行後(平成元年2月17日以降)、凝固因子製剤が原因とされている者は、報告の対象から除外されている。
3 「病状に変化を生じた事項に関する報告」(病変報告)数は、除く。


2.HIV感染者の届出状況

(単位:件)
  男  性 女  性 合  計
異性間の性的接触 774 ( 151 ) 780 ( 536 ) 1,554 ( 687 )
同性間の性的接触 *1 857 ( 95 ) 0 ( 0 ) 857 ( 95 )
静注薬物濫用 21 ( 14 ) 1 ( 1 ) 22 ( 15 )
母子感染 10 ( 2 ) 12 ( 6 ) 22 ( 8 )
そ の 他 32 ( 11 ) 28 ( 7 ) 60 ( 18 )
不   明 363 ( 163 ) 435 ( 411 ) 798 ( 574 )
小   計 2,057 ( 436 ) 1,256 ( 961 ) 3,313 ( 1,397 )
凝固因子製剤 *2 1,417 ( … ) 17 ( … ) 1,434 ( … )*3
感 染 者 合 計 3,474 ( 436 ) 1,273 ( 961 ) 4,747 ( 1,397 )
( )内は外国人再掲数

注: *1 男性両性愛者(46件)を含む。
*2 平成9年10月末現在における「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告による数字である。なお、「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」施行後(平成元年2月17日以降)、凝固因子製剤が原因とされている者は、報告の対象から除外されている。
*3 患者631名を含む。


3.累積死亡者数     1,149名
*1 上記死亡者数には「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの累積死亡報告数493名が含まれる。


法定報告分

(参考)

・凝固因子製剤による感染を除く患者・感染者等の状況
・性別・年齢区分別・感染地域別患者・感染者数(エイズ予防法施行後)

(単位:件)
  男   性 女   性 合   計
国内 海外 不明 国内 海外 不明 国内 海外 不明
10歳未満 10 1 0 11 7 4 1 12 17 5 1 23
  8 0 0 8 2 2 0 4 10 2 0 12
10〜19 9 0 3 12 18 43 34 95 27 43 37 107
  0 0 0 0 1 0 1 2 1 0 1 2
20〜29 403 110 98 611 157 281 387 825 560 391 485 1,436
  67 59 41 167 15 26 38 79 82 85 79 246
30〜39 349 179 133 661 72 50 95 217 421 229 228 878
  154 135 100 389 16 32 23 71 170 167 123 460
40〜49 245 100 74 419 20 11 9 40 265 111 83 459
  184 101 98 383 5 10 7 22 189 111 105 405
50歳以上 159 56 56 271 36 1 2 39 195 57 58 310
  181 79 78 338 17 1 6 24 198 80 84 362
不  明 0 1 2 3 0 4 1 5 0 5 3 8
  0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合  計 1,175 447 366 1,988 310 394 529 1,233 1,485 841 895 3,221
  594 374 317 1,285 56 71 75 202 650 445 392 1,487
※1 上段:感染者、下段:患者
※2 「病状に変化を生じた事項に関する報告」(病変報告)数は、除く。


(参考)世界のエイズ患者の状況(1998年11月15日現在、WHO報告)
地  域 患者発生状況   患 者 数 人   口
アフリカ州
(54カ国)
706,318 人 タンザニア
ケニア
ジンバブエ
97,621 人
81,492
70,669
23,126 千人
21,433
10,412
アメリカ州
(45カ国)
951,755 アメリカ合衆国
ブラジル
メキシコ
691,647
128,821
35,069
248,709
146,825
81,249
アジア州
(42カ国)
108,738 タイ
インド
日本
88,403
6,252
1,917
54,532
846,302
126,220
ヨーロッパ州
(40カ国)
211,352 スペイン
フランス
イタリア
51,284
48,453
42,122
39,433
56,634
59,103
オセアニア州
(16カ国)
9,054 オーストラリア 7,766 16,850
計(197ヵ国) 1,987,217      
( )内は、患者報告のあった国数である。注:※1日本の患者数は1998年12月末現在


法定報告分

都道府県別患者累積報告状況


都道府県名 患者
報告件数
(件)
構成割合
(%)
ブロック別
患者
報告件数(件)
構成割合
(%)
1 北海道 28(0) 1.8 28 1.8
2 青森県 7(2) 0.5  
 
東北
 
 
44
 
 
 
 
 
2.9
3 岩手県 6(0) 0.4
4 宮城県 14(1) 0.9
5 秋田県 4(0) 0.3
6 山形県 5(0) 0.3
7 福島県 8(0) 0.5
8 茨城県 105(4) 6.8  
 
 
 
関東・甲信越
 
 
 
 
1,106
 
 
 
 
 
 
 
 
 
72.1
9 栃木県 48(2) 3.1
10 群馬県 33(1) 2.2
11 埼玉県 82(2) 5.3
12 千葉県 131(5) 8.5
13 東京都 487(10) 31.7
14 神奈川県 142(4) 9.3
15 新潟県 16(1) 1.0
16 山梨県 14(0) 0.9
17 長野県 48(4) 3.1
18 富山県 6(0) 0.4  
北陸
15
 
 
1.0
19 石川県 3(0) 0.2
20 福井県 6(0) 0.4
21 岐阜県 17(0) 1.1  
東 海
 
136
 
 
 
8.9
22 静岡県 46(3) 3.0
23 愛知県 56(0) 3.7
24 三重県 17(0) 1.1
25 滋賀県 6(1) 0.4  
 
 
近 畿
 
127
 
 
 
 
 
8.3
26 京都府 18(0) 1.2
27 大阪府 67(4) 4.4
28 兵庫県 25(1) 1.6
29 奈良県 5(1) 0.3
30 和歌山県 6(1) 0.4
31 鳥取県 1(0) 0.1  
 
 
 
中国・四国
 
 
 
26
 
 
 
 
 
 
 
 
1.7
32 島根県 1(0) 0.1
33 岡山県 1(0) 0.1
34 広島県 7(0) 0.5
35 山口県 4(1) 0.3
36 徳島県 2(1) 0.1
37 香川県 1(0) 0.1
38 愛媛県 6(0) 0.4
39 高知県 3(1) 0.2
40 福岡県 19(0) 1.2  
 
 
九州・沖縄
 
 
 
52
 
 
 
 
 
 
 
3.4
41 佐賀県 1(0) 0.1
42 長崎県 6(0) 0.4
43 熊本県 6(0) 0.4
44 大分県 2(0) 0.1
45 宮崎県 1(0) 0.1
46 鹿児島県 7(0) 0.5
47 沖縄県 10(0) 0.7
合  計    1,534(50) 100.0 1,534 100.0

(平成11年10月31現在)

注: 1.凝固因子製剤による患者は除く
2.( )内は今回報告件数(平成11年8月30日〜10月31日分)である
3.本年3月末までは、患者・感染者の居住地を管轄する都道府県知事からの報告であったが、4月以降は保健所を経由した報告となったため、保健所を管轄する都道府県知事からの報告である



法定報告分

都道府県別感染者累積報告状況



都道府県名 感染者
報告件数
(件)
構成割合
(%)
ブロック別
感染者
報告件数(件)
構成割合
(%)
1 北海道 21(1) 0.6 21 0.6
2 青森県 6(0) 0.2  
 
東北
 
 
45
 
 
 
 
 
1.4
3 岩手県 4(0) 0.1
4 宮城県 13(0) 0.4
5 秋田県 4(0) 0.1
6 山形県 4(0) 0.1
7 福島県 14(1) 0.4
8 茨城県 313(4) 9.4  
 
 
 
関東・甲信越
 
 
 
 
2,555
 
 
 
 
 
 
 
 
 
77.1
9 栃木県 79(0) 2.4
10 群馬県 60(0) 1.8
11 埼玉県 165(0) 5.0
12 千葉県 265(4) 8.0
13 東京都 1,135(37) 34.3
14 神奈川県 293(12) 8.8
15 新潟県 38(2) 1.1
16 山梨県 47(0) 1.4
17 長野県 160(2) 4.8
18 富山県 6(0) 0.2  
北陸
20
 
 
0.6
19 石川県 1(0) 0.0
20 福井県 13(0) 0.4
21 岐阜県 17(1) 0.5  
東 海
 
244
 
 
 
7.4
22 静岡県 77(0) 2.3
23 愛知県 103(1) 3.1
24 三重県 47(1) 1.4
25 滋賀県 8(0) 0.2  
 
 
近 畿
 
297
 
 
 
 
 
9.0
26 京都府 37(1) 1.1
27 大阪府 189(5) 5.7
28 兵庫県 33(1) 1.0
29 奈良県 21(0) 0.6
30 和歌山県 9(1) 0.3
31 鳥取県 2(0) 0.1  
 
 
 
中国・四国
 
 
 
52
 
 
 
 
 
 
 
 
1.6
32 島根県 4(0) 0.1
33 岡山県 5(0) 0.2
34 広島県 17(0) 0.5
35 山口県 6(0) 0.2
36 徳島県 2(0) 0.1
37 香川県 4(0) 0.1
38 愛媛県 4(0) 0.1
39 高知県 8(0) 0.2
40 福岡県 41(0) 1.2  
 
 
九州・沖縄
 
 
 
79
 
 
 
 
 
 
 
2.4
41 佐賀県 0(0) 0.0
42 長崎県 8(0) 0.2
43 熊本県 7(0) 0.2
44 大分県 2(0) 0.1
45 宮崎県 1(1) 0.0
46 鹿児島県 8(0) 0.2
47 沖縄県 12(1) 0.4
合  計 3,313(76) 100.0 3,313 100.0
(平成11年10月31日現在)

注: 1.凝固因子製剤による患者は除く
2.( )内は今回報告件数(平成11年8月30日〜10月31日分)である
3.本年3月末までは、患者・感染者の居住地を管轄する都道府県知事からの報告であったが、4月以降は保健所を経由した報告となったため、保健所を管轄する都道府県知事からの報告である



患者・感染者病変報告情報

〔平成11年9月1日〜10月末日〕

1 性別病変数

1−1 キャリア等→AIDS
  男   性 女   性 合   計
総数 0(0) 3(2) 3(2)
内訳(年齢別)      
10歳未満 0(0) 0(0) 0(0)
10〜19 0(0) 0(0) 0(0)
20〜29 0(0) 1(1) 1(1)
30〜39 0(0) 1(1) 1(1)
40〜49 0(0) 0(0) 0(0)
50歳以上 0(0) 1(0) 1(0)
不   明 0(0) 0(0) 0(0)
合   計 0(0) 3(2) 3(2)


1−2 生存→死亡
  男   性 女   性 合   計
総数 7(0) 2(1) 9(1)
(内訳) AIDSが原因 6(0) 2(1) 8(1)
それ以外の原因 1(0) 0(0) 1(0)
年齢区分      
10歳未満 0(0) 0(0) 0(0)
10〜19 0(0) 0(0) 0(0)
20〜29 0(0) 0(0) 0(0)
30〜39 1(0) 1(1) 2(1)
40〜49 2(0) 0(0) 2(0)
50歳以上 4(0) 1(0) 5(0)
不   明 0(0) 0(0) 0(0)
合   計 7(0) 2(1) 9(1)
注:( )内は外国人再掲数


任意報告分

2 性別病変数(累計)

2−1 キャリア等→AIDS
  男   性 女   性 合   計
総数 5(1) 4(3) 9(4)
内訳(年齢別)      
10歳未満 0(0) 0(0) 0(0)
10〜19 0(0) 0(0) 0(0)
20〜29 1(1) 1(1) 2(2)
30〜39 0(0) 2(2) 2(2)
40〜49 0(0) 0(0) 0(0)
50歳以上 4(0) 1(0) 5(0)
不   明 0(0) 0(0) 0(0)
合   計 5(1) 4(3) 9(4)


2−2 生存→死亡
   男   性 女   性 合   計
総数 32(5) 4(2) 36(7)
(内訳) AIDSが原因 22(4) 4(2) 26(6)
それ以外の原因 10(1) 0(0) 10(1)
年齢区分      
10歳未満 0(0) 0(0) 0(0)
10〜19 0(0) 0(0) 0(0)
20〜29 0(0) 2(1) 2(1)
30〜39 4(2) 1(1) 5(3)
40〜49 10(1) 0(0) 10(1)
50歳以上 18(2) 1(0) 19(2)
不   明 0(0) 0(0) 0(0)
合   計 32(5) 4(2) 36(7)
注:( )内は外国人再掲数


任意報告分

都道府県別累積病状変化報告状況

(平成11年10月末現在)

都道府県名 患者
報告件数
(件)
構成割合
(%)
ブロック別
患者
報告件数(件)
構成割合
(%)
1 北海道 0(0) 0.0 0 0.0
2 青森県 0(0) 0.0  
 
東北
 
 
2
 
 
 
 
 
4.4
3 岩手県 0(0) 0.0
4 宮城県 0(0) 0.0
5 秋田県 1(0) 2.2
6 山形県 0(0) 0.0
7 福島県 1(0) 2.2
8 茨城県 1(0) 2.2  
 
 
 
関東・甲信越
 
 
 
 
30
 
 
 
 
 
 
 
 
 
66.7
9 栃木県 0(0) 0.0
10 群馬県 2(0) 4.4
11 埼玉県 1(0) 2.2
12 千葉県 3(1) 6.7
13 東京都 14(4) 31.1
14 神奈川県 5(1) 11.1
15 新潟県 2(0) 4.4
16 山梨県 0(0) 0.0
17 長野県 2(2) 4.4
18 富山県 1(0) 2.2  
北陸
1
 
 
2.2
19 石川県 0(0) 0.0
20 福井県 0(0) 0.0
21 岐阜県 0(0) 0.0  
東 海
 
3
 
 
 
6.7
22 静岡県 1(0) 2.2
23 愛知県 2(0) 4.4
24 三重県 0(0) 0.0
25 滋賀県 0(0) 0.0  
 
 
近 畿
 
5
 
 
 
 
 
11.1
26 京都府 0(0) 0.0
27 大阪府 5(2) 11.1
28 兵庫県 0(0) 0.0
29 奈良県 0(0) 0.0
30 和歌山県 0(0) 0.0
31 鳥取県 0(0) 0.0  
 
 
 
中国・四国
 
 
 
1
 
 
 
 
 
 
 
 
2.2
32 島根県 0(0) 0.0
33 岡山県 0(0) 0.0
34 広島県 0(0) 0.0
35 山口県 0(0) 0.0
36 徳島県 0(0) 0.0
37 香川県 0(0) 0.0
38 愛媛県 0(0) 0.0
39 高知県 1(1) 2.2
40 福岡県 3(1) 6.7  
 
 
九州・沖縄
 
 
 
3
 
 
 
 
 
 
 
6.7
41 佐賀県 0(0) 0.0
42 長崎県 0(0) 0.0
43 熊本県 0(0) 0.0
44 大分県 0(0) 0.0
45 宮崎県 0(0) 0.0
46 鹿児島県 0(0) 0.0
47 沖縄県 0(0) 0.0
合  計 45(12) 100.0 45 100.0
( )内は今回報告件数(平成11年9月1日〜10月末までの報告分)である


平成11年11月30日

委員長コメント

1.今回の報告によると、患者数は法定報告50件(前回49件)、任意報告3件(前回3件)、感染者数は76件(前回86件)である。
 今回の報告期間は平成11年8月30日より10月31日までの約2ヶ月であって、前回の報告期間(平成11年6月28日より8月29日)と同様である。
 前回報告と今回の報告を比較すれば、患者数は49件から50件と前回とほぼ同じ報告数である。感染者数は86件から76件と減少しているが、これは外国国籍の感染者の報告数の減少によるもので、日本国籍に関していえば今回、前回とも66件と減少はみられていない。

2.感染原因が「異性間の性的接触」に関しては、患者数が前回報告が22件であったのに対して、今回は29件と増加しているものの、感染者数は前回報告が39件、今回は30件と減少しており、患者、感染者の合計報告件数からすればほぼ同じ報告件数となっている。
 また、感染原因が「同性間の性的接触」である患者数を比較すると、前回報告が14件であったのに対して、今回は12件、感染者数を比較すると、前回報告が28件であったのに対して、今回も27件とほぼ同数であった。
 なお感染原因が「その他」のものは4件であったが、そのうち推定される感染経路等が輸血とされたものが2件含まれている。

3. 今回、女性の感染者に関しては、10代に2件報告がみられ、20代を含めた若い女性に報告が集中する傾向がみられた。

4. 感染地域に関しては、報告数の減少は海外感染の感染者報告数にみられるが、国内感染報告は患者、感染者報告とも減少はみられない。

5.99年前半期の発生動向に関する中間とりまとめについては検討をかさね、今回、ミニ年報の形で公表することとなった。


平成11年11月30日(火)
照会先:医薬安全局血液対策課
担当者:河 原,長 崎
TEL:[現在ご利用いただけません](内線)2905,2904
    03-3595-2395(直通)

献 血 件 数 及 び HIV 抗 体 陽 性 件 数

献 血 件 数
( 検 査 実 施 数 )
陽性者数
( )内女性
10万人
当たり
 
1987年
(昭和62年)
8,217,340 11
( 1)
0.134
1988年
(昭和63年)
7,974,147
( 1)
0.113
1989年
(平成元年)
7,876,682 13
( 1)
0.165
1990年
(平成2年)
7,743,475 26
( 6)
0.336
1991年
(平成3年)
8,071,937 29
( 4)
0.359
1992年
(平成4年)
7,710,693 34
( 7)
0.441
1993年
(平成5年)
7,205,514 35
( 5)
0.486
1994年
(平成6年)
6,610,484 36
( 5)
0.545
1995年
(平成7年)
6,298,706 46
( 9)
0.730
1996年
(平成8年)
6,039,394 46
( 5)
0.762
1997年
(平成9年)
5,998,760 54
( 5)
0.900
1998年
(平成10年)
6,137,378 56
( 4)
0.912
1999年
(平成11年1月〜10月)
5,154,822
(速 報 値)
47
( 4)
0.912

(注)
・昭和61年は、年中途から実施したことなどから、3,146,940件、内陽性件数11件(女性0)となっている。
・抗体検査陽性の献血血液は、焼却されており、使用されていない。


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