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エイズ動向委員会の結果報告について

目  次
委員会の結果報告について

HIV感染者情報

委員長コメント

献血件数及びHIV抗体陽性件数


平成11年9月28日

エイズ動向委員会の結果報告について

1.本日の委員会では、6月28日より8月29日までの感染症新法に基づく患者・感染者報告並びに7月1日より8月31日までの任意報告を解析するとともに、今後の委員会の運営方針等を協議した。

2.平成11年6月28日から8月29日までの間に感染症新法に基づき報告されたエイズ患者は49件、HIV感染者は86件であった。
 患者49件、感染者86件の内訳は、

(1)感染原因では、異性間の性的接触による患者22件、感染者39件、同性間の性的接触による患者14件、感染者28件、静注薬物濫用による患者1件、その他の原因の感染者3件、原因不明の患者12件、感染者16件であった。(表1−11−2
(2)性別では男性患者45件、感染者63件、女性患者4件、感染者23件であった。 (3)年齢区分別では、患者は、20代6件、30代17件、40代12件、50歳以上14件、感染者は20代26件、30代29件、40代21件、50歳以上10件であった。(表2−12−2
(4)国籍では日本人患者39件、感染者66件、外国人患者10件、感染者20件である。
(5)感染地域では、国内で感染した患者31件、感染者53件、海外で感染した患者11件、感染者18件、感染地域不明患者7件、感染者15件であった。(表3−13−2

3.患者49件、感染者86件のうち

(1)異性間の性的接触による患者22件、感染者39件のうち日本人男性は、患者17件、感染者23件、日本人女性は患者0件、感染者5件であった。また、外国人男性は、患者2件、感染者1件、外国人女性は、患者3件、感染者は10件であった。(表1−11−2
(2)日本人男性患者39件のうち20代3件、30代11件、40代11件、50歳以上14件、日本人男性感染者58件のうち20代12件、30代19件、40代19件、50歳以上8件であった。(表2−12−2
(3)外国人男性患者6件のうち20代1件、30代4件、40代1件、外国人女性患者4件のうち、20代2件30代2件であった。また、外国人男性感染者5件のうち20代5件、外国人女性感染者15件のうち20代6件、30代7件、40代2件であった。(表2−12−2
(4)国内感染による患者31件のうち日本人男性が28件であった。また、感染者53件のうち日本人男性が42件であった。(表3−13−2
(5)海外感染による患者11件の内訳は、日本人男性5件、外国人男性3件、外国人女性3件であった。また、感染者18件のうち日本人男性6件、外国人女性6件であった。(表3−13−2

4.任意報告により

(1)キャリア等からエイズ患者になったとの報告は3件、この内訳は日本人男性2件、外国人男性が1件である。
(2)キャリア等からエイズ患者への病状変化3件のうち2件は50歳以上であった。
(3)患者・感染者の死亡11件のうちエイズが原因のものは9件、それ以外の原因は2件であった。
(4)死亡報告の11件のうち20代1件、30代1件、40代4件、50歳以上5件であった。

5.今回11名の死亡及び「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告とあわせ累積死亡報告数は1,140名となった。

6.平成11年1月から8月末日までの献血件数4,116,508件のうち、HIV抗体陽性件数は38件であった。


照会先:保健医療局エイズ疾病対策課
TEL:[現在ご利用いただけません](代表)


データ取得 全表、データを.xls形式でダウンロードできます。(136KB)

法定報告分

感染症新法に基づく患者・感染者情報

〔平成11年6月28日〜8月29日〕


1−1 性別・感染原因別患者数
  男   性 女   性 合   計
異性間の性的接触 19 ( 2 ) 3 ( 3 ) 22 ( 5 )
同性間の性的接触 14 ( 2 ) 0 ( 0 ) 14 ( 2 )
静注薬物濫用 1 ( 1 ) 0 ( 0 ) 1 ( 1 )
母子感染 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
そ の 他 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
不  明 11 ( 1 ) 1 ( 1 ) 12 ( 2 )
合   計 45 ( 6 ) 4 ( 4 ) 49 ( 10 )
注:( )内は外国人再掲数


2−1 性別・年齢別患者数
  男   性 女   性 合   計
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 4 ( 1 ) 2 ( 2 ) 6 ( 3 )
30〜39 15 ( 4 ) 2 ( 2 ) 17 ( 6 )
40〜49 12 ( 1 ) 0 ( 0 ) 12 ( 1 )
50歳以上 14 ( 0 ) 0 ( 0 ) 14 ( 0 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 45 ( 6 ) 4 ( 4 ) 49 ( 10 )
注:( )内は外国人再掲数


3−1 性別・感染地域別患者数
  男   性 女   性 合   計
国   内 30 ( 2 ) 1 ( 1 ) 31 ( 3 )
海   外 8 ( 3 ) 3 ( 3 ) 11 ( 6 )
不   明 7 ( 1 ) 0 ( 0 ) 7 ( 1 )
合   計 45 ( 6 ) 4 ( 4 ) 49 ( 10 )
注:( )内は外国人再掲数


1−2 性別・感染原因別感染者数
  男   性 女   性 合   計
異性間の性的接触 24 ( 1 ) 15 ( 10 ) 39 ( 11 )
同性間の性的接触 28 ( 1 ) 0 ( 0 ) 28 ( 1 )
静注薬物濫用 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
母子感染 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
そ の 他 1 ( 1 ) 2 ( 1 ) 3 ( 2 )
不  明 10 ( 2 ) 6 ( 4 ) 16 ( 6 )
合   計 63 ( 5 ) 23 ( 15 ) 86 ( 20 )
注:( )内は外国人再掲数


2−2 性別・年齢別感染者数
  男   性 女   性 合   計
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 17 ( 5 ) 9 ( 6 ) 26 ( 11 )
30〜39 19 ( 0 ) 10 ( 7 ) 29 ( 7 )
40〜49 19 ( 0 ) 2 ( 2 ) 21 ( 2 )
50歳以上 8 ( 0 ) 2 ( 0 ) 10 ( 0 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 63 ( 5 ) 23 ( 15 ) 86 ( 20 )
注:( )内は外国人再掲数


3−2 性別・感染地域別感染者数
  男   性 女   性 合   計
国   内 43 ( 1 ) 10 ( 6 ) 53 ( 7 )
海   外 9 ( 3 ) 9 ( 6 ) 18 ( 9 )
不   明 11 ( 1 ) 4 ( 3 ) 15 ( 4 )
合   計 63 ( 5 ) 23 ( 15 ) 86 ( 20 )
注:( )内は外国人再掲


法定報告分

エイズ患者等の届出状況等

〔平成11年8月29日現在〕

1.日本のエイズ患者の届出状況

(単位:件)
  男  性 女  性 合  計
異性間の性的接触 558 ( 102 ) 109 ( 59 ) 667 ( 161 )
同性間の性的接触 *1 344 ( 41 ) 0 ( 0 ) 344 ( 41 )
静注薬物濫用 14 ( 10 ) 0 ( 0 ) 14 ( 10 )
母子感染 8 ( 1 ) 4 ( 1 ) 12 ( 2 )
そ の 他 19 ( 6 ) 9 ( 3 ) 28 ( 9 )
不   明 337 ( 127 ) 81 ( 59 ) 418 ( 186 )
小   計 1,280 ( 287 ) 203 ( 122 ) 1,483 ( 409 )
凝固因子製剤 *2 624 ( … ) 7 ( … ) 631 ( … )
患 者 合 計 1,904 ( 287 ) 210 ( 122 ) 2,114 ( 409 )
( )内は外国人再掲数

注: *1 男性両性愛者(28件)を含む。
*2 平成9年10月末現在における「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告による数字である。
なお、「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」施行後(平成元年2月17日以降)、凝固因子製剤が原因とされている者は、報告の対象から除外されている。
3 「病状に変化を生じた事項に関する報告」(病変報告)数は、除く。


2.HIV感染者の届出状況

(単位:件)
  男  性 女  性 合  計
異性間の性的接触 756 ( 149 ) 768 ( 531 ) 1,524 ( 680 )
同性間の性的接触 *1 830 ( 93 ) 0 ( 0 ) 830 ( 93 )
静注薬物濫用 21 ( 14 ) 1 ( 1 ) 22 ( 15 )
母子感染 10 ( 2 ) 12 ( 6 ) 22 ( 8 )
そ の 他 29 ( 11 ) 26 ( 7 ) 55 ( 18 )
不   明 350 ( 162 ) 434 ( 407 ) 784 ( 569 )
小   計 1,996 ( 431 ) 1,241 ( 952 ) 3,237 ( 1,383 )
凝固因子製剤 *2 1,417 ( … ) 17 ( … ) 1,434 ( … )*3
感 染 者 合 計 3,413 ( 431 ) 1,258 ( 952 ) 4,671 ( 1,383 )
( )内は外国人再掲数

注: *1 男性両性愛者(44件)を含む。
*2 平成9年10月末現在における「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの報告による数字である。なお、「後天性免疫不全症候群の予防に関する法律」施行後(平成元年2月17日以降)、凝固因子製剤が原因とされている者は、報告の対象から除外されている。
*3 患者631名を含む。


3.累積死亡者数     1,140名
*1 上記死亡者数には「HIV感染者発症予防・治療に関する研究班」からの累積死亡報告数493名が含まれる。


(参考)
・凝固因子製剤による感染を除く患者・感染者等の状況
・性別・年齢区分別・感染地域別患者・感染者数(エイズ予防法施行後)

(単位:件)
  男   性 女   性 合   計
国内 海外 不明 国内 海外 不明 国内 海外 不明
10歳未満 10 1 0 11 7 4 1 12 17 5 1 23
  8 0 0 8 2 2 0 4 10 2 0 12
10〜19 9 0 3 12 16 43 34 93 25 43 37 105
  0 0 0 0 1 0 1 2 1 0 1 2
20〜29 388 109 97 594 153 279 383 815 541 388 480 1,409
  66 58 41 165 15 24 38 77 81 82 79 242
30〜39 334 176 129 639 72 49 95 216 406 225 224 855
  146 131 98 375 16 32 21 69 162 163 119 444
40〜49 235 99 72 406 20 11 9 40 255 110 81 446
  174 99 94 367 3 10 6 19 177 109 100 386
50歳以上 153 56 53 262 35 1 1 37 188 57 54 299
  170 78 78 326 17 1 6 24 187 79 84 350
不  明 0 1 2 3 0 4 1 5 0 5 3 8
  0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
合  計 1,129 442 356 1,927 303 391 524 1,218 1,432 833 880 3,145
  564 366 311 1,241 54 69 72 195 618 435 383 1,436
※1 上段:感染者、下段:患者
※2 「病状に変化を生じた事項に関する報告」(病変報告)数は、除く。


(参考)世界のエイズ患者の状況(1998年11月15日現在、WHO報告)

地  域 患者発生状況 患 者 数 人   口
アフリカ州
(54カ国)
706,318 人 タンザニア
ケニア
ジンバブエ
97,621 人
81,492
70,669
23,126 千人
21,433
10,412
アメリカ州
(45カ国)
951,755 アメリカ合衆国
ブラジル
メキシコ
691,647
128,821
35,069
248,709
146,825
81,249
アジア州
(42カ国)
108,738 タイ
インド
日本
88,403
6,252
1,917
54,532
846,302
126,220
ヨーロッパ州
(40カ国)
211,352 スペイン
フランス
イタリア
51,284
48,453
42,122
39,433
56,634
59,103
オセアニア州
(16カ国)
9,054 オーストラリア 7,766 16,850
計(197ヵ国) 1,987,217      
( )内は、患者報告のあった国数である。注:※1日本の患者数は1998年12月末現在


法定報告分

都道府県別感染者累積報告状況

都道府県名 感染者
報告件数
(件)
構成割合
(%)
ブロック別
感染者
報告件数(件)
構成割合
(%)
1 北海道 20 ( 0 ) 0.6 20 0.6
2 青森県 6 ( 0 ) 0.2  
 
東北
 
 
44
 
 
 
 
 
1.4
3 岩手県 4 ( 0 ) 0.1
4 宮城県 13 ( 1 ) 0.4
5 秋田県 4 ( 0 ) 0.1
6 山形県 4 ( 0 ) 0.1
7 福島県 13 ( 0 ) 0.4
8 茨城県 309 ( 5 ) 9.5  
 
 
 
関東・甲信越
 
 
 
 
2,494
 
 
 
 
 
 
 
 
 
77.0
9 栃木県 79 ( 1 ) 2.4
10 群馬県 60 ( 5 ) 1.9
11 埼玉県 165 ( 6 ) 5.1
12 千葉県 261 ( 1 ) 8.1
13 東京都 1,098 ( 29 ) 33.9
14 神奈川県 281 ( 7 ) 8.7
15 新潟県 36 ( 1 ) 1.1
16 山梨県 47 ( 0 ) 1.5
17 長野県 158 ( 3 ) 4.9
18 富山県 6 ( 0 ) 0.2  
北陸
20
 
 
0.6
19 石川県 1 ( 0 ) 0.0
20 福井県 13 ( 0 ) 0.4
21 岐阜県 16 ( 0 ) 0.5  
東 海
 
241
 
 
 
7.4
22 静岡県 77 ( 4 ) 2.4
23 愛知県 102 ( 6 ) 3.2
24 三重県 46 ( 0 ) 1.4
25 滋賀県 8 ( 0 ) 0.2  
 
 
近 畿
 
289
 
 
 
 
 
8.9
26 京都府 36 ( 1 ) 1.1
27 大阪府 184 ( 7 ) 5.7
28 兵庫県 32 ( 1 ) 1.0
29 奈良県 21 ( 0 ) 0.6
30 和歌山県 8 ( 0 ) 0.2
31 鳥取県 2 ( 0 ) 0.1  
 
 
 
中国・四国
 
 
 
52
 
 
 
 
 
 
 
 
1.6
32 島根県 4 ( 0 ) 0.1
33 岡山県 5 ( 0 ) 0.2
34 広島県 17 ( 0 ) 0.5
35 山口県 6 ( 0 ) 0.2
36 徳島県 2 ( 0 ) 0.1
37 香川県 4 ( 1 ) 0.1
38 愛媛県 4 ( 1 ) 0.1
39 高知県 8 ( 1 ) 0.2
40 福岡県 41 ( 3 ) 1.3  
 
 
九州・沖縄
 
 
 
77
 
 
 
 
 
 
 
2.4
41 佐賀県 0 ( 0 ) 0.0
42 長崎県 8 ( 0 ) 0.2
43 熊本県 7 ( 0 ) 0.2
44 大分県 2 ( 0 ) 0.1
45 宮崎県 0 ( 0 ) 0.0
46 鹿児島県 8 ( 0 ) 0.2
47 沖縄県 11 ( 2 ) 0.3
合  計 3,237 ( 86 ) 100.0 3,237 100.0

注: 1.凝固因子製剤による患者は除く  (平成11年8月29日現在)
2.( )内は今回報告件数(平成11年6月28日〜8月29日分)である
3.本年3月末までは、患者・感染者の居住地を管轄する都道府県知事からの報告であったが、4月以降は保健所を経由した報告となったため、保健所を管轄する都道府県知事からの報告である



法定報告分

都道府県別患者累積報告状況

都道府県名 患者
報告件数
(件)
構成割合
(%)
ブロック別
患者
報告件数(件)
構成割合
(%)
1 北海道 28 ( 0 ) 1.9 28 1.9
2 青森県 5 ( 0 ) 0.3  
 
東北
 
 
41
 
 
 
 
 
2.8
3 岩手県 6 ( 0 ) 0.4
4 宮城県 13 ( 0 ) 0.9
5 秋田県 4 ( 1 ) 0.3
6 山形県 5 ( 0 ) 0.3
7 福島県 8 ( 1 ) 0.5
8 茨城県 101 ( 3 ) 6.8  
 
 
 
関東・甲信越
 
 
 
 
1,073
 
 
 
 
 
 
 
 
 
72.4
9 栃木県 46 ( 1 ) 3.1
10 群馬県 32 ( 1 ) 2.2
11 埼玉県 80 ( 1 ) 5.4
12 千葉県 126 ( 5 ) 8.5
13 東京都 477 ( 17 ) 32.2
14 神奈川県 138 ( 4 ) 9.3
15 新潟県 15 ( 3 ) 1.0
16 山梨県 14 ( 1 ) 0.9
17 長野県 44 ( 1 ) 3.0
18 富山県 6 ( 0 ) 0.4  
北陸
15
 
 
1.0
19 石川県 3 ( 0 ) 0.2
20 福井県 6 ( 0 ) 0.4
21 岐阜県 17 ( 0 ) 1.1  
東 海
 
133
 
 
 
9.0
22 静岡県 43 ( 1 ) 2.9
23 愛知県 56 ( 1 ) 3.8
24 三重県 17 ( 1 ) 1.1
25 滋賀県 5 ( 0 ) 0.3  
 
 
近 畿
 
118
 
 
 
 
 
8.0
26 京都府 18 ( 0 ) 1.2
27 大阪府 63 ( 2 ) 4.2
28 兵庫県 23 ( 3 ) 1.6
29 奈良県 4 ( 0 ) 0.3
30 和歌山県 5 ( 0 ) 0.3
31 鳥取県 1 ( 0 ) 0.1  
 
 
 
中国・四国
 
 
 
23
 
 
 
 
 
 
 
 
1.6
32 島根県 1 ( 0 ) 0.1
33 岡山県 1 ( 0 ) 0.1
34 広島県 7 ( 0 ) 0.5
35 山口県 3 ( 0 ) 0.2
36 徳島県 1 ( 0 ) 0.1
37 香川県 1 ( 0 ) 0.1
38 愛媛県 6 ( 0 ) 0.4
39 高知県 2 ( 0 ) 0.1
40 福岡県 19 ( 1 ) 1.3  
 
 
九州・沖縄
 
 
 
52
 
 
 
 
 
 
 
3.5
41 佐賀県 1 ( 0 ) 0.1
42 長崎県 6 ( 0 ) 0.4
43 熊本県 6 ( 1 ) 0.4
44 大分県 2 ( 0 ) 0.1
45 宮崎県 1 ( 0 ) 0.1
46 鹿児島県  7 ( 0 ) 0.5
47 沖縄県 10 ( 0 ) 0.7
合  計 1,483 ( 49 ) 100.0 1,483 100.0

注: 1.凝固因子製剤による患者は除く (平成11年8月29現在)
2.( )内は今回報告件数(平成11年6月28日〜8月29日分)である
3.本年3月末までは、患者・感染者の居住地を管轄する都道府県知事からの報告であったが、4月以降は保健所を経由した報告となったため、保健所を管轄する都道府県知事からの報告である



任意報告分

患者・感染者病変報告情報

〔平成11年7月1日〜8月末日〕

1 性別病変数

1−1 キャリア等→AIDS
  男   性 女   性 合   計
総数 3 ( 1 ) 0 ( 0 ) 3 ( 1 )
内訳(年齢別)      
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 1 ( 1 ) 0 ( 0 ) 1 ( 1 )
30〜39 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
40〜49 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
50歳以上 2 ( 0 ) 0 ( 0 ) 2 ( 0 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 3 ( 1 ) 0 ( 0 ) 3 ( 1 )


1−2 生存→死亡
  男   性 女   性 合   計
総数 10 ( 0 ) 1 ( 0 ) 11 ( 0 )
(内訳) AIDSが原因 8 ( 0 ) 1 ( 0 ) 9 ( 0 )
それ以外の原因 2 ( 0 ) 0 ( 0 ) 2 ( 0 )
年齢区分      
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 0 ( 0 ) 1 ( 0 ) 1 ( 0 )
30〜39 1 ( 0 ) 0 ( 0 ) 1 ( 0 )
40〜49 4 ( 0 ) 0 ( 0 ) 4 ( 0 )
50歳以上 5 ( 0 ) 0 ( 0 ) 5 ( 0 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 10 ( 0 ) 1 ( 0 ) 11 ( 0 )
注:( )内は外国人再掲数


2 性別病変数(累計)

2−1 キャリア等→AIDS
  男   性 女   性 合   計
総数 5 ( 1 ) 1 ( 1 ) 6 ( 2 )
内訳(年齢別)      
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 1 ( 1 ) 0 ( 0 ) 1 ( 1 )
30〜39 0 ( 0 ) 1 ( 1 ) 1 ( 1 )
40〜49 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
50歳以上 4 ( 0 ) 0 ( 0 ) 4 ( 0 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 5 ( 1 ) 1 ( 1 ) 6 ( 2 )


2−2 生存→死亡
  男   性 女   性 合   計
総数 25 ( 5 ) 2 ( 1 ) 27 ( 6 )
(内訳) AIDSが原因 16 ( 4 ) 2 ( 1 ) 18 ( 5 )
それ以外の原因 9 ( 1 ) 0 ( 0 ) 9 ( 1 )
 年齢区分      
10歳未満 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
10〜19 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
20〜29 0 ( 0 ) 2 ( 1 ) 2 ( 1 )
30〜39 3 ( 2 ) 0 ( 0 ) 3 ( 2 )
40〜49 8 ( 1 ) 0 ( 0 ) 8 ( 1 )
50歳以上 14 ( 2 ) 0 ( 0 ) 14 ( 2 )
不   明 0 ( 0 ) 0 ( 0 ) 0 ( 0 )
合   計 25 ( 5 ) 2 ( 1 ) 27 ( 6 )
注:( )内は外国人再掲数


任意報告分

都道府県別累積病状変化報告状況

(平成11年8月末現在)

都道府県名 患者
報告件数
(件)
構成割合
(%)
ブロック別
患者
報告件数(件)
構成割合
(%)
1 北海道 0 ( 0 ) 0.0 0 0.0
2 青森県 0 ( 0 ) 0.0  
 
東北
 
 
2
 
 
 
 
 
6.1
3 岩手県 0 ( 0 ) 0.0
4 宮城県 0 ( 0 ) 0.0
5 秋田県 1 ( 0 ) 3.0
6 山形県 0 ( 0 ) 0.0
7 福島県 1 ( 1 ) 3.0
8 茨城県 1 ( 1 ) 3.0  
 
 
 
関東・甲信越
 
 
 
 
22
 
 
 
 
 
 
 
 
 
66.7
9 栃木県 0 ( 0 ) 0.0
10 群馬県 2 ( 0 ) 6.1
11 埼玉県 1 ( 0 ) 3.0
12 千葉県 2 ( 0 ) 6.1
13 東京都 10 ( 5 ) 30.3
14 神奈川県 4 ( 2 ) 12.1
15 新潟県 2 ( 2 ) 6.1
16 山梨県 0 ( 0 ) 0.0
17 長野県 0 ( 0 ) 0.0
18 富山県 1 ( 0 ) 3.0  
北陸
1
 
 
3.0
19 石川県 0 ( 0 ) 0.0
20 福井県 0 ( 0 ) 0.0
21 岐阜県 0 ( 0 ) 0.0  
東 海
 
3
 
 
 
9.1
22 静岡県 1 ( 0 ) 3.0
23 愛知県 2 ( 2 ) 6.1
24 三重県 0 ( 0 ) 0.0
25 滋賀県 0 ( 0 ) 0.0  
 
 
近 畿
 
3
 
 
 
 
 
9.1
26 京都府 0 ( 0 ) 0.0
27 大阪府 3 ( 1 ) 9.1
28 兵庫県 0 ( 0 ) 0.0
29 奈良県 0 ( 0 ) 0.0
30 和歌山県 0 ( 0 ) 0.0
31 鳥取県 0 ( 0 ) 0.0  
 
 
 
中国・四国
 
 
 
0
 
 
 
 
 
 
 
 
0.0
32 島根県 0 ( 0 ) 0.0
33 岡山県 0 ( 0 ) 0.0
34 広島県 0 ( 0 ) 0.0
35 山口県 0 ( 0 ) 0.0
36 徳島県 0 ( 0 ) 0.0
37 香川県 0 ( 0 ) 0.0
38 愛媛県 0 ( 0 ) 0.0
39 高知県 0 ( 0 ) 0.0
40 福岡県 2 ( 0 ) 6.1  
 
 
九州・沖縄
 
 
 
2
 
 
 
 
 
 
 
6.1
41 佐賀県 0 ( 0 ) 0.0
42 長崎県 0 ( 0 ) 0.0
43 熊本県 0 ( 0 ) 0.0
44 大分県 0 ( 0 ) 0.0
45 宮崎県 0 ( 0 ) 0.0
46 鹿児島県  0 ( 0 ) 0.0
47 沖縄県 0 ( 0 ) 0.0
合   計 33 ( 14 ) 100.0 33 100.0
( )内は今回報告件数(平成11年7月1日〜8月末までの報告分)である


平成11年9月28日

委員長コメント

1.今回の報告によると、患者数は法定報告49件(前回71件)、任意報告3件(前回3件)、感染者数は86件(前回92件)である。
 今回の報告期間は平成11年6月28日より8月29日までの約2ヶ月であって、前回は平成11年4月1日より6月27日までの約3ヶ月である。前回報告と今回の報告を月あたりで比較すれば、患者数は24件から25件とほぼ同数であるが、感染者数は31件から43件と増加している。

2.なお、感染原因が「同性間の性的接触」である患者数を比較すると、前回報告が1ヶ月あたり3件であったのに対して、今回は1ヶ月あたり7件、感染者数を比較すると、前回報告が1ヶ月あたり10件であったのに対して、今回は1ヶ月あたり14件と増加している。
 同様に、感染原因が「異性間の性的接触」である患者数を比較すると、前回報告が1ヶ月あたり14件、今回は11件とほぼ同数であるが、感染者数を比較すると、前回報告が1ヶ月あたり11件であったのに対して、今回は20件と増加している。

3.以上の結果からは、7月から8月にかけて感染者数が増加したと思われるが、それが長期的な傾向と言えるのかどうか等、今後の動向を踏まえた十分な検討・吟味が必要である。

4.99年前半期の発生動向に関する中間とりまとめについては、今回具体案を作成して検討した。その結果、報告書については11月に公表できるよう努力している。


平成11年9月28日(火)

献血件数及びHIV抗体陽性件数

献 血 件 数
(検査実施数)
陽性者数
( )内女性
10万人
当たり
 
1987年
(昭和62年)
8,217,340 11
(1)
0.134
1988年
(昭和63年)
7,974,147
(1)
0.113
1989年
(平成元年)
7,876,682 13
(1)
0.165
1990年
(平成2年)
7,743,475 26
(6)
0.336
1991年
(平成3年)
8,071,937 29
(4)
0.359
1992年
(平成4年)
7,710,693 34
(7)
0.441
1993年
(平成5年)
7,205,514 35
(5)
0.486
1994年
(平成6年)
6,610,484 36
(5)
0.545
1995年
(平成7年)
6,298,706 46
(9)
0.730
1996年
(平成8年)
6,039,394 46
(5)
0.762
1997年
(平成9年)
5,998,760 54
(5)
0.900
1998年
(平成10年)
6,137,378 56
(4)
0.912
1999年
(平成11年1月〜8月)
4,116,508
(速 報 値)
38
(3)
0.923

(注)
・昭和61年は、年中途から実施したことなどから、3,146,940件、内陽性件数11件(女性0)となっている。
 ・抗体検査陽性の献血血液は、焼却されており、使用されていない。


照会先:医薬安全局血液対策課
担当者:河 原,長 崎
TEL:[現在ご利用いただけません](内線)2905,2904
    03-3595-2395(直通)


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