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平成11年6月10日

ベルギー産鶏肉等のダイオキシン汚染について


 ベルギーにおいて鶏肉等のダイオキシン汚染に関し、6月1日からベルギー産加工鶏卵等の対応を講じているところですが、欧州委員会及びフランス政府の情報により、フランスにおいて羊(肉用)にもダイオキシン汚染飼料が与えられた疑いが強いことから、現在、対応を講じている鶏肉、鶏卵、豚肉、牛肉及び牛乳(それぞれ加工品を含む。)に加え、フランス産羊肉(加工品を含む。)についても同様の対応を講じることとしたのでお知らせします。

参考1 本件に関する現在までの対応

(1) 検疫所に対し、当該品の輸入届出があった場合、輸入手続きを保留し、厚生省に連絡するよう指示。輸出国に対し、今回の汚染問題との関係について調査の上、問題がなければ輸入を認める。

(2) 本年1月15日以降に当該品の輸入実績がある輸入者に対し、状況が確認されるまでの間、販売自粛及び流通先への情報提供を指導する(本年1月14日以前にとちく処理、又は製造加工されたものを除く。)とともに、輸出者に対し今回の汚染問題との関係について調査するよう指示。

(3) 各国産品に対する対応状況

  鶏肉 鶏卵 豚肉 牛肉 牛乳 羊肉
ベルギー産
オランダ産
フランス産

注)   ○について、上記(1)、(2)と同様の対応を実施する。
 いずれの品目も、加工品を含む。
 なお、ベルギー産鶏卵については、卵の含有が2%以上の食品を含む。

参考2 我が国へのフランス産の羊肉の輸入量; 約30トン (0.2%)

注)   平成11年1月1日〜6月1日に輸入届出があったもの
 カッコ内は、平成9年同時期の当該品目の総輸入量に対する割合


照会先:厚生省生活衛生局
    森田 乳肉衛生課長
担当者:滝本(内線2473)


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