平成１１年４月２８日(水)

１．平成１１年度の退職者医療拠出金に係る概算拠出率は ６．９３８１２‰

（算定方法）

	平成１０年度	平成１１年度
標準報酬総額の見込額（Ａ）	１，６８８，５５４億円	１，６６９，２５９億円
被用者保険等拠出対象額の見込額（Ｂ）	９，４１９億円	１０，２２１億円
退職者等に係る老人医療費拠出金（Ｃ）	１，２０６億円	１，３６１億円
概算拠出率（Ｂ＋Ｃ／Ａ）	６．２９２５４‰	６．９３８１２‰

注１：（Ａ）の額は、被用者保険の各保険者からの報告額（平成１１年４月から平成１２年３月までの１年分）を算出した。

注２：（Ｂ）の額は、各市町村及び各特定健康保険組合からの報告額（平成１１年４月から平成１２年３月までの１年分）を集計して算出した。

【参考】

人当たり医療給付費	２９６，８７８ 円
１人当たり保険料	９３，９０７ 円
対象者数（年間平均）	５，０３５ 千人

２． 社会保険診療報酬支払基金は、この率により各被用者保険等保険者の概算拠出金の額を算定のうえ、各保険者に納付通知し、同額を徴収する。

１．標準報酬総額見込額及び対前年度伸び率

（10’見込）	⇒	（11’見込）
1,688,554 億円		1,669,259 億円	▲１．１４％

２．被用者保険等拠出対象見込額及び対前年度伸び率

（10’見込）	⇒	（11’見込）
９，４１９億円 （10,625億円）		１０，２２１億円 （11,582億円）	８．５１％ ( 9.01%)

注:（　）は、平成１０年国民健康保険法改正後の額である。
（老人分を含んだ額である）<

３．保険料見込額及び対前年度伸び率（市町村分）

（10’見込）	⇒	（11’見込）
４，０８０億円		４，５０９億円	１０．５１％

４．医療費総額及び対前年度伸び率（市町村分）

（10’見込）	⇒	（11’見込）
１兆６，０１６億円		１兆７，７７０億円	１０．９５％

５．給 付 率

（10’見込）	⇒	（11’見込）
８２．３９％		８１．０２％

６．退職被保険者等数及び適用率（平成１０年９月末現在）

　本人 ３１９ 万人
　家族 １４３ 万人
　合計 ４６２ 万人 （適用率 １１．４０％）

（注）
・特例退職被保険者等数は含まれていない。
・適用率とは、市町村全体の全被保険者数に占める退職被保険者等数の割合である。

７．特定健康保険組合の数及び適用者数

・平成１１年４月１日現在	７１組合
・特例退職被保険者等数	２２６千人	（平成１０年８月末現在）

・	被用者保険代表が参加できる対象市町村数	５８４ 市町村
	うち、条例改正済市町村数	５２８ 市町村
・	被用者保険代表が参加している市町村数	５２５ 市町村

９．一人当たり医療給付費（特例退職被保険者等を含む）及び対前年度伸び率

（10’見込）	⇒	（11’見込）
２８９，１３０円		２９６，８７８円	２．６８％

10．一人当たり保険料（特例退職被保険者等を含む）及び対前年度伸び率

（10’見込）	⇒	（11’見込）
９０，５３９円		９３，９０７円	３．７２％

11．制度別各保険者の概算拠出額

政管健保	４，９９８億円
船員保険	３１億円
健保組合	４，４２２億円
共済組合	１，６１５億円
国保組合	１０９億円
──────────
合 計	１１，１７４億円	・・・	（注）特定健保に係る控除後の額である。 単位未満四捨五入のため、合計と不一致の場合がある。