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平成11年4月13日

遺伝子治療臨床研究(がん)審査ワーキンググループ(第8回)・
がん遺伝子治療臨床研究作業委員会(第6回)の概要


1.本日午前10時より12時まで、厚生省特別第二会議室にて、標記ワーキンググループ・ 委員会の合同会議を行った。

2.議事内容は次のとおり。

(1)平成11年4月8日付けの「千葉大学医学部附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画に対する再意見」への千葉大学医学部附属病院からの回答及び実施計画の変更について、事務局より説明があり議論が行われた。
 今後、委員長とりまとめの上、厚生科学審議会及び学術審議会の手続きを進めることとされた。

(2)事務局より、東京大学医科学研究所附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画(肝がん)に係る各委員からの意見について説明があり、委員会としての意見書がとりまとまった。今後、事務局より施設に送付することとされた。

(3)財団法人癌研究会附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画についての今後の取り扱いについて議論が行われた。その結果、再度意見書をとりまとめて、事務局より施設側に伝達し、施設側より回答を求めることとされた。

3.次回の合同会議は、平成11年5月頃(期日未定)に開催することとされた。


遺伝子治療臨床研究(がん)審査ワーキンググループ(第7回)
がん遺伝子治療臨床研究作業委員会(第5回)議事要旨


1 日 時 平成11年3月9日(火) 10:00〜12:00

2 場 所 文部省5B会議室

3 出席者

( 委 員 ) 寺田主査・委員長、上田、小澤、笹月、高久、豊島、野口、幕内、山岡、吉倉の各委員
( 事 務 局 )  磯田研究助成課長、宮嶌科学研究費助成企画室長、川上学術調査官、田中研究助成課課長補佐他 (文部省)
高山バイオテクノロジー専門官他 (厚生省)

4 議事概要

(1)事務局より、東京大学医科学研究所附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画(肝がん)について説明があった。また、先に開催された学術審議会遺伝子治療臨床研究専門家委員会、厚生科学審議会端医療技術評価部会での意見等についても説明がなされ、各委員の作業分担について、別添のとおり了承された。
 さらに、今後の審議の進め方について意見交換が行われ、3月末を目途に各委員から実施計画に対する意見を事務局に提出することとされた。

(2)平成10年11月30日付けの「千葉大学医学部附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画に対する意見」への千葉大学医学部附属病院からの正式回答及び実施計画の変更について、事務局より説明があり、議論が行われ、第II相臨床研究での実施に関することなど、再度確認等すべき事項について、2週間後を目途に各委員より事務局まで提出することとされた。その後各委員の確認のもと、事務局より施設側に伝達し、施設側より回答を求めることとされた。

(3)平成10年11月30日付けの「財団法人癌研究会附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画に対する意見」への財団法人癌研究会附属病院からの回答について、審議の参考人として招致したこの実施計画の総括責任者より説明を受け、議論が行われ、インフォームドコンセントに関することなど、再度確認等すべき事項について、2週間後を目途に各委員より事務局まで提出することとされた。その後各委員の確認のもと、事務局より施設側に伝達し、施設側より回答を求めることとされた。

(4)次回は平成11年4月13日(火)午前に開催することとされた。


別添

東京大学医科学研究所附属病院の遺伝子治療臨床研究実施計画(肝がん)

委員名 担当分野(評価項目)
寺田雅昭委員 主査・委員長(総括)
基礎
小澤敬也委員 有効性・安全性(ウイルス・ベクターの安全性など)
笹月健彦委員 有効性・安全性(免疫、遺伝子の種類・構造)
吉倉 廣委員 有効性・安全性(一般毒性、遺伝子の種類・構造、規格、製法など)
臨床
(化学療法)
上田龍三委員
実施計画、有効性など
(肝がん)
山岡義生委員
対象疾患及びその選定理由、実施計画
全般
高久史麿委員 ───
豊島久真男委員 ───


連絡先
厚生省大臣官房厚生科学課
 担当 西沢(内3803)
    尾崎(内3807)
 電話 [現在ご利用いただけません](代表)
    03ー3595ー2171(直通)


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